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「きんうち」じゃないよ!「金打」って読めますか?【ちょっぴりオトナな漢字クイズ】
橘 とも実T.Tachibana
【問題】「金打」ちゃんと読めますか?
「金を打つ」なんて、男性からしたら、なんだかヒヤっとして、思わず大切な部分に手を当てて守っちゃうのではないでしょうか。
筆者は女なので、思わず「あそこを強打したらどう痛いのか?」と調べちゃいました。例えようがない想像を絶する痛みであるため、逆に幅広い男性の感想がわんさか出てきました。
その中には、「地球の位置が軽くズレるくらいの痛み」なんていうたとえもありました。男性にとってみれば、宇宙規模の大惨事なんですね……。
正しい読み方は……わかりません!(あっさり)
ヒント1
「打」の読み方がポイントです。
ヒント2
江戸時代、武士が約束をするときに、刀同士を打ち合わせたことが由来だとか。
気になる正解は…きんちょう!
ちなみに、正しい意味はこうです!
きん‐ちょう【金▽打】
1 近世、誓いの印として、金属製の物を打ち合わせたこと。武士は刀の刃または鍔(つば)、女子は鏡などを打ち合わせた。かねうち。
「てうてうてうと―し、本蔵が心底(しんてい)かくの通り」〈浄・忠臣蔵〉
2 かたい約束。誓い。
「親にも隠し包みしは、大事を漏らさぬ心の―」〈浄・妹背山〉
出典:デジタル大辞泉(小学館)
約束を誓うときに、カッコつけたことからできた言葉だったんですね。「いずれまた、相まみえようぞ(カチン)」みたいなやつですね。
ちなみに全然話は変わりますが、筆者の元カレに、あまりにも強く下半身を金打してしまい、元に戻らなかった……という男性がいました。自転車でアクロバット的なことに挑戦して強打したそう。
でも、ひとつしかないのを補う本能なのか、いろいろと濃厚でした。いい話をするつもりだったのに、変なまとめに……。