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おばさん体型とは?特徴とカバーするおしゃれファッション

松田優

松田優Y.Matsuda

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目次

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1:おばさん体系は何歳から?

いわゆるおばさん体型は、30歳を節目に増えてくるといわれています。自分はまだまだと思っていても、気づいたら体型が変わっていたなんてことも。

そこで今回『MENJOY』では、20~40代の女性326名を対象に、独自のアンケート調査を実施。「自分のことをおばさん体型だと思いますか?」という質問をしてみました。

結果は以下のとおりです。

思う・・・181人(55.5%)

思わない・・・145人(44.5%)

「おばさん体型だと思う」人が半数を超えています。またアンケート結果を年代で分けてみても、割合はそれほど変わりませんでした。20代も40代も、半数以上の人が自分のことを「おばさん体型」だと思っているようです。実際におばさん体型かどうかはともかく、自分の体型に自信が持てないという人が多いのでしょう。

2:おばさん体型の特徴6つ

肥満体型とおばさん体型は、似ているようですが別物です。当てはまる項目がある人は、もしかしたら周りからおばさん体型に見えてしまっているかもしれません。

(1)猫背(背中がもっこりしている)

背中というのは、若いときにはお肉がつきにくい箇所。筋肉が減ることで背中にお肉がつきやすくなり、それによっておばさん体型に見えてしまいます。タイトなTシャツを着ると、ブラジャーの食い込みがはっきり見えてしまうなんていうことも……。

特に猫背の人は注意が必要です。猫背によってシルエットが丸く見えるだけでなく、背中の筋肉が落ちて、贅肉がつきやすくなるのです。おばさん体型回避のためにも、きれいな姿勢は常に心がけたいですね。

(2)二の腕が太い

二の腕のたるみもおばさん体型のサイン。若いときは多少太めでもハリが感じられますが、年齢とともに筋力が落ちると、だらんとした二の腕になっていきます。手を振るときにブルブルと揺れる二の腕が気になってきたら、要注意です。

(3)胸が垂れている

自覚しづらいですが、胸筋も年齢とともに衰えていきます。ブラを外したときの胸の位置が下がっていると感じたり、前よりボリュームが減ったと感じたら、胸筋の衰えが原因かもしれません。

(4)お腹たるんでいる

普段運動をしない人で、いちばん筋力が衰えやすいのがお腹です。お腹の筋肉が減ると内臓を支えられなくなって内臓が下がり、下腹部がぽっこりしてしまいます。下腹がたるんだ洋ナシ型は、おばさん体型の典型的な特徴といえるでしょう。

(5)お尻が垂れている

引き締まったぷりんとしたお尻は、若さの象徴。全身の筋力が落ちると、お尻を含めた下半身にも脂肪がつきやすくなります。腰回りが太くなり、太ももとお尻の境目も曖昧になったどっしりとした下半身は、典型的なおばさん体型です。

(6)首が短く見える

顔まわりや肩まわりも、年齢を重ねると脂肪がつきやすくなります。肩に脂肪がついて盛り上がると、首が埋まってスラリと見えなくなることも。また顔まわりに脂肪がついて輪郭が曖昧になってくると、より首が短く見えてしまいます。

3:薄着でもノースリーブでも!おばさん体型をカバーしておしゃれに見せる方法5つ

おばさん体型をカバーするには、隠すだけのコーデはNG。ただ隠してしまうと、丸みのある体型をさらに際立たせることになりかねません。薄着になる春夏は、特に体型カバーが難しい季節。悩み別に、おばさん体型を上手に生かしておしゃれをするコツをご紹介します!

(1)下半身が気になるなら上下のバランスを意識しよう

下半身のシルエットをごまかすなら、ワイドパンツやフレアスカートなどのボトムスがおすすめ。ただし、上半身もゆったりさせると全身が膨張して見えてしまいます。トップスはすっきりしたデザインのものを選び、上下でメリハリをつけるようにしましょう。

色のチョイスも重要です。この場合はすっきりさせている上半身をさらに引き締めるのが正解! 下半身にはあえて明るい色を使い、上半身にダークカラーを使ってしっかり引き締めましょう。

(2)腰やお腹周りが気になるならロング丈を活用しよう

ぽっこりしたお腹や腰回りをすっきり見せたいときは、丈が長めのカーディガンなどが活躍します。縦長のラインを強調することで丸みのあるシルエットから目をそらすことができるからです。

いつものファッションに一枚はおるだけでいいのでとっても楽ちん! 気になりがちなお尻のラインを隠すことができるので、取り入れやすいファッションです。

(3)くびれのないウエストは無理に隠さず印象付けよう

くびれに自信がない人は、裾を出したりメリハリのないワンピースなどでラインを隠しがちです。しかし実は思い切ってくびれを強調した服装をしたほうが、メリハリがついてシルエットがきれいに見えるのです。

トップスの裾を出さずにインする、丈の短いトップスでボトムスと段差を作る、ウエストが絞られたワンピースを着るなど、ウエストラインにメリハリが出せるよう工夫してみましょう。

(4)肩や二の腕カバーには袖やカーディガンを上手に使おう

二の腕を隠したい人は、袖の長さとタイトさに注意してみましょう。二の腕のラインがわかるようなタイトなデザインはNG。袖と腕の間にすき間を感じられる、広がりのあるデザインがおすすめです。

袖の長さは、いちばん気になる部分がちょうど隠れる長さがベスト。肘から先の比較的細い部分をあえて見せることで、二の腕の太さから目をそらすことができます。

ノースリーブもあきらめる必要はありません。カーディガンをはおらず肩にかけることで、肩のラインを隠し、二の腕を目立たなくすることができるでしょう。

(5)顔や首周りをすっきり見せるならシャープなデザインを選ぼう

顔や肩に肉がついてしまい首周りがすっきりしないという方は、Vネックやスクエアネックのトップスを選びましょう。シャープなデザインで丸い印象を和らげることができます。

暑い季節、できれば明るい色を着たいけど膨張して見えるのが不安ですよね。そんなときは、首周りが大きく開いたものを選び、インナーに黒などの引き締め色を使いましょう。首周りをすっきり見せつつ、明るい色を楽しむことができます。

4:まとめ

できればなりたくないおばさん体型。食事や運動で回避するのがいちばんですが、もし体型が気になってきても、おしゃれをあきらめる必要はありません。今の自分に似合うファッションを見つけて、いつまでも人生を楽しんでいきたいですね。