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不器用な人ってどんな人?仕事ぶりから恋愛の特徴、器用に生きる方法も
相川葵A.Aikawa
目次
隠す1:器用になれない…と思っている人が意外に多い
自分は器用ではない、器用になれない……と思っている人は意外に多いもの。
筆者が恋愛カウンセラーとして接したクライアントを中心に調査した結果、約75%、つまり4人にひとりもの人が、「自分は器用ではない」と答えています。
あなたはどうでしょうか?
2:器用に生きたい…職場で不器用だと感じる瞬間5つ
不器用な人が「自分って器用じゃないな」と感じる瞬間には、こんな例があるようです。
(1)会話にうまく入れない
職場のあちこちで行われる雑談に入っていけないというのが、不器用な人の悩みのひとつ。周囲の人が雑談をしていても、自分はひとことも発することなく黙っているか、輪の中にすら入れずにぽつんと離れているかのことが多いでしょう。
(2)自分から話を振れない
話に入れないのと同様、自分から話を振れないという不器用さもあります。これは、何を話したら相手に気に入られるかわからない、相手に気に入られる話をしたいというように、他人からの評価を気にしすぎるあまり起こるケースが多いです。
(3)一度にひとつの仕事しかできない
職場では、一度にいくつもの仕事を並行してやったほうが良い場面もありますが、それがうまくできないとき、自分って不器用だな……と感じてしまうこともあるでしょう。いっぺんに仕事をするのが苦手な人には、仕事の完成度などが気になって進められないというケースも多いようです。
(4)人に頼めない
自分がたくさんの仕事でパンクしそう……!というときにも、不器用な人は他人に仕事を頼むということがなかなかできません。結果的にあれもこれも抱え込んで、バーストしてしまうということも。
(5)仕事を適当にできない
仕事を適当に済ませることができないのも、不器用のあらわれのひとつ。ミスがあったらいけないと、何度も何度も確認してしまうパターンです。
いくつかの仕事を同時進行できないことにもつながっていくこの性質は、小さなことでも疎かにしたくないという真面目さの結果でもありますが、一方で自分を追い詰める原因にもなります。
3:恋愛不器用な人の特徴5つ
(1)好きな人と話せない
好きな人と話すことすらできない……という不器用さは、多くの人が感じたことがあるかもしれません。好きな人に話しかけたいのに、何を話題にしたらいいかわからなくて、声をかけることさえできずにいる……。そんな恋愛不器用さんは多いのではないでしょうか。
(2)好きな人がいると笑えない
グループで会話をしていたとしても、好きな人がその場にいると笑顔がぎこちなくなってしまう、うまく笑えない……。恋愛不器用さんにはこんな一面もあるでしょう。笑うことさえも緊張してできなかったり、「変な顔に見えてしまうのではないか?」などと気にしてしまうのです。
(3)好きな人に話しかけられてもぶっきらぼう
自分から話しかけることはなかなかできない好きな人。しかし、向こうから話しかけてくれたとしても、恋愛不器用さんはギクシャクしてしまい、会話をなかなか続けられません。せっかく、話をするチャンスだったのに……と、落ち込んでしまうかも。
(4)フラれる前に諦める
恋愛不器用さんの場合、何かをする前に「きっとダメだ」「もう無理だ」と思ってしまいがち。したがって恋愛でも告白するというステージにさえ乗れないまま、フラれる前に恋を諦めることも……。
(5)フラれると長引く
もちろん、恋愛に不器用な人の中にも、がんばって告白に漕ぎ着ける人もいるでしょう。あるいは、相手が好意をもってくれて付き合う段階に至る人も。しかし悲しいかな、告白を断られたり、付き合ってもうまくいかず「別れよう」という話になったときは、それを長い間ひきずってしまいます。そして何年も次の恋ができない、なんてことも珍しくはないのです。
4:不器用な人が器用に生きるコツ3つ
(1)コツコツ型の仕事を探す
仕事についての不器用さを解決するには、マルチな仕事ではなく、コツコツ積み重ねるタイプの仕事を探すことが第一でしょう。同じような仕事の繰り返しでも良いので、質が問われる仕事を選べば、細かいところまでしっかり完成させたいという趣向に合う可能性が高まります。
(2)物事を順位付けする
一度にたくさんのことを同時進行するのが苦手な不器用な人は、どれを先にやったらいいのかをシビアに順位付けしてみましょう。「マルチタスク」などと言っても、実際にはひとつずつのことしか行っていないのです。
作業を細分化して、「どれを先にやるのか?」「どれが後でいいのか?」と考えるとわかりやすいでしょう。
(3)知識を増やす
仕事をうまくやるにも、恋愛で話題の幅を増やすにも、役に立つのが知識を増やすことです。たくさんの知識があるれば、それだけ引き出しが多くなりますし、自分に自信がもてるようになります。ジャンルをある程度絞っても良いので、話題になるような知識を増やしてみましょう。
6:不器用でも一歩ずつ前に進みましょう
自分に対して不器用さを感じていると、ついつい「何をやっても不器用だからうまくいかない」なんて考えてしまいがち。でもそうではなく、不器用には不器用のいいところがあるものです。自分の不器用さをプラスのものであると捉えて、一歩ずつ前進するようにしてみましょう。