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自分と向き合うとは?1日わずかな時間でも有効な自分と向き合う方法

相川葵

相川葵A.Aikawa

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目次

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1:自分と向き合うとは?自分と向き合う時間を作ろう!

自分と向き合うというのは、自分の真実を知るということ。そしてそれは意図的に向き合おうとしなければ、なかなか見えてきません。

そして自分と向き合うには時間が必要です。忙しい現代人は、目の前の課題を乗り越えるのにいっぱいいっぱいであることも……。しかし1日にほんのちょっとずつ、5分か10分といった短時間でも意味はあります。

自分と向き合う時間を作ってみましょう。その方法をこれからご紹介します。

 

2:辛いし怖いけど…自分と向き合う方法5つ

(1)余分な情報を切る

 

自分と向き合うには、まず余分な情報を入れないように、アンテナのスイッチを切ることです。現代はスマホをはじめ、外から入ってくる情報がとにかく多いので、なかなか自分と向き合う時間が取れません。

自分と向き合うファーストステップは、1日のその時間だけでも、テレビのスイッチを切り、スマホを触らないこと。たとえ自分がリラックスできると思っている音楽でも、初心者であれば、かけないのが望ましいでしょう。

(2)いらないものを捨てる

部屋の散らかり=心の散らかりだという人もいます。研究者など、必ずしも全員には当てはまりませんが、基本的には余分なモノが多い部屋は、自分と向き合うことの妨げに。部屋の中でいらないものがあるかどうかシビアに判定し、いらないものを捨てると、残したもの中から自分が見えてきます。

(3)ひとりで外出する

ひとりで外出することも自分と向き合う時間を作ることにつながります。行き先はショッピングセンターなどでも良いですが、海や山、観光地などの小旅行もおすすめです。そして、その間はスマホを触りっぱなしなどではダメです。たくさんのものを自分の目で見て、それらに対して自分がどう考えるかに注目しましょう。

(4)「これが自分だ」と思える服を考える

これが自分だと思える服というのは、自分がこうなりたいと思う理想の服でもあります。クローゼットの中を確認したり、着用した状態で鏡を見て、本当にそれが自分らしいかどうかを考えましょう。

(5)心をゼロにする

静かなところで無心になる、心をゼロにすると、自分と向き合いやすくなります。一般的にこれは「瞑想」や「マインドフルネス」と呼ばれています。

何も考えず一度ゼロになったあと、改めて自分のことを考えてみると、自分の真実に気付きやすくなります。ただし、一度ではなかなか難しいので、何度もトライしてみてください。

 

3:ノートを使って自分と向き合う方法3つ

ノートは自分と向き合うのにとても適したツールです。やり方はとても簡単なので見ていきましょう

(1)お気に入りのノートとペンを買う

まずは準備からです。機能としては、家にある余ったノートや転がっているペンでも構わないのですが、せっかく自分と向き合うノートということで、おしゃれで開くのが楽しくなるような、お気に入りのノートとペンを見つけましょう。

(2)日記のように毎日の出来事や思ったことを書く

日記のようにその日にあったこと、そのときの自分の感情を書いていくだけです。文字にあらわすと、自分の気持ちがよくわかるものです。他人に惑わされない、本当の自分が見えてくるでしょう。

(3)理想の自分を書く

日々のことを書くことになれてきたら、先のことも書き出してみましょう。いちばんいいのは、理想の自分のイメージを書くこと。そしてそれに近づくためには、何が足りないかも書いていきます。文字にすることで、モヤモヤが可視化されて、繰り返しノートを開くことで、それが頭と心に擦り込まれていくのです。

 

4:これで自己カウンセリング!自分と向き合う質問3つ

(1)人生の目的は何?

自分の人生の目的を決めていない人はたくさんいます。目的とは、どのように生きたいか、ということ。生きる指針がはっきりとしていないと、日々の行動に影響が出てしまうもので、統一性が保てないため、自分をなおさら見失いやすくなるのです。本来やりたくなかったことを行って、心の負担を増やしてしまうこともあるでしょう。

(2)やりたい仕事はどんな仕事?

仕事は生き方に大きく影響しています。時間的にも人生の長時間を占めることになりますので、自分と向き合う際に避けて通れない分野。やりたい仕事といっても、具体的な職種などではなく、「仕事を通してどのようなことを実現したいのか」に焦点を当てて考えてみるのがおすすめ。

そして、今の仕事はそれを実現できる職種なのかどうかを検討しましょう。

(3)一緒にいたい人はどんな人?

一緒に時間を過ごす人を選ぶことも大切です。どんな人となら、共に時間を過ごしたいと思うでしょうか? 一緒に過ごしたい人を選ぶということは、自分の時間の使い方を選ぶということでもあります。

 

5:自分と向き合うのにおすすめの本

「自分と向き合えてないから人生に満たされていないのだ」と気づいたなら、まずは、『望む人生を手に入れる 「自分」との向き合い方。』(吉川聖弓 著)を読んでみてください。『自分と丁寧に向き合う週末セルフリトリート ~日常から離れて心と体をリセットする31のワーク~』(長谷川エレナ朋美 著)もおすすめです。

自分と向き合うためには、自分に対して質問をする力や、自分の本心と他人の意見とを見分ける力が必要です。この2冊は、それを学ぶ手助けになるはず。

また、怒りを感じるときも、案外自分の本質が突かれていることも多いので、自分と向き合うチャンスと言えます。『自分の「怒り」と向き合う本』(水澤都加佐、スコット・ジョンソン、黒岩 久美子 著)は、怒りの正体のほか、怒りをコントロールする「アンガーマネジメント」の方法がわかりやすく解説されています。

 

6:「自分と向き合う」を英語でいうと?

「自分と向き合う」を英語で言うと、「to face myself」となります。さらに「be honest with myself」という表現もあるようです。「自分に正直にあれ」というこの言葉、まさに自分と向き合うのは、そういうことなんです。

 

7:自分と向き合う時間を作ろう!

自分と向き合うためには時間が必要です。むしろ1回は短時間でも良いので、それを一生繰り返すのが理想でしょう。ぜひ時間を取って、自分と向き合ってみてくださいね。豊かな人生になること間違いなしですよ。