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人を信じられない診断!人を信じられない人の特徴3つ

平松隆円R.Hiramatsu

目次

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1:人を信じられないって具体的にはどういうこと?

そもそも「信じる」とは、どういうことなのでしょうか。まずは、そこから考えてみましょう。

(1)信じるの意味

辞書の中には、「信じる」は信ずるの(サ変)の上一段化。と説明されています。では「信ずる」はどういう意味かというと……

 そのことを本当だと思う。疑わずに、そうだと思い込む。「神の存在を―・ずる」「成功するものと―・じている」

 信用する。信頼する。「だれも―・じられない」「―・ずべき筋によれば」

 信仰する。「キリスト教を―・ずる」

出典:小学館デジタル大辞泉

とあります。

今回のテーマでいえば「1」「2」があてはまります。「信頼」とは「信じて頼りにすること。信用して任せること。また、その気持ち」のことです。

つまり、人を信用できないとは、他人の言動が真実だと思うことができず、また、他人に何かを任せたり、頼りにできないということなんです。

(2)心理学的には対人信頼感

この、「誰かをどれくらい信じることができるか」というのは、心理学の分野では「対人信頼感」といいます。そして、この対人信頼感は、育ってきた環境やこれまでの人生で経験してきた出来事によって、培われていくと考えられています。

つまり、人を信用できないのは、生まれながらのせいではなく、家庭環境や、これまでの経験のせいなんです。

 

2:人を信じられない診断!人を信じられない人の特徴3つ

それでは、人を信じられない人とはどんな人なのでしょうか。その特徴を一緒に考えていきましょう。

(1)友達といるより、ひとりでいることが多い

人を信じることができない人は、いつ裏切られるかわからないと考えるあまり、人に何かを任せたり、頼りにできないと考えがちです。信じることができるのは自分だけ。そのため、誰かと一緒にいて煩わされるよりも、ひとりでいることを選びがちです。

(2)笑顔が少ない

人を信じることができない人は、他人に対して心を閉ざしているということになります。一方、笑顔というのは、心をオープンにしていなければ生まれません。そう考えると、人を信じることができない人は、自然と笑顔は少なくなってしまうでしょう。

(3)「対人信頼感テスト」に当てはまるものが多い

ところで、次の質問にいくつ自分があてはまるか、ちょっとテストをしてみてください。

1.人は厄介な目に遭わないために、嘘をつくと思う。

2.自分には、頼りにできる人が少ししかいない。

3.人は誰かを助けることを、内心ではイヤがっていると思う。

4.人は他の人に対して、はっきりと信用できると確信するまで、用心深くしていると思う。

5.人はチャンスがあれば、税金やおつりなどをごまかすものだと思う。

6.人は他人の権利を認めるよりも、自分の権利を主張すると思う。

これは、堀井俊章氏の「対人信頼感尺度の作成および信頼性と妥当性の検討に関する研究」(『日本性格心理学会発表論文集』1993)を参考に作ったテストです。これにあてはまる数が多いほど、人を信用できないタイプということになります。

 

3:人を信じられない原因3つ

人を信じることができないのは、育ってきた環境やこれまでの人生で経験してきた出来事のせいだと紹介しました。それでは、具体的にはどんなことが原因として考えることができるでしょうか。

(1)裏切られたトラウマがある

トラウマ(=心の傷)とまでいわなくても、何度も何度も人に裏切られた経験をしてしまうと、「また裏切られてしまうかも」と思ってしまうのも当然のこと。それが同じ人でなくても、過去に裏切られたのと同じシチュエーションに遭遇してしまうと、過去の裏切られた経験が思い起こされてしまい、信じることができなくなってしまいます。

(2)警戒心が強い

もともと、性格的に警戒心が強い人がいます。用心深かったり、疑り深い人というのは、自分が納得できないと受け入れたり信用できたりしませんよね。そのハードルが高いと、なかなか人を信じることができません。たとえ、相手が本当のことを言っていたり、誠実な人であってもです。

(3)人を頼りにしない

人を信じるというのは、頼りにするということです。ですが、もともと人を頼りにしない、するのが苦手だという人がいます。そういう人も、警戒心の強さと同様に、人を信じるハードルが高くなってしまいます。

 

4:人を信じられない人が人間不信を克服する方法3つ

では、人を信じることができない人が、人を信じることができるようになるためには、どうすればいいのでしょうか。

(1)多くの人を信じようとしない

世の中のすべての人を信じられるようになる必要はありません。家族や恋人など、特定の人だけでもいいのです。まずは信じられる人をひとり見つけましょう。誰かひとりでも信じることができれば、次第にその輪は広がっていきます。

(2)自分に自信をもつ

人を信じられない原因についての章では取り上げませんでしたが、自分に自信がないことも人を信じることができない人の特徴です。自分の自信がないことで、「どうせ私はたいしたことがない存在だから人に裏切られるんだ」とか「恋人にはいつか捨てられるんだ」と、ネガティブに考えしまいがちに。

なので、人を信じられるようになるには、自分の自信をもつことも、すごく大事なことなんです。

(3)期待しすぎない

何かを任せたり、頼りにしたくて誰かを信じるわけですが、あまり過剰な期待を寄せることはやめましょう。過剰な期待をして、その50%くらいしかしてくれなかったら、「裏切られた!」と思ってしまうかもしれません。ですが、最初から期待値が50%くらいなら「期待通りにやってくれた!」と感じるわけです。ですから過剰に期待しすぎないことも、大事なんです。

 

5:人を信じられない人に贈る名言

このコラムを書くにあたって編集部の人から「人を信じられない人に贈る名言」はありませんかとたずねられました。いろいろ、文献やインターネットを調べてみて、筆者に響いた言葉がひとつありました。『ムーミン』の登場人物であるスナフキンの言葉です。

スナフキンはこう言っています。「世の中にはね、自分の思い通りになってくれない相手のほうが多いんだよ」と。人を信じるというのは、自分の思い通りに、何かをやってくれるだろうという期待の表れでもあります。

ですが、世の中はまさに「自分の思い通りになってくれない相手のほうが多い」わけです。つまり、裏切られることもあるということ。裏切られたらどうしようと、頭を悩ます必要はないのかもしれません。

 

6:まとめ

とはいえ、信じることは人間関係の基本であることも間違いありません。まずは、身近な人から信じられるようになりましょう。