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変わった職業ハローワーク!女性が活躍しているマイナー職業7つ

松田優

松田優Y.Matsuda

目次

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1:変わった職業は人生をおもしろくする!

安定だけを求める時代は、もう過去のもの。収入以上にやりがいが重要視されている今、注目を集めているのがマイナー職業です。

自分にしかできない仕事をすることは一種のステイタス。型にはまらない、普通じゃない、そんな生き方に憧れを抱く人は増えています。「変わっている」「マイナー」と評価されている仕事でも、自分に合っていれば何の問題もありません。

もちろん、どんな仕事にも苦労は付きもの。ですが、それを上回る魅力を感じることができたら、人生がもっとおもしろくなること間違いなしです。

2:変わった職業といえば?ちょっと憧れる日本のお仕事7つ

変わった職業といえば、具体的にどんなものがあるでしょう。日常で目にするものや、特殊なものまで7つご紹介します。

(1)巫女

白衣に赤い袴が印象的な巫女さん。衣装に憧れている人も多いですよね。仕事の内容はお札を販売したりお詣りの補助をしたりなど、主に神社での雑務を担当しています。

特別な資格は必要ありませんが、巫女とは神に仕える未婚の女性のことなので、既婚者は勤めることができません。最近では、常駐の巫女さんを置かず、繁忙期だけのアルバイトとして雇う神社も増えているようです。

(2)花嫁衣裳の着付け

着物の着付けができる人はたくさんいますが、花嫁衣裳となると熟練の技が求められます。絶対に失敗できないプレッシャーがある反面、感動的な瞬間に立ち会うことができるお仕事です。

美容師免許を持っている人がほとんどですが、着付け技術だけを習得して仕事を請け負うことも可能です。結婚式場に就職するほかに、フリーの着付け師として仕事を得ている人も。日本の伝統文化を継承するために、なくてはならない技術職だといえます。

(3)植木職人

植木職人というと取っ付きにくい印象があるかもしれませんが、最近は若手の育成に力を入れている業界として知られています。

日本庭園は海外でも人気が高いので、グローバルに活躍することも夢ではありません。庭全体をコーディネートするなどクリエイティブな面もあり、やりがいは十分です。

園芸の専門知識を学べる学校に通ったあと、修行期間を経て一人前の植木職人になる……というのが一般的な流れです。

(4)体験工房スタッフ

体験型トラベルがトレンドの今、注目されているのが体験工房のスタッフです。

地域の特産品作りを体験できる工房は特に人気が高く、スタッフも引っ張りだこ。観光客を相手に物作りをサポートすることで、自分自身にも技術がつくというメリットもあります。体験工房で身につけた技術やノウハウを基に独立して教室を開いたり、講師として活動することも可能です。

(5)旅ブロガー

その名のとおり、旅をしながらブログで情報発信していくことが仕事です。資格は必要ありませんし、誰にでも始められる仕事だといえるでしょう。ただ、「誰にでも書けるブログ」では仕事として成立しません。独特の視点や切り口など、センスと個性が求められる仕事でもあります。

自分でスポンサーを探すのはハードルが高いので、旅ブロガーの求人に応募するのが得策かもしれません。

(6)鍛冶師

鍛冶と聞くと刀や包丁を思い浮かべますが、ハサミなどの実用品、照明器具やブオブジェといったインテリアを作る職人もいたりと、その技術は多岐に渡って活用されています。

鍛冶師になるには、弟子入りが必須条件。情熱と根性、忍耐力が無ければ続けられない仕事です。収入重視の人には厳しい面もあります。

ただ、苦労を乗り越えてこそ、選ばれた人間にしか得られない特別な技術を身につけることができるのです。

(7)キュアピスト

体本来の力を取り戻す、新たなメンテナンス法として注目を集めている「キュアトリートメント」。岩佐由美さんという方が考案したこのメンテナンス法を提供するのがキュアピストです。キュアピストになるには、育成プログラムを終了して資格をとる必要があります。

一般的なエステと違って、その人に合わせた「オーダーメイド」の施術をするキュアトリートメント。高い技術が身に付くとともに、美と健康のエキスパートとして活躍していける仕事です。

さらに、『MENJOY』過去記事「女性におすすめ!変わった職業・面白い仕事5」で実際に変わった職業についている人の経験談を読むことができるます。是非チェックしてみてくださいね。

3:変わった職業って言われがち!就業者の体験談3つ

肩書きを聞いただけでは具体的な仕事内容が想像できない、まさに変わった職業に就いている方の体験談をご紹介します。

(1)スタンドイン

「私はスタンドインという、映画やドラマの撮影現場で役者さんの代役を務める仕事をしています。代役といっても本格的なあまり演技はしません。立ち位置を確認したり照明をチェックする間、カメラの前に立っていることが主な仕事です。それだけ?と思われるかもしれませんが、待ち時間は長いし、長時間立ちっぱなしのこともあって……。

体力勝負ともいえる仕事ですが、将来の役に立つと思って頑張っています」(Yさん・20歳/役者志望)

(2)鍼灸師

「大学は鍼灸学部に通い、鍼師と灸師の国家資格を取りました。師匠である祖父は80歳を超えた今も現役。私も一生鍼灸師として生きていくつもりです。

施術に関することはもちろん、生活習慣のことも含めて幅広い知識が必要とされる分野なので、日々学びが多い仕事です。最近では、スポーツ選手のケアができるよう勉強を始めました。年配の方だけでなく、若い世代の人にも気軽に来院してもらえる鍼灸院を開くのが夢ですですね」(Oさん・30歳/鍼灸師)

(3)キャンプインストラクター

「年中キャンプに出かけるほどキャンプが好きで、とうとう会社を退職してインストラクターの資格を取ってしまいました。今は山の中にある民営のキャンプ場で働いています。最近は冬キャンプも流行っているので、1年中忙しいですね。施設管理や巡回、細々とやることはたくさん。毎日山の中を走り回っています。

夏休みはキッズキャンプの指導をしたり、体験イベントの企画をしたり。自然の中で過ごすことができて、私にとって最高の職場環境です」(Sさん・32歳/キャンピングインストラクター)

4:どんな仕事も「案ずるより産むが易し」

経験はお金で買うことのできない貴重な財産です。日常から一歩踏み出すには勇気が必要ですが、後悔したくない気持ちがあるなら挑戦してみる価値はあります。

世間に知られていなくても、やりがいがあればそれで十分。一度きりの人生、自分を活かせる仕事で充実した毎日を過ごしていきたいですね。