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ブロンドとは?日本人に似合うブロンドカラーの種類5選
松田優Y.Matsuda
1:ブロンドとは?
ブロンドヘアといえば、外国人のような金髪のこと。黒髪がベースとなる日本人にはない髪色なので、女性だけでなく、男性でもブロンドヘアに憧れるという人も多いのではないでしょうか。
一般的にブロンドというと、淡く黄色味がかった髪色のことをいいます。このブロンドを基準として、色味によって呼び方が違ってきます。主だったものを見ていきましょう。
2:ヘアカラーもいろいろ!ブロンドカラーの種類5つ
(1)ブロンドベージュ
ブロンドベージュは、落ち着いたヌーディー感のある色味。明るい髪色ではありますが、激しい明るさではなく、やわらかいハイトーン。赤味や黄色味を抑えているので、ミルクティーのようなキレイな明るいベージュです。
ブロンドベージュはかわいらしさもありますが、どちらかというと上品な色合いです。また、髪がきれいに見えるという嬉しい特徴も。ヌーディー感があるので、ナチュラルコーデとの相性もばっちりで、派手になりすぎず品のある雰囲気になるでしょう。
(2)プラチナブロンド
プラチナブロンドは黄色味が薄く、まさにプラチナ(白金)のように見える色のことをいいます。白髪ほど白くは見えず、うっすらと黄色味が残っていることが特徴です。
かなりハイトーンなので、光が強くあたるところは白く見え、神秘的な印象さえ与えてくれるカラー。かっこよくて透明感もあり、個性を出したいオシャレな人におすすめです。
ちなみに、産まれながらにプラチナブロンドの髪の人は、北欧の国に多いようですよ。
(3)ブロンドアッシュ
ブロンドアッシュは、プラチナブロンドよりも青味がかった髪色です。グレーに近い色をしていて、ややくすみがあるのが特徴。透き通るような美しい髪に見えるので、人気も高いブロンドカラーです。
日本人の肌色とも馴染みやすく、黒髪でもキレイに染まるので、初めてブロンドカラーに挑戦する人にもおすすめ。また、染めてから時間が経っても赤味が出づらいので、赤味が気になるという人にもぴったりのブロンドカラーといえるでしょう。
(4)ホワイトブロンド
ホワイトブロンドは真っ白に見えるブロンドカラー。ブロンドの中でも、最もハイトーンカラーといえます。黄色味もくすみもない、キレイなホワイトブロンドは、日本ではかなり個性的な髪色になりますが、そのぶん、おしゃれ度もかなり高め。
肌の色素が薄い人なら全体にまとまりがよくなり、肌のトーンがダークめな人だと、肌色と髪色のコントラストのおかげで、より元気な印象を与えます。黒髪の日本人がここまで色を明るくするのは大変ですが、挑戦したい色のひとつです。
(5)ローズブロンド
ローズブロンドは海外で人気があり、日本でも真似する人が多くなってきている髪色です。銅色のような赤味があり、ややピンクがかったブロンド。女性らしいということで人気ですが、最近ではメンズの間でも取り入れる人が増えてきています。
元が黒髪の日本人は、髪色を明るくするとどうしても赤味が出やすいのですが、ローズブロンドなら赤味を活かせるので馴染みやすいのも嬉しいところ。根元が黒くなってきても、コントラストが楽しめます。
3:プラチナブロンドにも挑戦!日本人メンズ向けブロンドヘア
(1)アレンジ次第でどんなブロンドも似合う
「ブロンドは難しい」「なんだかチャラそう」……というイメージがありがちですが、やり方次第では日本人メンズだってちゃんと似合うんです!
そこで大事なのは色選び。初心者におすすめな色は、アッシュ系ブロンドやイエロー系ブロンド。日本人の肌色に馴染むので、髪だけが浮いている感じがなくなります。
もっとハイトーンカラーに挑戦したいときは、一部分だけを明るくしてみるなど、ハイライトとして取り入れてみるところから始めてみてもいいでしょう。
(2)ヘアアレンジも重要
定番は、短めのショートヘア。髪が短いだけに、ハイトーンにしても扱いやすいというのがポイントです。
また、ツーブロックやソフトモヒカンなどにして、長めの部分だけブロンドにするというアレンジもおすすめ。明るい色は軽さもでるので、パーマをかけてみるのも似合います。
かわいらしい顔立ちのメンズなら、子犬系の印象が作れそうですね。
(3)眉毛も染めたほうがいい
髪色を明るくして満足しがちですが、明るい髪にしたら眉毛も一緒に染めたほうが、さらにオシャレ度がアップします。
髪は金色で眉毛は真っ黒……というのは、ちょっとダサく見えてしまいがち。女性はメイクで眉色を調節できますが、メイクをしないメンズの場合、眉毛を脱色する方法を調べてみるといいでしょう。
4:ブロンドジョークとは?
「金髪女性がパソコンのキーボードに水をかけるのはナゼ?」
「ネットサーフィンを楽しみたいからだろう」
このようなものがブロンドジョークです。これはアメリカンジョークのひとつで、アメリカでは、金髪のロングヘアは美人の条件とされる一方、頭がからっぽだとバカにされてきたのです。
もともとは風刺的なジョークから派生したものですが、ブロンド=頭が悪いというのは、人種的なバイアスがかかった視点。リベラルさが求められる現代では、あまり気持ちのいいジョークとはいえませんね。
5:まとめ
黒髪人気も強まっていますが、こうしてブームが続くと、その反動で、急に明るい髪色が流行し始めることもよくある話。
社会人であれば、仕事によっては難しいしれませんが、昔に比べて、髪色の自由度は増している時代です。せっかくなら、自分に似合う色にチェンジしたり、気分を変えるためやおしゃれのためにブロンドカラーに挑戦してみるのも、新しい魅力に気づくためのチャンスかもしれません。