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自己啓発とは?その目的と具体的な方法例、役に立つおすすめ本5つ

大山奏

大山奏K.Ohyama

目次

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1:自己啓発とは?

大きな本屋さんにおいて自己啓発本コーナーは、かなり充実していて、びっしりと本が並んでいます。またAmazonなどのオンラインショップでも、自己啓発本は人気のジャンルのひとつです。

「自己啓発」とは、簡単にいえば「自分を高めること」。「高める」にもいろいろな種類がありますが、自己啓発の場合、精神的な成長や考え方を学び実行すること全般をいいます。

成功者の考え方について書いてある本を読むのも自己啓発ですし、お金のことを勉強するためにセミナーへ参加するのも自己啓発です。一方、恋愛の具体的なテクニックや筋トレ法を学ぶことなどは、自己啓発ではありません。

2:メリットは?自己啓発の目的5つ

(1)自分に何が足りないのかを知れる

「自分は何をやってもうまくいかない」「毎日楽しくない」と、もやもやしている人は、自分が理想とする生き方をしている人の考え方を学んでみましょう。そして、その人と自分の思考がどう違うかを分析していきましょう。自分に足りないものがわかれば、それを足せばいいだけ。楽しい人生は目前でしょう。

(2)ビジネスが成功する

これから起業したい、副業で成功したいと思っている人は多いでしょう。自己啓発をする人の多くは、ビジネスの世界で成功したいと考えるもの。ビジネスシーンでは日々新しいものが生まれていますが、根本的な原理は同じ。過去の事例からそれを学ぶと、自分のビジネスに活かすことができるようになります。

(3)人間関係を円滑にする

人間関係や恋愛での悩みが尽きないという人もいるでしょう。人間関係を円滑にするための考え方を学ぶことも自己啓発になります。人はどのように考えているのか、どう付き合えば良いのかなどがわかれば、今までとはまったく違うアプローチができて、良好な人間関係が生まれます。

(4)精神的に大人になれる

自己啓発とは、今の自分よりも精神的に成長することをいいます。自己啓発を実践している人で、子どもっぽい人はいないといえるでしょう。子どものように自由に夢のことを語る人はいますが、ワガママをいって駄々をこねるようなことをする人はいません。自己啓発をしている人は、達観している人が多いのです。

(5)人生の目標を見つける

特に大きな悩みはないけれど、なんとなく人生を生きていて、生きがいや目標がないという人もいるでしょう。それはそれで幸せかもしれませんが、自己啓発を通して、人生の目標を見つけることもできます。それも、ただ年収1000万円以上になるというようなことだけではなく、もっとスケールの大きい目標です。

3:具体的にどんなことをする?自己啓発の方法例5つ

(1)自己啓発本を読む

いちばん手軽に始められる自己啓発は、本を読むことです。エンターテイメント性の高い小説やエッセイなどではなく、ビジネス書や「ザ・自己啓発本」といわれるようなタイトルがいいでしょう。「今すぐ自己啓発を始めたい!」と思ったら、本屋さんに行くか、ネットで気になる本を探してみてください。

(2)セミナーに参加する

自己啓発関連のセミナーもたくさん開催されています。あなたが尊敬する人がセミナーを開催しているのであれば、それに参加してみても良いでしょう。オンラインセミナーやメールマガジンなどから始められるものもあるので、いろいろな人の考え方を知って、自分の目指したい方向を見定めてみてはいかがでしょう。

(3)成功者に話を聞く

成功した人から、その秘訣や習慣について直接話を聞くことも、立派な自己啓発です。特に大きな業績を残していなくとも、あなたが心から尊敬できる人であれば良いのです。多少なりとも人から憧れられて、イキイキと輝いて生きている人は、必ずそれなりの行動をしているものです。

(4)学んだことを実践してみる

せっかく学んだ知識でも、実際に使ってみなければないのと同じです。本を読んだり、話を聞いたりした中で「なるほど!」と思ったことは、その日から実践してみましょう。大切なのは実践を通してさらに自分で気づきを得ることです。

(5)してみたいことにチャレンジする

自分のしてみたいことにチャレンジするというのも、立派な自己啓発になります。もちろん、自分を高めてくれるようなものを選びましょう。例えば資産運用や資格取得のために勉強、また副業でプチ起業してみるなどです。

4:自己啓発におすすめ本3選

(1)『筋トレは必ず人生を成功に導く』Testosterone

『筋トレが最強のソリューションである』の著者、Testosterone氏の本です。この本は筋トレのやり方ではなく、筋トレを通した人生の考え方を教えてくれます。この本を読み進めていくうちに、筋トレをしないことが損だという気持ちになってくるから不思議です。

(2)『世界の大富豪2000人がこっそり教えてくれたこと』トニー野中

著者のトニー野中さんが、実際に世界のあまり知られていない大富豪の人たちと会い、話してきたことからわかった人生の歩み方が書かれています。筆者がこの本を読んで「早速今日から実践してみよう」と思ったことは、「運が良い」を口癖にすることです。また結婚相手を見つけるときのポイントや、成功する女性についても書かれていますよ。

(3)『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう』トム・ラス

自分の長所を知りたい人におすすめの本です。この本ではドナルド・O・クリフトン博士が作成した、自分の長所を知るためのアセスメント(=評価分類)「ストレングス・ファインダー」に改良を加えた「クリフトン・ストレングス・ファインダー」の結果をどのように活かせばいいのかを解説してくれています。

人は、自分の短所をなくそうと努力ばかりしますが、実際には短所をなくすことより長所を伸ばすことに力を入れたほうが、仕事も人間関係も人生も楽にうまくいきます。

他にも、最近シリーズで販売されていて人気なのが、『1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365』。タイトルのとおり、社会人として身につけておきたい教養がコンパクトにまとめられている本です。気になる本はぜひ手に取って読んでみてくださいね。

5:自己啓発って難しそう?

自己啓発って言葉はちょっととっつきにくい感じや、なんとなく怪しそうなイメージを持っている人もいるかもしれません。ですが、多くの自己啓発は、人類が長年生きてきた上で獲得した先人の知恵を学ぶ内容になっています。

最初から遠ざけてしまうのではなく、気になるものを見つけたら、ぜひ一度調べたり読んだりしてみてくださいね!