掲載
漢字の読み方が分からない!知っておくと便利な調べ方
番長みるくM.Bancho
目次
隠す1:漢字の読みが分からないとき、どんな調べ方してる?
仕事やメール、ネットの文章などで読み方が分からない漢字が出てきたら、どんな調べ方をしている人が多いのでしょうか?
そこで今回『MENJOY』では、20〜30代の男女500名を対象に、独自のアンケート調査を実施。「漢字の読みが分からないとき、主にどのような調べ方をしていますか?」という質問をしてみました。
結果は以下のとおりです。
ネットで検索する・・・349人(69.8%)
ケータイの手書き入力で検索する・・・54人(10.8%)
辞書で調べる・・・42人(8.4%)
誰かに聞く・・・35人(7.0%)
アプリで調べる・・・17人(3.4%)
その他・・・3人(0.6%)
約7割の男女が、ネットで漢字の調べ方について検索しているようです。わからない漢字をそのままコピー&ペーストして、検索すれば簡単に読み方が表示されます。
しかし印刷物だったりした場合はどうでしょうか? 一気にハードルが上がるかもしれませんね。
2:漢字が読めないときの調べ方3選
わからない漢字が出てきたときには、どんなふうに調べればいいのでしょうか。
(1)読めない漢字の調べ方といえば辞書
読み方がわからない漢字があったときには、漢字辞典から調べる方法があります。漢字が読めなくても、漢字について何がわかっているかによって引き方はさまざま。たとえば、漢字の読み方がひとつだけでもわかっているなら、「音訓索引」から引くことができますし、その漢字の総画数から調べることもできます。
(2)漢字の読み方が分からないときは部首や意味から検索
部首がわかるときには「部首索引」を使用して、漢字の読み方を調べます。部首が画数の少ない順に並んでいるので、部首から漢字の読み方を調べます。
(3)読みの分からない漢字の入力にはIMEパッドが便利
漢字の読み方が分からないと、スマホやPCで検索しようと思っても入力できず、どうやって調べたらいいのか困ってしまいますよね。そんなときに便利なのが「IMEパッド」。これは日本語入力や変換をサポートするアプリケーションで、パッドの文字コード表から文字を選択するか、マウスやタブレットなどで直接読めない漢字を入力することができる機能です。
3:読めない漢字のスマホでの調べ方
スマホから読めない漢字を調べるには、どうしたらいいのでしょうか?
(1)AndroidはGoogleの手書き入力アプリを利用
Androidケータイを使用している場合は、「Google手書き入力」というアプリを使ってみてください。スマートフォンやタブレットに対応していて、手書き入力ができます。100言語に対応していて、楷書体や草書体でも反応してくれます。
(2)iPhoneは手書き入力キーボードで
iPhoneを使っている人は、無料で使えるiPhoneの標準キーボードを使って、わからない漢字を入力してみましょう。手書き入力キーボードを新たに追加するには、中国語キーボードの追加が必要になります。
設定から「一般」→「キーボード」→「キーボード」→「新しいキーボードを追加」→「簡体中国語」→「手書き」→「完了」の流れで設定ができます。
4:読めたらスゴイ!読めない漢字一覧
文書やメールに書かれていたら、何と読めばいいのかわからない漢字を集めてみました。
(1)齷齪
漢字の画数が多く、総画も部首も読み方もわからない漢字が2つ並んでいるような印象をうけますよね。この漢字の読み方は「あくせく」。そして、その意味は細かいことを気にして落ち着かないことをいいます。「齷齪働く」や「齷齪と日を送る」のように使います。
(2)兀々
円周率の「π(パイ)」に似ている漢字ですが、「ぱいぱい」ではありません。この漢字は「こつこつ」と読みます。地道に物事を着実に行うことを言います。「兀々と勉強をする」や「兀々と努力を続ける」のように使います。
(3)饂飩
この漢字は「うどん」と読みます。白くて太い麺類の食べ物のうどんです。ひらがなで表記されることが多いので、こんなふうに漢字で読む機会は少ないですよね。
(4)塒
どんなふうに読むのか、見当もつかないと感じる人が多いのではないでしょうか。この漢字は「ねぐら」と読みます。寝座(ねぐら)とも書きます。鳥の寝るところや、人間の眠る場所、自分の家のことを指します。「塒で寝ている鳥」や「塒を離れた」のように使います。
(5)嗽
この漢字は「うがい」と読みます。体調が悪いときや、帰宅時に洗面所でするうがいを漢字で書くと、こんな字になります。水や液体の薬を口の中に含んで、ガラガラと口や喉をすすぐことを指します。「帰宅したらすぐに嗽をする」のように使います。
5:読めない漢字は簡単に調べられる!
読み方がわからない漢字はネットや辞書などで簡単に調べられます。漢字の読み方だけでなく、意味や使い方、例文なども一緒に調べることができます。頻繁に使用する漢字なら、漢字とその読み方をメモ帳などにまとめておくと、もう一度調べる手間が省けますよ。