ししゃも足とオサラバしたい！ふくらはぎが太くなる理由と改善方法

1：ししゃも足とは？その特徴も

「ししゃも足」とは、ふくらはぎ部分の筋肉のつきかたやむくみなどによって、足が魚の「ししゃも」のように見える状態。主には「ヒラメ筋」といわれる筋肉や、その上部にある「腓腹筋」が発達していることが原因です。

特徴としては、ふくらはぎが盛り上がって見えたり、触るとカチカチに固まっているということが挙げられます。

2：ヒールのせい？ししゃも脚になる理由

（1）偏った重心で立つ

偏った重心で立つクセがあると、脚の筋肉のつきかたにも影響が表れます。特定の筋肉に負荷がかかれば、そこが発達しやすくなるのです。立つときにふくらはぎに強い負荷がかかる立ち方が習慣になっていると、ししゃも足になりやすいです。

（2）ヒールを無理して履いている

足に合わないハイヒールを無理して履き続けていることも、ししゃも足の原因に。ふくらはぎに力が入ってしまい、そのぶん筋肉が硬くなり、張りやすいのです。

（3）歩き方に変なクセがある

歩き方に変なクセがついてしまっているときにも、ししゃも足を招くことがあります。特に、ふくらはぎを酷使する歩き方だと、歩くたびにふくらはぎの筋肉をトレーニングしていることに。

（4）ふくらはぎがむくんでいる

長時間に及ぶ立ち仕事や座りっぱなしの時間が長いなどの理由から、足がむくむと、ふくらはぎがパンパンに張ってしまいます。それを放置していると、だんだんとその太さが定着してしまい、ししゃも足へとまっしぐらです。

3：マッサージや筋トレも！ししゃも足を改善する方法5つ

（1）重心を後ろにかけすぎない

立っているときでも、歩いているときでも、重心を後ろにかけすぎてしまうと、ふくらはぎに負荷がかかりやすくなります。とはいえ前重心になりすぎると、首こりや肩こりなど別の問題が出てきますので、バランスよく、中心に重心がくるように意識しましょう。

（2）膝を前に出して歩かない

歩くときに膝を前に出して歩くクセがあると、ししゃも足になりやすいといわれています。正しい歩きかたを身につけましょう。歩くときには、みぞおちから足が生えているようなイメージで足を出すと、膝が前に出にくくなるでしょう。

（3）ふくらはぎのストレッチを習慣にする

ふくらはぎのストレッチを習慣にすることで、日々の筋肉の疲れをリセットさせましょう。筋肉のバランスが整い、ふくらはぎが硬くなるのを防ぎます。ただしふくらはぎは、無理をして伸ばすと筋肉を傷めてしまうこともあるため、じんわりと心地いいくらいのストレッチを続けていくのがおすすめです。

（4）ふくらはぎをマッサージする

ふくらはぎがむくんでいるならば、マッサージも有効です。入浴時や入浴後など、血行が良くなっているタイミングで、ふくらはぎの筋肉を優しくもみほぐしましょう。マッサージをする際には、肌を傷めないよう、ボディミルクやオイルなどを用いると安心です。

（5）湯船に毎日入る

もしも毎日シャワーだけで済ませているならば、湯船に浸かる習慣に変えるのも、ししゃも足の対策に。適度な水圧によって巡りの改善効果が期待できるほか、全身を温めることで血行が促進され、筋肉の張りも取れやすくなります。

4：スキニーパンツはNG？ししゃも足さんにおすすめのボトム3選

（1）ロングフレアスカート

見せたくないししゃも足は、隠してしまうのがいちばん！　ふくらはぎの太さが隠れるギリギリ丈のフレアデザインのロングスカートなら、軽やかさをキープしながら、揺れる裾によって、目くらましができます。

スリット入りのロングスカートもおすすめ。縦に入ったスリットのおかげで、気になるふくらはぎがほっそりと見える視覚効果が期待できます。

（2）ひざ下がまっすぐのパンツ

ふくらはぎのラインを拾わない、ストレートパンツなら、気になるところが丸っとカバーしてくれます。

ワイドパンツでもOKですが、下半身ごと太って見えてしまうというデメリットも。軽く、薄手の素材を選んで軽快さを出すと着痩せ効果が狙えます。

（3）テーパードパンツ

腰回りがゆったりとつくられ、裾にいくにつれ、ほっそりとしたシルエットのテーパードパンツも、ししゃも足をカバーするのに最適なボトムスです。足首がのぞく丈であれば、春夏でも軽やかに着こなしやすく、スタイルアップ効果も狙えるでしょう。

5：「ししゃも足」をスラッと美脚に

ししゃも足は、日々のお手入れだけでなく習慣を変えることでも改善が見込めます。憧れのスラッとした美脚に近づけるためには、継続した努力が重要。そして、ししゃも足になる原因には個人差もあります。自分の足がなぜ「ししゃも」になるのか、原因を探って改善していくことが、美脚への近道です！