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ザオラルメールとは?意味と文例、送るときの注意点

並木まき

並木まきM.Namiki

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目次

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1:ザオラルメールとは?

「ザオラルメール」とは、連絡が途絶えてしまっている人と再び連絡をとるためのメールのこと。大人気ゲームタイトル「ドラゴンクエスト」に登場する呪文の中に「ザオラル」という、戦闘不能になった仲間を甦らせる呪文があり、これに由来します。

また「メール」といいながらも、必ずしもメールだけを指すのではありません。むしろ、久しぶりの相手に送るLINEのことを「ザオラルメール」というケースが多いです。

2:ザオラルメールの文例5つ

まずは、ザオラルメールの文例からご紹介します。

(1)「元気?」

もっとも使いやすい文例は、定番の「元気?」でしょう。元気かどうかを心配するというのは、離れている人とのコミュニケーションとしては自然なもの。

特に今は新型コロナウィルスの感染拡大で、世界中が揺れています。外出自粛で不安を抱えている人も多いので、カジュアルな語り掛けのほうが好感が高いでしょう。

(2)「飲もうよ!」

お酒を嗜むことを知っている相手なら、「飲もうよ!」の誘いも、ザオラルメールの定番フレーズです。とはいえ、今はちょっとタイミングとしてはナシですよね。これに似た、今に使えるフレーズとしては「おしゃべりしたいから、リモート飲みしない?」かもしれませんね。

(3)「最近、どう?」

しばらく連絡をとっていなかった相手には、近況伺いから入るのも、コミュニケーションにおける定番です。「最近、どうしてる? こっちは〜」などと、自分の近況もひとこと添えると、相手が返信しやすいかもしれません。

(4)昔の写真を送る

「スマホのカメラロール見てたら出てきた」などのフレーズとともに、昔一緒に撮った写真を送るのも、ザオラルメールに使える文例です。「このとき、○○だったよね〜」などと、思い出話を添えると、会話が弾みやすいでしょう。

(5)「暇!」

疎遠にはなっているものの、気軽に連絡できる相手なのであれば、時間があいていたことは意識せずに「暇〜!」などと気楽な文を送るのも方法でしょう。かしこまった文面よりも、相手も気軽に返事をしやすいメリットが期待できます。

3:返信の確率を上げるには?ザオラルメールを送るときの注意点5つ

返信の確率を上げるためにも、ザオラルメールのお作法を知っておきましょう。注意点を5つご紹介します。

(1)相手が忙しそうな時間帯は避ける

平日の昼間など、相手が仕事をしていて忙しいであろう時間帯は、ザオラルメールのタイミングとしては不適切。「仕事が終わってから、ちゃんと読もう」「後で返信しよう」と思いつつ、そのまま忘れて放置……なんていうことも起こりやすい時間帯。返信率を上げたいなら避けるべきです。

(2)深夜も避ける

深夜にザオラルメールを送るのも、避けたほうが賢明です。非常識な印象を避ける目的もあります。寝ているときに呼び出し音が鳴って、ザオラルメールだった……という展開は、好まない人も多いでしょう。

(3)返信を強要しない

ザオラルメールは、疎遠になっていた人への連絡。なので、返信を強要すると、相手の負担になりやすい面も否めません。返事の有無は、受信者の意思に任せるくらいの気持ちで「返事が来なくても、まぁいいか」くらい気楽に送るといいでしょう。

(4)質問攻めにしない

久しぶりに連絡をとる相手には、今どうしているのかが気になる人も多いですよね。しかし「彼女はいるの?」「まだ前の彼女と、続いている?」「今、何の仕事してるの?」など、矢継ぎ早にいくつもの質問を受け取ってしまうと、ウザイと感じる人も多いでしょう。

(5)すぐに理由や要件に入る

いきなり疎遠になった人から連絡がくると、「詐欺られる?」「マルチ商法のお誘い?」などと疑われる可能性も少なくありません。「サークルのみんなで秋ごろ会おうっていう話が出てるんだけど、どう?」「SNSで〇〇してるって見たよ! 私も好きなんだ! 教えて!」など、すぐに連絡した要件に入りましょう。

4:ザオラルメールを機に人間関係が復活することも

ザオラルメールを送ったことがきっかけで、人間関係が復活するパターンも少なくないですよね。「あの人、今どうしてるかな?」と気になる人がいる場合には、勇気を出してザオラルメールを送ってみるのもいいかもしれません。