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取り柄がないのが辛い…誰でも簡単「自分の長所の見つけ方」8選

大山奏

大山奏K.Ohyama

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目次

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1:「取り柄がない」の意味は?

「私には何の取り柄もない」というふうに使われる「取り柄」という言葉。正確にはどんな意味なのでしょうか。まずは、取り柄の正しい意味を辞書でみてみましょう。

とり‐え【取(り)柄/取(り)得】

とりたててすぐれた点。長所。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

つまり「取り柄がない」というのは、人より優れている部分がないという意味。他人より優れていたいと思う人は多いでしょう。だからこそ取り柄がないと落ち込んだり悩んだりしてしまうのです。

2:取り柄がないのが辛い…自分の長所の見つけ方8つ

取り柄がないことに思い悩んで、「自分が何のために生きているのかわからない」なんて考え始めると、辛くなってしまいますよね。自分の取り柄に気づくにはどうすればよいのでしょうか。

(1)友達や家族に聞いてみる

自分のことは自分がいちばんよくわかっていると思い込みがちですが、そんなことはありません。むしろ自分のことだからこそ、まったく正しく評価できていないことも往々にしてあります。

客観的に自分の能力を判断してもらいたいなら、身近にいる人に聞いてみるのがいちばんです。仲のいい友達や家族に、「私の取り柄って何だと思う?」と聞いてみましょう。

(2)趣味=取り柄

趣味があっても、何かの役に立たないと取り柄とは言えないと思ってしまっていませんか。そんなことはありません。たいていの人は趣味に時間をかけています。自分の好きなことだからこそ、知らず知らず時間を割いているのです。

そして、その趣味は、人と比べると優れているものにつながることが多いです。寝ることが趣味だったとしたら「いつでもどこでも眠れる」のが取り柄になります。食べることが趣味で「一目でおいしい料理か当てられる」なんて特技がある人もいるかもしれません。

(3)子どものころ褒められたことを思い出してみる

人の性格は、意外と小さなころから変わっていないことも多いです。子どものころは、親や先生など、周りの大人がたくさん褒めてくれたことでしょう。どんなことで褒められたのかを思い出してみてください。

「我慢強い」とか「笑顔がかわいい」とか「素直だね」と褒められた経験があるのなら、それは今もあなたの長所である可能性が高いです。

(4)できることを書き出す

人は自分ができることより、できないことに目が向きがちです。そうしてできることを軽視してしまうがゆえに、何も取り柄がないと感じてしまうのです。

紙とペンを用意して、できることを思いつく限り書き出してみてください。どんな些細なことでもかまいません。毎日会社に行けるとか、60秒を正確にカウントできるとか。できることを書き出してみると意外と多いことに気がつくはずです。そしてそれはすべてあなたの魅力でもあるのです。

(5)ブログや動画で探す

今やインターネットで世界中とつながることができる時代です。個人でブログや動画を発信している人も多いですよね。それらを見ていると、「これなら、私にだってできる」と思うようなことはありませんか。

例えば、料理の動画を見ていて「私ならここでもうひと手間加えるのにな」と思ったのなら、それはあなたが気づいていないあなたの取り柄のひとつかもしれません。インターネットを見るときには、こういう視点をもってみるとよいですよ。

(6)自分を分析してみる

自己分析ができる本などもたくさん売られています。それらを読み漁っていくうちに、自分はどんな性格でどんな能力があるのかを正確に把握できるようになるでしょう。

ポイントは、自分をなるべく客観的に評価すること。「本にはこう書いてあるけど、私はそんなに能力は高くない」なんて悲観的に見てはダメですよ。

(7)気になるものに片っ端から手をつけてみる

今取り柄がないのが辛いなら、取り柄を探すためにたくさん行動してみてはいかがでしょう。ちょっと気になると思うことがあったらすぐに始めてみるのです。

100個体験してみれば、自分に合いそうなものがひとつくらいは見つかるかもしれません。また、100個でダメなら1,000個試せばいいだけです。

(8)ないならつくる

取り柄は自分でつくることも可能です。「〇〇ができるようになりたい」「〇〇な人になりたい」「〇〇ではだれにも負けたくない」など、取り柄にしたいことを考えてみてください。

それが決まったらあとは努力するだけです。取り柄がないと悩み続けているよりも、目標をつくって努力している時間のほうが何倍も有意義ですよ。

3:取り柄は見えにくい

ほかの人からみたら「あの人って〇〇がすごいよね」と明確にわかるのに、本人は気づいてないなんてことはよくあるはず。取り柄ってそんなふうに、自分では気づきにくくて見えないものなのです。

そして別に取り柄がなくても人は生きていけます。「取り柄がない」と悲観的になりすぎないように気をつけてくださいね!