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人生とは何かが知りたい!楽しい人生を送るための名言や目的例

毒島 サチコ

毒島 サチコS.Busujima

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目次

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1:人生とは何か…

人生の意味について、ふとした瞬間に考えてしまうこともありますよね。そもそも目的をもって生きなければいけないのか、それともただ淡々と日々を過ごせばいいのか……。

人生について漠然と考えだしてしまうと、考え込んでしまう人も多いのではないでしょうか。

2:人生はそれぞれ!人生の目的例3つ

人生は人それぞれですが、目的をもっている人は、どのような目的をもっているのでしょうか。20代から40代の女性がもつ、代表的な目的を挙げてみました。

(1)やりたいことを実現する

人生の目的を、自分のやりたいことを達成することに設定するのは、もっともわかりやすい例。やりたいことが明確にある人は、短期的な目標と長期的な目標を組み合わせることで、刺激に満ちた人生を楽しむことができるでしょう。

(2)親になって家族をつなぐ

結婚して、親になり、子供を育て、そして家族をつないでいくことを人生の目的としている人も多いように感じます。「女性の幸せは子供を産み育てること」だというのは、古来よりある考え方で、生き方が多様化した今ではそぐわない面もありますが、生物的な本能であるともいえます。

(3)目的はいらない

「人生に目的なんていらない」という人もいます。そもそも目的というのは、人生のフィールドによって変わっていくもの。だからこそ、今目の前のことをひとつひとつ頑張る、という意見もありました。

3:人生を楽しむ方法3つ

たった一度きりの人生。つらいことも多いけれど、その中で人生を楽しむ方法を考えてみました。

(1)恋をする

やっぱりいくつになっても恋のときめきは、人生のスパイス。人を好きになったときの高揚感は、他のことでは味わえない感覚です。対人でなくても、仕事や趣味に恋をして生きていけば、ワクワクやときめきを忘れずにいられそう。

(2)うまくいかないのがデフォルトだと思う

「人生うまくいかない……」という人は、言い換えれば「人生に期待している」ということ。でも自分のなりたかった自分になれる人なんて、ほとんどいないのも現実です。

自分に期待しすぎると、うまくいかなかったとき、とてもつらいですよね。だからこそ、「うまくいかないのがデフォルト!」と思って生きれば、いいことがあったときに喜べますし、逆に嫌なことがあってもダメージが少なくてすみます。

(3)何も考えない

楽しむために何も考えない。考えちゃうけど、目の前のことをとりあえずやる! そんな生き方もいいなのではないでしょうか。悲しいことも楽しいことも、生きているだけで次から次へとやってくるもの。「考えたってしょうがない~!」という割り切りも必要でしょう。

4:名言から学ぶ人生のヒント3つ

(1)何より大事なのは、人生を楽しむこと。幸せを感じること、それだけです。(オードリー・ヘップバーン)

女性たちの永遠の憧れである名女優、オードリー・ヘップバーンの言葉です。何かに迷ったとき「人生を楽しむこと」「幸せを感じること」を第一に考えて生きていければ、きっと後悔のない人生を送れますよね。

(2)自分自身を信じてみるだけでいい。きっと、生きる道が見えてくる。(ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ)

ドイツの文豪・ゲーテの言葉。何かに迷ったとき、自分が自分自身を信じてあげること。他人に何か言われても「自分は自分」という強さを持って生きていけば生きる道が見えてくる、ということを表しています。自分を見失いそうになったときに、響く言葉でしょう。

(3)「なぜ生きるか」を知っている者は、ほとんど、あらゆる「いかに生きるか」に耐えるのだ。(フリードリヒ・ニーチェ)

哲学者・ニーチェの言葉です。生きるのって、大変ですよね。耐えなければいけないことのほうが多いです。でも「なぜ生きるか」を知れば、どんなつらいことでも乗り越えられる、と思える名言です。

5:人生とは何か学べるおすすめ本3つ

(1)『君たちはどう生きるか』吉野源三郎

「コペルくん」という青年が、学校生活で起こるさまざまな出来事を通して、叔父さんに導かれながら成長する物語です。大人になってからも、人間関係に悩んだり、仕事で「これって正しいのかな」と悩むことはたくさんありますよね。そんな大人になって忘れてしまった道徳心を取り戻せる一冊です。

(2)『おんぶにだっこ』さくらももこ

ちびまる子ちゃんでおなじみの、さくらももこさんのエッセイ本『おんぶにだっこ』。何気ない日々の中での気づきや、友人や家族との関わりあいなど、さくらさん自身の幼少期の実体験がまとめられています。

自分を見失いそうになったとき、自分の幼少期を振り返ってみると、「あのときの経験が今の自分を形成している」と気づくことがあります。今までを振り返り、自分を見つめなおすきっかけにもなる短編エッセイ本です。

また、最後のあとがきでは、さくらさんが「大人になるということ」について、語っています。

(3)『ゲド戦記』アーシュラ・K. ル=グウィン

スタジオジブリでもアニメ化されたファンタジー小説の傑作です。

『ハリー・ポッターシリーズ』や『ナルニア国物語』とは異なり、主人公の魔法使いが、「生きるとは何か」を問いかけ続ける哲学的ファンタジーです。

第1巻「影との戦い」では、主人公が自らの影に追われ、向き合います。まさに人生とは何かを考えるきっかけになる名作です。

6:人生とは何か…答えはない?

「人生とは何か……」

そんな答えのない問いは、誰もがもっています。でも、すぐに答えを探そうとせず、上記にご紹介した本や名言を見たり聞いたりして、自分なりの答えを出せるといいでしょう。焦りは禁物です。人生は長いので、時間をかけて、ゆっくり答えに辿りつくことができればいいのではないでしょうか。