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二日酔いで気持ち悪い…ってときに!効く食べ物や薬とツボ

並木まきM.Namiki

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目次

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1:二日酔いで気持ち悪い…

二日酔いの症状といえば、頭がズキズキする、喉が渇く、胸がムカムカする……といった症状がよく見られます。症状は人によって異なりますが、総じて気持ち悪くなってしまうという人が多いのではないでしょうか。

では実際には、どのくらいの人が「二日酔いの気持ち悪さ」を感じているのでしょうか。今回『Menjoy!』では、20〜40代の男女500名に「二日酔いで困った経験はありますか?」という質問をしてみました。

結果は以下のとおりです。

ある・・・208人(42%)

ない・・・292人(58%)

個人的には、意外と「経験したことがない」という人が多いと感じましたが、これには普段からお酒を飲まない人も含まれています。なるべくなら二日酔いにならないように加減して飲みたいものですが、仕事の付き合いだったり、ストレス発散で飲み過ぎてしまったりと、うまくいかないときもありますよね。

 

2:二日酔いの朝はうどん?それとも味噌汁?二日酔いに効く食べ物5つ

まずは、二日酔いの朝に適した食べ物を、「一般社団法人 時短美容協会」に所属する栄養士の東ヶ﨑望心さんに聞きました。

(1)温かいうどん

東ヶ﨑:お酒を飲むと、水分や塩分が失われて低血糖状態となります。温かいうどんは、うどんの汁に適度な塩分が含まれるうえ、炭水化物も摂取できますので、二日酔いの朝に最適です。胃に負担がかからないように、冷たいうどんより、温かいうどんがおすすめです。

(2)しじみの味噌汁

東ヶ﨑:しじみが二日酔いに効くというのは、CMなどでご存じの人も多いかと思います。しじみに含まれるオルニチンという成分が、二日酔いで弱っている肝臓の働きを助けてくれます。

(3)バナナ

東ヶ﨑:アルコールを摂取すると、利尿作用によってカリウムが失われやすくなります。果物の中でも、ダントツでカリウム含有量が豊富なバナナは、二日酔い時の栄養補給にぴったり。コンビニではスムージーになったものも売っているので、気分が悪くて、食事がつらいときに活用してもいいでしょう。

(4)ヨーグルト

東ヶ﨑:たんぱく質が豊富に含まれていて、さっぱりとしているヨーグルトは、二日酔いでも食べやすいのがポイントです。

プレーンヨーグルトに蜂蜜やアロエをちょい足しすると効果がアップ。蜂蜜にはアルコールの分解を助ける成分が含まれていますし、アロエには肝臓の解毒作用を促す効果があると言われています。

(5)出汁巻き卵

東ヶ﨑:卵には体内に残ったアルコールの分解を助けてくれる成分が含まれているので、体調の回復を早めてくれます。優しい出汁の味にほっとするという人も多く、二日酔いの朝にはぴったりです。

また、半熟状態にすると消化と吸収がされやすくなるのでおすすめ。忙しいときは、簡単にできるスクランブルエッグもいいでしょう。

 

3:吐き気に頭痛も…ロキソニンがいいの?二日酔いに効く薬3選

二日酔いのとき、頭痛や吐き気に悩まされる人も少なくありません。どんな薬やサプリが二日酔いのときにいいのでしょう。

そこで今回『Menjoy!』では、20〜40代男女500名を対象に「二日酔いのときに飲んで効果を感じた薬」を教えてもらいました。その結果のトップ3をご紹介します。

3位:大鵬薬品「ソルマック」シリーズ・・・33人(6.6%)

1979年から販売されている「ソルマック」は、ウコンやチョウジなどといった生薬を配合している胃腸薬。現在では、飲む前に摂取する「ソルマック5」から、飲み過ぎたときに最適な、スタンダードタイプ「ソルマック胃腸液プラス」、そして最も効果が期待される「ソルマックEX」などのラインナップがあります。

2位:第一三共ヘルスケア「ロキソニンS」・・・36人(7.2%)

つらい生理痛のときなどにも頼りになる鎮痛剤の「ロキソニンS」。解熱鎮痛剤のひとつ「アセトアミノフェン」などにより、二日酔いによる頭痛などにも効果が出ると考えられるでしょう。しかし、気持ちの悪さに対しては、鎮痛剤よりも、胃腸薬のほうが効くので、症状によっては合わないかもしれません。

1位:ゼリヤ新薬「ヘパリーゼ」シリーズ・・・54人(10.8%)

ベスト3すべてが、まったく違うタイプのものに分かれました。「ヘパリーゼ」は医薬品の栄養剤。哺乳動物の肝臓を消化酵素で加水分解し、アミノ酸やペプチドの形にした「肝臓水解物」で、肝臓のはたらきを助ける作用があります。最近では「二日酔いに効く」というよりも、「疲れやだるさに効く」と謳っていますよね。

 

4:ヘパリーゼや液体胃薬を飲むと二日酔いにならないってホント?

上述のランキングでも登場した「ヘパリーゼ」や「ソルマック」などの液体胃腸薬を飲んでからお酒を飲むと「二日酔いにならない」とも言われていますよね。そこで実際にトライした経験のある人に、その感想を聞いてみると……。

「気持ちの問題かもしれませんが、確かに深酒してしまっても、何も飲まないでお酒の席に臨んだときより、翌日の体が楽でした」(43歳男性/マスコミ)

「友人にすすめられて試したことがあるけれど、自分にはあまり効果がなく、期待はずれでした」(37歳男性/建設)

というように、その答えは分かれました。

ヘパリーゼ」などの肝臓水解物は、アルコール分解には役に立ちますが、分解されたのち、アセトアルデヒドが体内に残ります。これが残ってしまうと二日酔いになるので、必ず二日酔い解消に効果があるかというと難しい部分もあるかもしれません。

また胃腸薬も、胸やけや吐き気などには効果があると考えられますが、これもアセトアルデヒドを消してくれるわけではありません。

そういった意味で、「飲んでおけば二日酔いにならない」というのは、ちょっと飛躍した話のような気がします。

 

5:二日酔いに効くツボは?

二日酔いのときに不調を沈めるには、ツボ押しを活用する方法もあります。

(1)頭痛には「瘂門(あもん)」

頭痛を鎮めるツボとして知られる「瘂門(あもん)」のツボは、二日酔いのときにも使えます。場所は後頭部と首の境目、首部分の上にある「くぼみ」のあたりです。

(2)吐き気には「内関(ないかん)」

二日酔いによるムカムカには、腕の内側、手首から指3本分ほどひじ寄りにある「内関(ないかん)」のツボを押しましょう。

(3)だるさには「足三里(あしさんり)」

二日酔い特有のだるさを感じるときには、ひざの外側にあるくぼみから、約指4本分下にある、すね外側の「足三里(あしさんり)」のツボを刺激しましょう。

 

6:二日酔いには早めの対策を

二日酔いになると「もう二度とお酒は飲まない!」と思う人も多いでしょう。

それでも、またお酒に飲まれてしまい、二日酔い……ということを繰り返している人も少なくありません。

しんどい二日酔いになってしまうと、翌日の仕事や予定にも影響が出てしまいますよね。飲みすぎないのがいちばんですが、なってしまったときは、できるだけ早く復活できるよう準備しておくといいでしょう。

 

取材協力

東ヶ﨑望心(とうがさき のぞみ)

栄養士。一般社団法人 時短美容協会所属。短大卒業後、ギャル栄養士兼読者モデルとして活動。若者が食に興味を持つきっかけづくりに力を入れ、雑誌での料理企画連載やレシピ考案、カロリー本の監修等を行う。その後は栄養士の実務経験を経て、現在フリーランスの栄養士としても活動中。