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「がんしゅうそう」じゃないよ!「含羞草」って読めますか?【ちょっぴりオトナな漢字クイズ】
橘 とも実T.Tachibana
【問題】「含羞草」ちゃんと読めますか?
「羞」といえば、よく目にするのは「羞恥心」ですよね。野久保直樹くん、好きだったなぁ。
しかし「羞」を含んだ草……どういう草なのでしょうか。見た目が「(/ω\)イヤン」な形をしているのか、それとも太古の昔、大事な部分を隠すのにピッタリ!と重宝された草なのか、はたまた、媚薬効果がある、惚れ薬のレシピに載っているようなハーブ的なものなのか……。
妄想が止まらない、魅惑的な漢字ですね。とはいえ、読み方となるとまったく……検討もつきません。
ヒント1
夜になると閉じるため、「眠り草(ねむりぐさ)」とも呼ばれている植物です。
ヒント2
触ったり刺激を受けても、閉じて垂れさがるそうです。そんな動作が、恥ずかしがっているように見えるとか。え、かわいい!
気になる正解は…オジギソウ!
ちなみに、正しい意味はこうです!
おじぎ‐そう【▽御辞儀草/含=羞=草】
マメ科の小低木。園芸では一年草として扱われ、高さ20~90センチ。葉は羽状複葉で、物が触れると急に閉じて葉柄から垂れ下がり、また夜になると閉じる。夏、桃色の小花が球状に集まった花をつける。ブラジルの原産で、日本には江戸末期に渡来。ねむりぐさ。《季 夏》
出典:デジタル大辞泉(小学館)
筆者にとっては懐かしい、故郷の通学路に生えていた、あの草のことでした。「物が触れると急に閉じて垂れ下がる」って、ビンカンで、なんかかわいい! Sな心がくすぐられちゃいます。
触ると大きくなって反り上がるアレとは反対に、小さくなって垂れ下るみたいだけど(笑)。次に見つけたら、優しく丁寧に触ってあげたいですね。