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部屋が汚い人の特徴5つ。部屋が汚いほうが落ち着く心理

大山奏

大山奏K.Ohyama

目次

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1:部屋が汚いほうが落ち着く?

一般的には片付いていて、きれいに掃除されている部屋のほうが過ごしやすいと思う人が多いでしょう。ですが、中には汚れたり、ものが乱雑に置かれている部屋の方が落ち着くという人もいます。そんな人ってどのくらいの割合なのでしょうか?

そこで今回『MENJOY』では、20~40代の男女500人を対象にアンケート調査を実施。そこで「部屋が汚いほうが落ち着くと感じたことはありますか?」という質問をしてみました。

結果は以下のとおりです。

汚い方が落ち着く・・・86人(17.2%)

汚いと落ち着かない・・・310人(62.0%)

部屋が汚くなることがない・・・104人(20.8%)

「そもそも汚くしない」という人2割程度いましたが、5人に1人くらいは「ちょっと散らかっているほうが落ちつく」と思っているのですね。それほど珍しいことがわかりました。

とはいえ、やっぱり部屋はきれいにしておいたほうがいいですよね。

2:共通点がたくさん!部屋が汚い人のあるある的な習慣5つ

(1)衝動買いが多い

特に買うものもないのにコンビニに立ち寄って「これ良さそうだな」と思っては買ってしまう。100円ショップが大好きで、大きな100均を見つけると引き込まれ、「便利そう!」とついつい買い物かごに入れてしまう。ウィンドウショッピングに出かけて、自分の好みに合う運命の出会いのような服を見つけて買って帰ってみたら、家に同じような服がすでにあった……などなど。買い物に計画性がなく、衝動的にものを買ってしまうのです。

(2)ものに思い入れがある

「これは初めての彼氏からのプレゼント」「このぬいぐるみは子どものころ寂しいときに一緒に遊んだ」など、ひとつひとつのものに思い入れがある人も、なかなか捨てることができず、部屋が散乱してしまいます。

しかも、このタイプは、使い方がていねいで、長持ちさせるのも得意。なのでますます捨てられないのです。

(3)多趣味

多趣味なせいで、部屋が汚くなってしまう人もいるでしょう。趣味をひとつもつだけで、それに関するグッズや本などが増えていくのは自然なこと。それが複数あれば、倍々でものが増えてしまいます。

(4)財布やカバンの中も汚い

よく「カバンの中を見ると、その人の住んでいる部屋の様子がわかる」なんて言いますよね。実際、財布の中にレシートが溜まってパンパンになっていたり、カバンの中からよくわからないものが出てきたりする人の部屋というのは、たいてい散らかっています。

財布という小さな世界を片付けられないのに、部屋という大きな世界を片付けるなんて、そりゃ無理ですよね。

(5)物事を後回しにしがち

部屋が汚い人に「どうして掃除や片付けをしないの?」と聞くと、「今週末にやる」とか「時間ができたらやるよ」なんていう答えが返ってくることがよくあります。ですが、その時間は一向に訪れないのもあるある。仕事でも、締め切り近くになって焦るなどの傾向もあります。

3:部屋が汚い男女の心理4つ

(1)ストレスが溜まっている

買い物ってストレス発散になりますよね。特に自分が好きなものをたくさん買えたら、一時的には幸せな気分を味わえます。だからこそ、ストレスが溜まっていると衝動買いをしてしまいやすく、その結果、ものが増えて部屋が汚れてしまうのです。

(2)面倒くさがり

人なら誰だって、面倒くさいという気持ちをもっているはず。ですが部屋が汚いことと面倒くささを比べて、汚いと落ち着かないから頑張ろうとする人と、面倒くささが勝ってしまってそのままにしてしまう人がいます。後者の人の場合、部屋の片付け以外でも面倒くさがる傾向が強いです。

(3)不安が強い

ものがたくさんあると安心するという人もいます。このタイプは、何かあったときの備えとしての準備を怠りません。家に必要なだけの分があるのに、何個もストック用を買って、結果として収納しきれず散らかってしまうのです。

また、ものがあることで自分が充実しているのだと思える人もいるでしょう。特にお金がなくて欲しいものが買えなかった時期を経験していると、この傾向が強くなります。

(4)もったいない

ものを捨てるときの基準というのは、人によってさまざま。部屋が汚い人は、ものを捨てる基準があいまいだったり、極端に人と違っていて、もったいなくて捨てることができません。

何百回も使い続けてゴワゴワになってしまったタオルでさえ、まだまだ使えると思って取っておきますし、賞味期限が切れてしまった食品も「まだきっと食べられる」と残しておいてしまいます。

4:部屋が汚い人でもできる最低限の片付け方ルール3つ

(1)1日5分だけ片付けをする

大掃除のように部屋中を片付けようと思うと、とりかかるのに相当のエネルギーが必要です。でも、今日はこの引き出しの中だけなど、場所と時間を限定すれば、片付けのハードルはぐっと下がります。

(2)ひとつ買ったらひとつ捨てる

ものを買い過ぎてしまうという人は、ひとつ買ったらひとつ捨てるというルールをもってみましょう。もし捨てるのがイヤならば買わないという選択をしなければなりません。

(3)買いたいものは、1日か1週間待ってみる

欲しいを見つけたときに、すぐに買わないというルールも使えます。たとえばネットで欲しいものを見つけたら、買わずに欲しい物リストなどに入れておくのです。そして、1週間後くらいに改めて見てみましょう。そうすると不思議なことに「いらないかも」と思えたりするものですよ。

5:部屋が汚いと病気になる?汚部屋の悪影響

部屋が汚くても落ち着いていられると感じている人の中でも、無意識ではリラックスできておらず、疲れが取れにくくなることがあります。

また、掃除をしていない部屋はホコリが溜まってしまい、害虫などが発生する危険性もあります。

そして、部屋が汚いことが精神的にも悪影響を及ぼし、イライラしたり気分が落ち込んだりする可能性も。

6:少しずつ片付けよう!

部屋が汚いことはデメリットもたくさんあります。ですが一念発起して「よし週末に全部片付けるぞ!」なんて意気込んでも、成功するのは難しいでしょう。それよりも日々少しずつ目についたところから片付けていくほうが、最終的にきれいな部屋を作りやすくなりますよ。