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自尊心の意味は?高める習慣とプライドが高すぎる彼氏の困ったエピソード 

コマツ マヨ

コマツ マヨM.komatsu

目次

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1:自尊心の意味とは…自尊心はプライドと同じ?

「自尊心」という言葉。聞いたことはあるけれど、その意味についてはイマイチ明確ではないという人もいるでしょう。そこで、「自尊心」を辞書で調べてみました。

じそん‐しん【自尊心】

自分の人格を大切にする気持ち。また、自分の思想や言動などに自信をもち、他からの干渉を排除する態度。プライド。「自尊心を傷つけられる」

出典:デジタル大辞泉(小学館)

つまり、自分に自信をもち、自分のことを尊重する気持ちや態度のことのようですね。

辞書の説明の中にもあるとおり、「プライド」とは同義語であり、実際に「プライド」の説明にも「自尊心」と書かれています。しかしそこには多少の違いがあるとされています。よく言われているのは、自尊心が自分の心の中だけから生まれるものに対して、「プライド」は他者との比較によって生まれるというもの。つまり「他者よりも自分が優れている」という意識がプライドなのです。

そう考えると、「自尊心」をもつほうが、より強固だと考えることができますね。

2:自己肯定感を高める!自尊心を高める習慣7つ

自尊心が低いというのは、自分を認めてあげる気持ち、つまり自己肯定感が弱いということ。トラブルやうまくいかなかったことは全部自分が原因だと思い込んだり、成功したことにさえも自信がもてなくなります。

そこで、『MENJOY』過去記事「自尊心とは?自尊心が低い人の特徴と自尊心を高める習慣3選」も参考にしながら、自尊心を高める方法について考えてみました。

(1)今の自分を認めてあげる

自尊心を高めるためにまず大切なことは、今のありのままの自分を受け入れることです。人間誰でも良い部分と悪い部分をもっているもの。自分の中に嫌いな部分や良くない部分ることをダメだと決めつけずに、マイナス部分もあって当然だと思うようにしましょう。

(2)完璧主義を弱める

自尊心が低い人の中には完璧主義な人も多いです。完璧にしたい、完璧でないといけないと思うが故に、少しでも理想の形に届かなかったとき、自分の行動や言動、自分自信をすべて否定してしまうのです。

完璧を目指すことは良いことですが、完璧ではなかったことを悪いことだと思わないようにしましょう。

完璧主義の人が急に完璧主義をやめることは難しいので、まずは完璧手技を弱める練習をしてみると良いでしょう。完璧にしようとしている自分に気づいたら、「ちょっとくらい適当でもいいや」と思う癖をつけてみることです。

(3)自分の良い部分や成功したことを褒める

自尊心が低い人は、自分がうまくできたことや成功したことを評価できません。評価は他人からされるものだと思っている人も多いようです。しかし、それでは他人の意見や評価ばかりを気にして、自分自身の意思がないですよね。

まず自分自身が自分の行動を評価しましょう。上手にできたことや成功したこと、うまく行ったこと、思った以上に上出来だったことは、しっかりとプラスの評価を。

(4)肯定的な人・ポジティブな人と一緒にいる

ネダティブな考え方ばかりする人と一緒にいると、ガティブな考え方が当たり前になってしまいます。

少々失敗しても間違っていても、「まぁいっか」と言える人や笑って過ごせるような人、「今回はダメだったけど、結果的には成功だよね」などと何でもプラスに考えられるような人と一緒にいると、自然と肯定的な考えが身につきます。

(5)プラスな言葉を発する

声に出した言葉は、聴覚を通して自分の頭や心に届きます。ネガティブな言葉ばかりを発すると、頭や心もネガティブな言葉で満たされてしまうのです。

自尊心を高めるには、常にプラスな言葉を発するようにしましょう。自尊心が低い人に多いのが「私なんて」「私なんか」という自分を下げる言葉。自分を下げた言葉を発したところで、自分を含めて得する人は誰もいません。それよりも、できるだけポジティブな言葉を発するように心がけ、頭や心をプラスな言葉で満たしましょう。

(6)ネガティブな出来事も受け入れる

ネガティブな出来事が起きたときには、それも含めて自分であると素直に受け止めましょう。良いことばかり考えることも大切ですが、ネガティブな出来事に向き合い、認めてあげることや受け止めてあげることにも慣れておかなければ、自尊心を高めることはできません。

(7)カウンセリングを受ける

自尊心が低い人が、自分で自己肯定感を高めていくことは非常に難しいことです。そんなときには、プロの力を借りるのもひとつの手。カウンセリングでは、自分自身の本当の思いを引き出し、自分を理解することができます。

ひとりで考えていると、ついつい悪いことから目をそらしたくなったり、逆に悪いことばかり思い出して自分自身が嫌になったりすることも……。しかし、カウンセリングならプロのサポートによって良いことにも悪いことにもきちんと向き合えるので上手に気持ちの整理ができます。

3:ちょっとげんなり…自尊心が高すぎる恋人エピソード5つ

自尊心が低すぎるのも問題ですが、逆に自尊心が高すぎるとプライドが高く厄介な性格になってしまうことも。自尊心が高すぎてげんなりした恋人のエピソードを集めてみました。

(1)アドバイスしたがり

「料理をつくっていたら何かと指示してきたり、“こう切ったほうがおいしくなる”と言ってきたり、掃除をしていたら“この汚れにはこの洗剤がいい”などアドバイスしてきたり……。自分は何でも知っていて、自分のほうが優れていると思っているんでしょうね」(27歳女性/教育関係事務)

(2)失敗を認めない

「彼の手がぶつかって、私が持っているものを落としてしまったことがあるのです。彼は“ごめん”とは言ったものの、そのあとに“もう少し周りを見ていれば良かったんじゃない?”などと私の行動にケチをつけてきました。普段から自信家だったのですが、自分の失敗は認められない器の小さい男でした」(37歳女性/保険事務)

(3)自分が好きすぎて人を見下す

「昔の彼氏ですが、いつも周りの人を下げることで自分の自尊心を高めていました。ことあるごとに“あいつはこうだけど、俺は違う”や、“普通の人はできないだろうけれど俺はできる”と言っていて。最初はちゃんと聞いてあげていたのですが、途中から尊敬できなくなっちゃいました」(26歳女性/大学院生)

(4)見栄っ張り

「自分にとても自信をもっているところが素敵だと思ってつき合いましたが、実際には、自信がないことを盛って人に話すような人でした。要は見栄っ張りなんですよ。必要以上に見栄を張るので、見ていて情けなかったです」(29歳女性/ブライダル関係)

(5)諦めが早い

「自分にとても自信があった元彼ですが、自分ができないことや叶わない相手がでてくると、即座に諦めてしまったりやる気を失うタイプでした。たぶん、自尊心が高すぎるから、負ける自分やできない自分を受け入れられないんでしょうね。だから初めから勝負をしないんです。ちょっとカッコ悪いですよね」(31歳女性/食品メーカー)

4:自尊心はほどほどに

このように、自尊心が低いと自分に自信がなくてネガティブな性格になりますが、かといって自尊心が高すぎると、弱さを認められない傲慢な性格になってしまうことも。

本当の自尊心とは、弱い自分をも肯定できること。SNSの発達などで、何かと他者からの干渉を受けがちな現代ですが、ほどほどの自尊心をもってしなやかに生きていきたいものですね。