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お気になさらずの正しい使い方は?お気になさらずの敬語・英語表現と例文

水野 文也F.Mizuno

目次

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1:お気になさらずの意味は?英語で言うと?

「お気になさらず」の意味は「心配しないでください」となります。「気になる」が「心配だ」という意味ですので、「気にしないでね」という意味を丁寧に表現した言い方です。

ちなみに英語では「Don’t worry.」「No worries.」などの表現が適切でしょう。

 

2:お気になさらずの場面別使い方

(1)目上の人に使うのが一般的

国語の勉強のようになってしまいますが、正しい使い方を探るために、「お気になさらず」を品詞分解してみましょう。

「お」・・・尊敬を表す接頭語

「気になる」・・・動詞

「なさる」・・・尊敬の補助動詞

「ず」・・・否定を意味する

「お」と「なさる」が被って、二重敬語になっていますね。ですが、慣用句となっている言葉ですので、間違いではなく、使って恥ずかしい言葉ではありません。

以上をふまえると、「お気になさらず」は、目上の人に対し「心配する必要はないですよ」と伝える丁寧な表現、と言っていいでしょう。

(2)気遣いの言葉

基本の意味は「心配しないでください」ですから、気になりそうなこと、気持ちに引っかかりがあるようなことなどを、心配しないように伝えるときに使用します。気遣いする言葉とみていいかもしれませんね。

 

3:お気になさらずの使い方例文2つ

ここからは、「お気になさらず」について、具体的な例文を以下に示してみましょう。

(1)上司から「体調不要で欠勤する」と連絡が…

上司としては、自分が休んでいる間の仕事のことが気になるでしょう。そんなときには「仕事のことは我々が頑張りますので、お気になさらず、静養されてください」と言って、ゆっくり休んで頂きましょう。

(2)休みの日に自分のスマホが上司に誤発信してしまった

上司からしてみれば、休みの日に突然、部下から電話がかかってきたならば、「何か起きたのか?」とびっくりするもの。しかしこれが誤発信とならば、なんともバツが悪いですよね。

すぐに、上司から折り返しがあった場合、「スマホの誤発信です。ご迷惑かけて申し訳ありません。お気になさらないで下さい」と謝罪の言葉を添えましょう。

 

4:「ご放念ください」が正しい?お気になさらずの敬語

「放念」の意味は「気にかけないこと、心配しないこと」ですから、「ご放念ください」というのは「お気になさらないで下さい」と同義語です。

丁寧な表現であるのは同じで、ビジネスシーンでよく使われる言葉です。「お気になさらず」の敬語というよりほ、「ご放念ください」は社内の目上の人ではなく、取引先など社外の人に対して、電話やメールなどで使うのが一般的。ふたつの言葉をうまく使い分けるようにしましょう。

 

5:メールでお気になさらずと言われたら…返信は?

「お気になさらず」と言われた場合、その相手は、自分が気にしているかもしれない……と思って言ったわけですから、その気遣いに対して謝意を述べるのがいいと思います。

もちろん、「心配してなくても大丈夫なことを承知した」「こちらは何とも思っていない」などということも合わせて添えておきましょう。「承知いたしました。お気遣い頂き恐縮です」などと返信をします。

 

6:まとめ

ビジネスシーンでは、多少、形式張っていると思っていても、形式どおりにやることが無難であり、そして重要です。

「あ、全然大丈夫っす。気にしないでください」のように、仲間内で使っている言葉ではなく、目上の人には「お気になさらないでください」と丁寧に言うようにしましょう。