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浴衣デートがイマイチ盛り上がらない理由5つ|男子が浴衣デートを嫌がるのはなぜ?

桃倉もも

桃倉ももM.Momokura

目次

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1:浴衣デートしたのに盛り上がらない…なぜ?

浴衣を着てお出かけする浴衣デートは、夏のカップルイベントとして、テンション上がりますよね。しかし、思ったほどには盛り上がらなかった……なんていうことはありませんか? 筆者も昔、張り切って浴衣を自分で着付け、デートに挑んだものの、数時間だけ一緒に居て、あっさり解散してしまった経験があります。

浴衣デートが盛り上がるというのは迷信なのでしょうか。そこで今回は、浴衣デートが盛り上がらない原因を一緒に考えていきましょう。

2:男子が浴衣デートを嫌がる理由5つ

浴衣デートが盛り上がらないのは男子がノリ気ではないからかもしれません。男子が浴衣デートを嫌がる理由とはいったい何なのでしょう。

(1)着付けが大変

普段着と違い、浴衣を着るのはひと苦労。着物の比ではありませんが、初めてならもちろん、年に1~2度しか着ないくらいだと、けっこう苦戦するものです。しかも、デートの途中着崩れてきたりしていまうことも。これではデートに集中できませんね。

(2)食べたり飲んだりしにくい

浴衣を着ての飲食は、いつものようにはいきません。袖が長いので、注意なければテーブルの上の食べ物などがついてしまいます。また、たくさん食べてしまえば、締めた帯で苦しくなります。ズボンのベルトのように緩めればいいというわけにはいきません。好きなものを好きなように飲み食いできないのは、かなりのストレスなのです。

(3)暑い

一見涼しそうにも見える浴衣ですが、実はけっこう暑いもの。風通しが悪く内部に熱がたまりやすいのです。普段から着慣れてもいないので、体温調節が難しく、また一度汗をかいてしまうと、なかなか乾かずに不快な思いをする場合も……。

(4)お手洗いに行きにくい

暑い時期ですから、水分補給は欠かせないもの。しかしそうなると困るのはトイレ問題。男性の小用ならいいですが、それ以外は裾問題など、トイレに行くのもひと苦労ですよね。

(5)歩きにくい

とにかく歩きにくいです。裾が長く、足を一歩前に出すだけでも大変。しかも下駄は固いし、鼻緒で擦れてしまうことも。痛いし疲れるしで、もうイライラが募る……なんてこともあるあるです。

3:浴衣デートが盛り下がる瞬間5つ

ここからは、浴衣デートが台無しになってしまう瞬間をご紹介します。

(1)歩き続けて疲れる

浴衣デートは、花火大会や夏祭りなど、人が多いイベントに行くことが多いですよね。タクシーにもなかなか乗れず、歩くしかない。混雑している上にしかも暑い中、慣れない履き物で歩かなければいけない……。疲れてテンションが下がるのは言うまでもありません。

(2)意外と汗臭い

「浴衣は少し汗をかくだけで臭いが気になる」という人も。デート中、相手が汗臭いのも萎えますし、自分も汗臭いのではないかと、つい気になってデートに集中できなくなってしまいます。

(3)着崩れを気にしすぎ

筆者も何度か自分で浴衣を着付けたことがありますが、素人がひとりでやると、けっこうな割合で着崩れを起こしてしまいます。せっかくの浴衣デート、着崩れているなんてカッコ悪いですよね。だからといって、崩れるたびに毎回トイレで着付けを直していたら、時間だけがあっという間に過ぎてしまいます。

(4)メイクが浴衣に合っていない

普段のメイクと浴衣が合っていないことに気づくのは、ほとんどが支度を終えた後。筆者もかつて、「今日リップ濃すぎたなぁ」と家を出たあとに気付いたことがあります。完璧な姿でデートに行けないのは、女性にとってそれだけでテンションの下がることです。

(5)エッチができない

浴衣デートの最中に、ついエッチなモードが入ってしまうカップルも多いのではないでいしょうか。途中で「ちょっと休憩していかない?」と、誘ってみたりなんて……。

しかし、少し冷静になって考えてみると、脱いだ浴衣をもう一度着るのがめんどくさい……となってしまうのです。しかも浴衣は体にぴったりついているわけで、汗や屋台のニオイなどをバッチリ吸収しています。それをエッチのあと、もう一度着るのもちょっとイヤ……となると、浴衣なんて着てこなければよかった!となってしまうのです。

4:浴衣デートじゃないほうがいい!浴衣を楽しめるシチュエーション3つ

浴衣デートは思っていたより盛り上がらないことも……。しかし、浴衣デート以外に浴衣を楽しめる方法はたくさんあります。

(1)女友達と風情ある街を食べ歩き

いちばん楽しいのは、気の置けない女友達と、浴衣姿でお散歩すること。自撮りも思う存分できますし、食べ歩きをするのも余裕。京都や浅草など、昔ながらの風情のある街には、着物レンタルショップで浴衣の貸し出しがされています。しかも着付けをしてくれて、一式1日2~3000円程度のところも。

(2)屋形船

浴衣姿で屋形船でお食事もオツです。川辺は風が涼しいですし、食事処に冷房が効いている船もあります。カップルというよりも、複数グループでワイワイが楽しいかもしれませんね。

(3)撮影会

おでかけもいいですが、写真に残すだけでも素敵な思い出になります。プロに着付けしてもらい、専用のスタジオなので美しい自分の浴衣姿を写真におさめる……というのも浴衣を楽しむ方法のひとつです。

5:まとめ

浴衣デートは夏の定番ですが、今年は新型コロナウイルスの影響で、夏祭りや花火大会などが開催中止になっており、思うような浴衣デートはできなかったのではないでしょうか。

とはいえ、暑いこの時期にしか着られない浴衣を楽しみたいという人もいるでしょう。浴衣も年々進化していて、涼しい素材のものや、脱着がしやすいもの、苦しくなりにくいものなどがあります。そういった浴衣を選んでみるというのもおすすめですよ。