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結婚式のキスしたいorしたくない?みんなの結婚式のキスエピソード5選
毒島 サチコS.Busujima
1:結婚式で誓いのキスをする意味は?
教会式挙式では「誓いのキス」をします。
そもそもなぜ「誓いのキス」をするのでしょうか? これには諸説あって、「結婚という契約が成立したことを、お世話になった人たちの前で示すため」というものや、「お互いの魂を分かち合うため」などの説がありますが、最も有力な説としては、「キスの宣言した誓いの言葉を封印するため」といわれています。
ロマンチックな誓いのキスに憧れる!という人がいる一方で、「人前でキスなんてしたくない……!」という人も一定するいると思います。
調べてみると「誓いのキス」は必ずしもしなければいけないものでもないよう。また、キスをする場所によって、意味が変わってくるとも言われています。
2:結婚式でキスしたorしない?結婚式のキスエピソード5つ
では、実際に結婚した先輩カップルたちは、結婚式でどのようなキスをしたのでしょうか? ここからは結婚式のキスエピソードをご紹介しましょう。
(1)王道の教会で誓いのキスを
「教会での挙式なら、誓いのキスは当たり前ですよね。キスをした瞬間、カメラのシャッターの音がすごくて、なんか人生の主役になったみたいで、心地よく感じました。彼のほうはあまりにも緊張しすぎて、そんな余裕がなかったみたいだけど」(28歳女性)
筆者も結婚式にたくさん参加していますが、教会式で結婚したカップルのほとんどのカップルが、「誓いのキス」をしていました。「誓いのキス」は、「結婚式らしい」もっとも写真映えする写真が撮れる瞬間でもあり、感動的なシチュエーションでもあります。
親の前でキスをするのは気恥ずかしいという気持ちも多少はあるでしょうが、「儀式なので」ということで、しっかりと唇にキスをするカップルが多いです。
(2)唇は恥ずかしいから…手の甲へキス
「チャペルでの式だったんですが、彼が誓いのキスを嫌がったので、手の甲へのキスにしました。私は唇が良かったんですけど……。両親の前でキスをするのが、彼はどうしても抵抗があったようです(29歳女性)」
教会挙式でのキスで、「相手の手の甲にキスをした」というカップルもいます。
これは「人前で唇へのキスは……」と抵抗のあるカップルが選ぶ「誓いのキス」です。
ちなみに手の甲へのキスは、「尊敬の意」を表すのだとか。そういえば、映画のワンシーンなどで、家来などが女王さまの手の上にキスをする場面がありますよね。
(3)二次会で周囲に乗せられて
「挙式は親族のみで、そこで誓いのキスをしましたが、二次会で友人たちに乗せられて……。お酒も入っていたし、盛り上がるかと思ったので、熱いキスを披露してやりました(笑)」(27歳男性)
気の知れた友人のみの二次会で、「キッス」コールが起こることはよくありますよね。
多少酔っぱらっているとはいえ、みんなが祝福し、「キスを見たい!」と熱望されているのですから、儀式じゃないんだから断固キスしない、というのも大人げないといえそうです。
(4)頬にキスをした
「彼があまりにも誓いのキスをイヤがるので、挙式プランナーさんに相談したら、頬へのキスをすすめられました。で、軽く触れるか触れないかくらいの、海外のあいさつのようなキスをしました。
でも、全然ロマンチックじゃないし、私は少し心残りです」(28歳女性)
調べてみると、頬へのキスは「好意の意」を示すキスなのだとか。それはそれでロマンチックだといえなくもありません。
どうしても唇のキスがイヤだという人と結婚する場合には、頬に軽くキス、というので我慢するしかなさそうです。
(5)長いキスにドン引き
「誓いのキスが「熱すぎる」と、さすがに目に余ることってありますよね。
友人の結婚式だったのですが、最初はみんな写真をとって盛り上がっていましたが、30秒以上するし、けっこう熱めなキスだったので……周囲は苦笑いしていました(笑)」(27歳・女性)
筆者が参列した結婚式でも、あまりに長い「誓いのキス」をしていた新郎新婦がいましたよ……。
親や親族もいるわけですし、そもそも、信仰心もそれほどないまま、ファッションとして教会挙式をするわけですから、せめて、正式なスタイルにのっとって「誓いのキス」をするのが誠意であり、司祭さまへのマナーではないでしょうか。
熱いキスがしたければ、二次会や友人たちの集まる席だけにしたのほうがいいかもしれませんね。
3:まとめ
今回は結婚式でのキスエピソードを集めました。結婚式でどうしてもキスをしたくない!という場合は、挙式プランナーさんに相談すれば、キスなしでも、式を執り行うこともできます。
ただし、どちらかが誓いのキスをしたいと強く思っている場合、照れるあまりキスをしなかったことをずっと覚えているかもしれません。
「人前でのキスは恥ずかしい……」と悩んでいる挙式予定のカップルのみなさんは、上記を参考にしてみてくださいね。