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コロナ禍で夫婦やカップルのDVや喧嘩が急増中!喧嘩に発展しがちなパターン5つ

松田優

松田優Y.Matsuda

目次

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1:コロナのせいで大喧嘩!世界中でDVが問題に…

新型コロナウイルスによる世界的な非常事態において、夫婦やカップルにおけるDVが急増しているといわれています。日本でも例外ではなく、先日、コロナ禍の影響で収入減したことから夫婦で口論になり、夫が暴力を振るい、妻が死亡するという悲しいニュースも報道されています。

精神的な負荷も大きいコロナ禍では、普段ならば気にならない些細な出来事さえ、大ゲンカや暴力に発展する可能性があるのです。

2:喧嘩が増えた人たちはどのくらいいる?

コロナによる自粛ムードで、パートナーと一緒にいる時間や室内で過ごすことが増えた夫婦やカップルも多いでしょう。そんな環境の中で、パートナーとの喧嘩が増えた人はどのくらいいるのでしょうか?

そこで今回『MENJOY』では、「パートナーと一緒にいる時間が長くなった」という20~40代の男女78名を対象に、独自のアンケート調査を実施。「パートナーと一緒にいる時間が長くなることで、喧嘩や言い合いは増えましたか?」という質問をしてみました。

結果は以下のとおりです。

増えた・・・26人(33.3%)

増えていない・・・52人(66.7%)

「増えた」と答えたのは3割ほど。やはり衝突が増えていることがみて取れます。自分が抱える問題に加え、パートナーと同じ空間で過ごす時間が増えれば、相手のアラが余計に気になることも。こんなときこそ支え合わなければいけない……でも一緒にいればいるほど不満を感じやすくなるのも事実。

コロナによる身体的な影響は避けることができても、知らないうちにストレスを抱えてしまうなど、精神的な影響を受けていることもあるでしょう。

3:1か月は長すぎる…コロナ禍がもたらす喧嘩5パターン

「喧嘩しないと思っていた私たちが、こんなことで喧嘩になるなんて……」SNSでは、コロナが原因で喧嘩してしまった夫婦やカップルたちの嘆きが多く見かけられます。

実際のエピソードから、喧嘩になりがちなパターンを学んでおきましょう。

(1)咳をしただけで怒鳴られました

「彼の部屋が埃っぽくて思わず咳込んでしまったのですが、それを見た彼が“咳しているなら、家に来るなよ!”といきなり怒鳴ってきたんです。どう考えても部屋が汚いのが悪いのに、コロナの疑いをかけられて苛立った私はついつい応戦……。

時期的に神経質になるのもわかるけど、もっと目の前のことに目を向けてほしい」(Oさん・26歳女性/印刷業)

(2)「1か月会えないのは長すぎる!」と言われて、DVまがいな行動に

「今の期間はしっかり自粛しようと思い、彼女と会ったときに“GW明けまで、会うのを控えよう”と伝えたところ、“1か月も会わなくても平気なんて、ひどい!”と喧嘩に。ヒートアップした挙句、彼女は髪を引っ張ったり、物を投げたりなどして大暴れ。たぶん、外出できないことで、フラストレーションが溜まっていたのでしょう。

れまで喧嘩したことがなかったので知らなかったですが、DV気質があるのはちょっと怖いので、もしかしするとこのまま距離を置いちゃうかも」(Uさん・30歳男性/公務員)

(3)ストレスが原因で些細なことで言い合いに…

「私はコロナの影響で激務が続き、心身ともに疲れ切ってストレスが溜まっています。その一方で、旦那は出社停止になってのんびり過ごす時間が増えました。そんな旦那の姿を見て思わず“家にいるなら、掃除くらいしてよ!”と怒ってしまい、そのまま言い合いに。

最終的に旦那に“ごめんね”と言わせてしまったとき、何でこんなことになってるんだろうと泣いてしまいました。コロナが憎いです」(Iさん・32歳女性/保育士)

(4)パートナーの楽観的思考に腹が立ちました

「この自粛ムードの最中、彼氏に外出デートに誘われました。イヤイヤさすがに無理……と思って断ったら、“えー、人が少ないからうつらないでしょ? 心配ないって”と返され、彼氏のあまりの楽観的思考に拍子抜け。意見の相違から言い合いになってしまい、そのまま別れました。

命に関わることだからこそ、こういう価値観が合わないとキツいなって思いましたね」(Mさん・29歳女性/飲食業)

(5)子どもを平気で連れ出そうとする旦那に激怒

「旦那は隙あらば外出しようとするので、日ごろから散々注意していたのですが、あまり聞く耳を持ってくれませんでした。そんな中、今度は子どもを平気で外に連れ出そうとしたので、こればかりは見逃せず制止したら、“そんなに神経質にならなくてもいいじゃん”とヘラヘラしていたので、我慢の限界に……。

普段は怒らない私がものすごく怒ったので、ようやく理解してくれたみたいですが、子どもを守るための行動を取れないなんて親失格ですよね」(Eさん・34歳女性/主婦)

4:まとめ

今は誰も経験したことがない危機的状態。誰もが精神的に追い詰められているからこそ、その人の本性が見えやすいのでしょう。でも家にいる時間が長い分、相手とじっくり話し合う時間を設けたり、相手との関係を見直したりするには、いい機会なのかも知れません。

いずれにしても、今の状況が永遠に続くことはありません。さまざまな不安から、ついつい自分のことや目の前のことだけにいっぱいいっぱいになってしまいますが、こんなときだからこそ、パートナーと支え合うことで乗り切れる問題もたくさんあります。

不安な気持ちはひとりで抱え込まず、パートナーに素直に打ち明けてみること。喧嘩やDVの原因を解消して、大切なパートナーと一緒にコロナ禍を乗り越えましょう。