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従姉妹との恋愛ってアリなの?従姉妹を異性として見たことある割合を調査

大船くじら

大船くじらK.Ofuna

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目次

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1:従姉妹を異性として見たことがありますか?

女性であれば、親戚のお兄さんなどにときめいたりした経験があるひともいるかもしれません。それは男性であってもこと。しかし淡い恋心ではなく、実際に異性として意識することはあるのでしょうか。

そこで今回『MENJOY』では、20~40代の男性456名を対象に、独自のアンケート調査を実施。「従姉妹のことを恋愛対象として考えたり、惹かれたりしたことはありますか?」という質問をしてみました。

結果は以下のとおりです

ある・・・75人(16%)

ない・・・381人(84%)

8割以上の男性は、従姉妹を恋愛対象として見たことがない、という結果がでました。しかし実数としては75人、2割に近い人はそういった経験があるというもの。それなりの数が存在すると考えられるのではないでしょうか。

2:従姉妹との恋愛はアリ?ナシ?男女の本音3つ

(1)法律で認められているし、あり

「日本の法律でも従姉妹との結婚は認められているし、個人的にはありかなと思っています。昔はいとこ同士で結婚するのも珍しいことではなかったらしいですし。

従姉妹っていっても、兄妹のような関係で育つ人もいれば、ほとんど交流がないまま成長する人もいますよね。関係性によっては恋愛関係になるのも理解できるし、それほど違和感はないですね」(Iさん・26歳/男性)

(2)血縁関係で付き合うなんて、なし

「従姉妹って血縁関係のある相手じゃないですか、自分にとっては身近な親戚っていう感じなので、恋愛関係になるって信じられないですよ。

極端なことをいってしまえば、実のお兄ちゃんや弟と恋愛関係になるのと同じくらい絶対にあり得ないこと。想像するだけで、なんだか気持ち悪くなっちゃいますね」(Fさん・24歳/女性)

(3)好きになったらしかたない

「人を好きになるって理屈じゃないと思うんです。思いもよらない相手を好きになってしまうことってありますよね。僕は従姉妹を恋愛対象として見れませんけど、いとこ同士のカップルがいても理解できます。

従姉妹しか恋愛対象にならないって人なら、変わってると思いますけど、好きになった相手が、たまたま従姉妹だったならしかたないんじゃないかな」(Nさん・25歳/男性)

3:従姉妹との恋愛のメリット3つ

(1)昔からよく知っている

従姉妹のことは、小さいころから知っていて、兄妹のようにお互いを理解しているという人もいるのではないでしょうか。従姉妹と恋愛するメリットのひとつが、お互いを理解し合えていること。

知り合って間もない相手との恋愛のように、恋人になってから「こんな人だと思わなかった」というギャップに悩まされる心配は少ないでしょう。

(2)相手の家族との関係が楽

恋人の家族と会うのは「緊張するし苦手」という人もいますよね。価値観や習慣などは、それぞれの家庭が独特の世界観を持っているもの。それが自分と合うとは限りません。

従姉妹の家族は、もともと自分にとっても親戚。打ち解けられるかを心配する必要はありません。従姉妹との恋愛に反対されていない限りは、関係を築くのに苦労しないでしょう。

(3)特別な恋愛を味わえる

いわゆる普通の恋愛に退屈している人もいるのではないでしょうか。ありきたりではない、ロマンティックな恋に飢えている人には従姉妹との恋愛は向いているはず。

血のつながりのある従姉妹同士という特別なシチュエーション。家族の反対や、おもしろおかしく見る周囲の目、ふたりを取り巻く環境は今までしてきた恋愛にはないドラマチックなものになるでしょう。

4:従姉妹との恋愛のデメリット3つ

(1)家族に反対される可能性がある

血族意識の強い一族などでない現代的な家庭であれば、従姉妹とつき合うと家族に報告すると、反対される可能性が高いでしょう。親戚同士で恋愛関係になることに抵抗感がある人は多いものです。親の立場で考えると、自分のきょうだいの子供と付き合うことになるのですから、違和感を覚えるのもしかたありません。

(2)周囲の視線が気になる

従姉妹とつき合っていると聞くと、多くの人は興味をひかれます。一般的には従姉妹と交際するというのは異色なこと。そのため、変わったものを見るような目で見られることもありますし、悪意に満ちたうわさを流す、心ない人もいるもの。そっとしておいてほしいと思っても、周囲の人の話のネタになってしまうのは避けられないでしょう。

(3)別れたあとも顔を合わせる

従姉妹とつき合っても、うまくいかずに別れる場合もあるでしょう。通常のカップルなら、二度と口もききたくないと思えば、今後の交流を断てばすみますが、従姉妹とはそうはいきません。もとは親戚同士、破局後も顔を合わせる機会が訪れます。自分たちはもちろん、お互いの家族も気まずいものです。

5:従姉妹と結婚した有名人3選

(1)渋沢栄一

2024年に発行される新一万円札の顔になることで、最近話題の渋沢栄一。「近代日本資本主義の父」とよばれ、現在でも名を知られている有名企業の設立に携わっている人物です。日本赤十字の設立や、関東大震災の際には大震災善後会副会長として寄付金集めに尽力するなど社会活動にも熱心でした。

渋沢栄一は1858年、18歳のときに従姉妹のちよと結婚しています。1882年にちよがコレラで亡くなるまで、結婚生活は続きました。

(2)芥川比呂志

俳優、演出家の芥川比呂志は、作家の芥川龍之介の長男として1920年に生まれました。演劇界では伝説的公演といわれている「ハムレット」で主演を務め、貴公子ハムレットとあだ名がつくほど絶賛されました。劇団四季の名付け親としても有名です。

そんな芥川比呂志は父の姉・ヒサの娘で、従姉妹にあたる瑠璃子と結婚しています。

(3)アルベルト・アインシュタイン

相対性理論で有名な物理学者アルベルト・アインシュタイン。生涯で二度の結婚をしているアインシュタインの二度目の結婚相手、エルザは彼にとって従姉妹にあたります。

アインシュタインは当初、エルザの娘に求婚しましたが、断られてエルザにのりかえたとのことです。浮気性として知られるアインシュタインでしたが、エルザとの結婚関係は生涯にわたって続きました。

6:従姉妹と恋愛するならデメリットを把握しよう

恋とは突然、意外な形で訪れるもの。その相手が従姉妹ということもあるかもしれません。お互いが愛し合っているなら、従姉妹同士の恋愛もアリだと思いますが、そこにはデメリットもあることを十分に認識する必要があります。