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おでぶの日常って?愛されおデブと嫌われおデブの違い
松田優Y.Matsuda
1:おでぶとはどこから?
おでぶに対する男性の目は厳しく、見た目に一定の基準ラインを設けて「おでぶ」と分類している男性も多いよう。では、男性目線ではどこからが「おでぶ」とカウントされるのでしょうか。
そこで今回『MENJOY』では、20 代~40代の男性461人を対象に、独自のアンケート調査を実施。「どれに当てはまると“おでぶ”だと思いますか?(複数回答可)」というアンケートを行いました。回答の多かった上位5つをランキング形式でご紹介します。
1位:三段腹・・・263人(57%)
2位:下着にお肉がのっかってる・・・203人(44%)
3位:二重あごがある・・・198人(43%)
4位:背中に贅肉があって丸い・・・182人(39.5%)
5位:くびれがない・・・147人(31.9%)
お腹まわりの贅肉は特に厳しい目で見られている様子。また、顔まわりや背中もふくめて、「余分なお肉がついている」と目に見えてわかる体型は、残念ながら「おでぶ」としてカウントされてしまいます。
2:おでぶの日常あるある5つ
「私ってもしかしておでぶ?」と思ったら、以下の5つの「おでぶあるある」と自分の日常を照らし合わせてみましょう。おでぶの日常あるあるをご紹介します。
(1)少し動くだけで汗をかいてしまう
おでぶあるあるの代表といえば、汗のかきやすさ。激しい運動をしなくても、散歩をしたり階段を上がったりするだけで大量の汗をかいてしまいます。運動だけでなく、食事をしているときにも汗をかいてしまう人も多いようです。
(2)力仕事を頼まれやすい
やたらと力仕事を任される気がする……それ、おでぶあるあるのひとつです。「おでぶ=体力」があるというイメージを持つ人も多く、細い子には任せないような重労働を頼まれがちに。その都度悔しい気持ちになるおでぶさんも多いでしょう。
(3)体型が隠れるファッションを選びがち
おでぶさんはお腹や脚など気になる部位や体型を隠そうと、ついついゆったりとした服を選びがちです。見た目をカバーしてくれて気心地も楽なので、一度ゆったりファッションに手を出すと、タイトな服はもう着れない!と感じるおでぶさんも。
(4)動いたぶん、カロリーを摂取してしまう
ダイエットを目指してジムなどで体を動かすこともありますが、そのあと「動いたからこれだけ食べても大丈夫なはず」と消費した以上に、カロリーを摂取してしまうことも多いでしょう。思うように痩せられずダイエットが続かないというおでぶさんはこれが原因かも……。
(5)「お母さん」と呼ばれることが多い
おでぶさんの頼もしい見た目から、友人や同僚から知らず知らずのうちに「お母さん」と呼ばれることがあります。まわりは「頼りになる」「親しみがある」といったポジティブな意味で呼ぶようですが、本人からするとちょっと複雑な気持ちですよね……。
3:愛されおデブと嫌われおデブの違い5つ
おでぶさんの中にも、まわりから人気者の「愛されおデブ」とうざがられてしまう「嫌われおデブ」に分けられます。両者には、どのような違いがあるのでしょうか。
(1)愛嬌があるかどうか
おおらかで笑顔が絶えないような愛嬌のあるおでぶさんは、基本的にどんな人からも好かれます。特に明るくてムードメーカー的存在であれば、男女ともに好印象を抱きやすいでしょう。しかし、愛想がなく自分から人と関わろうとしないおでぶはまわりにいい印象を与えず、嫌われてしまう傾向にあります。
(2)ポジティブかネガティブか
ポジティブで前向きな人はおデブさんは、まわりにもパワーを与えることができるため、自然と人が寄ってきて人気者に。一方「自分はおでぶだから……」と卑屈になったり、ネガティブな思考がだだ漏れな人はまわりにいい影響を与えず、人も集まってきません。
(3)見た目に気をつかってるかどうか
おでぶさんでもおしゃれを楽しんでいて、他人から見ても「見た目に気をつかっている」と思える人は、間違いなく愛されおデブでしょう。これは自分の体型と付き合い、努力をしている結果でもあります。
一方、見た目に気をつかっていないおでぶさんには、魅力を感じないどころか「何も努力してないじゃん!」とマイナスイメージがついてしまうことも……。おでぶだからと、見た目を諦めないことが大切です。
(4)顔面偏差値の高さ
「おでぶでも顔がかわいければOK!」という男性も多い様子。顔がかわいいorキレイな女性は、おでぶだろうと人気者です。しかし、顔面偏差値が低いからといって嫌われおデブになるかといわれれば、必ずしもそうではありません。メイクやファッションを極めることで十分にイメージを覆すことは可能です。
(5)食事をしているときの姿
おでぶさんの行動でよく見られているのが、食事をする姿です。おいしそうにごはんを食べているおでぶは愛らしく見え、まわりを癒す効果もあります。また、食べ方がキレイ、自分でも料理をするというおでぶさんは愛され度も高めです。
しかし、食べ方が汚なく、作業のように食事をするおでぶさんに対する視線は厳しく、「だからデブなんだよ」と嫌われてしまう可能性も大。おでぶとしても、そして女性としても食事姿にも十分気をつけましょう。
4:おすすめおデブコーデ5選
おでぶだからおしゃれが楽しめない……なんていうことはありません。ポイントを押さえれば、どんなおでぶさんでもおしゃれなコーディネートがつくれます。おすすめのおデブコーデとポイントを解説します。
(1)ふんわりスカートで体型カバー
気になるお腹まわりやお尻、脚まわりを隠したい!というおでぶさんは、フレアスカートやサーキュラースカートなどのふんわり系スカートがおすすめ。どんなトップスとも相性が良く、下半身をしっかりとカバーしてくれます。
(2)ウエストマークのあるアイテムを取り入れる
おでぶだと身長が低く見えてしまう、スタイルが悪く見えてしまうといったデメリットがあります。しかし、ウエストマークのあるワンピースやパンツを取り入れるだけで、腰の位置が高く見え、簡単にスタイルアップ効果が得られます。
お腹まわりが気になる人も、ウエストマークをつけるだけでお腹をスッキリ見せることも可能。ウエストマークのないアイテムには、細めのベルトを用いて模擬ウエストマークを作ってもOK。
(3)首元・手首・足首を見せることを意識
おでぶだからとつい全身を隠しがちになってしまうことも多いですが、スタイルを良く見せるためにも、適度な肌見せは大切です。なるべく深めのVネックや七分袖のトップス、少し丈の短いタックパンツ、ワイドパンツなどを用いて、首元・手首・足首を見せるように意識してみましょう。
(4)暗めのトップスは下半身カバーに効果的
「下半身が気になるからと、膨張色を避けて暗い色のアイテムを選んでいる」というおでぶさんも多いですが、ダークトーンのボトムスは、かえって下半身を太く見せてしまう場合もあります。
特にゆったりシルエットのボトムスは注意。下半身に目が行きやすく、ぼてっとした印象に見えてしまうことも。下半身の引き締め効果を狙うなら、トップスを黒やネイビーなど暗めの色にして、視線を上に集めるのが吉。自然とスタイルアップして見え、下半身の太さをカバーできます。
(5)ウエストイン+ロング丈のアウターでスタイルアップ
定番化しているトップスのウエストイン。しかし、おでぶさんの場合、「お腹まわりが目立って気になる!」となってしまう人も多いはず。もしもこのスタイルを取り入れたいなら、ウエストインに加え、ロング丈の羽織やアウターを取り入れるのがおすすめです。
この組み合わせで、お腹やお尻まわりをカバーしつつ、縦のラインが強調されて全身をスッキリと見せることができます。
5:まとめ
おでぶという体型をコンプレックスに思う人も多いですが、嫌われる理由やおしゃれができない理由は、必ずしも「おでぶだから」ではありません。
行動次第では愛されおデブさんのような人気者にだってなれます。たくさんの人に愛される存在となるためにも、体型というコンプレックスと上手に付き合う方法を学び、ポジティブに生きていきましょう!