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セックスレス夫婦は30%!体の関係がないと離婚しやすい以外にも問題が…

東城 ゆずY.Tojo

目次

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1:セックスレス夫婦の割合は?

近年、何かと話題になっている「セックスレス」というワード。ひとつ屋根の下に自分が選んだ異性がいながら「どうしてエッチができないの?」と疑問に思う人も多いでしょう。いったい、どれくらいの夫婦がセックスレスに悩んでいるのでしょうか。

日本性教育協会の『セックスレス時代の中高年の性』という2012年の調査統計によると、40~70代の既婚男女の「夫婦間の性交頻度」は「この1年まったくない」と回答した人がどの年齢層でもいちばん多いという結果に。例えば40代では、男性では34%、女性では30%が「この1年まったくない」と回答。3人にひとりが、配偶者がいながらも、セックスレスという状況です。

性欲の減退も考えられますが、SNSやブログには「婚外恋愛」などのワードも見ることが多く、配偶者に「求めても愛されない」という現実も見てとれます。悲しい思いをしている夫婦は、思ったより多いのかもしれません。とても健全な夫婦生活とは言えないですよね。

2:セックスレスになりやすい夫婦の特徴5つ

セックスレスになりやすい夫婦の特徴をご紹介しましょう。

(1)仕事が忙しい

どんな仕事でも、多少なりとも肉体的、精神的疲労があります。「疲れてヘトヘト」「家に帰ったらすぐ寝たい」と思っているパートナーの場合は、それとなくエッチに誘っても、拒絶されてしまうこともあるようです。

なら、休日にすればいいじゃないかという意見もありますが、休日は休日で育児や家庭の都合で忙しい……となると、なかなかタイミングがありません。

(2)パートナーと自分の性欲のバランスがとれていない

食欲や睡眠時間にも個人差があるように、性欲も個人差があります。「毎晩エッチしないと気が済まない」という人もいれば、「年に数回でいい」と思う人もいるのです。

結婚前、あるいは結婚後も子どもをつくるまでは普通にエッチしていたのに……というカップルでもレスになるのは、「本当はエッチが好きではないけれど、結婚してもらえないと思ったから、彼がしたいタイミングでさせていただけ」「子どもが欲しいからしていただけ」という女性も少なくありません。

(3)就寝・起床時間が違う

一緒に生活していても、それぞれしなければいけないこと、したいことがあると、就寝時間にバラツキが生まれます。となると、したいと思っても相手がすでに寝てしまっているというケースも。

また、お互いが「朝、ゆっくりできる」という日でないと、「今度でいいか」となり、そう思っているうちにしないことが習慣になってしまう場合も多いです。そもそも、「相手を起こしてしまうのは悪いから」と別々に寝ている夫婦も一定数います。そうなると、お互いに「その気」にならないと、なかなかエッチまではたどり着けません。

(4)「親」スイッチがオフにできない

子どもが幼かったり、思春期だったりすると、エッチの場所やタイミングには慎重になってきます。そして、あれこれと考えているうちに面倒に感じてしまうこともあります。また、父親・母親という立場から気持ちのスイッチがうまく切り替えられず、一緒に寝ていても相手に性欲がわかないということもあるでしょう。

(5)エッチする関係ではなくなった

結婚とは生活そのもの。長く一緒にいることで、相手に対する性的な感情が薄まってくるというケースは多いです。

それは、「人生のパートナーとしての価値が高まった」ということであるのですが、「愛の形が変わっただけで、愛していることに変わりはない」という場合と、「もう好きではないから、ATMとして、子どもの親としてだけ、機能していてくれ」という場合があるので、一概にいいことだと言えないのがネックです。

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3:セックスレスが夫婦にとって危険な理由5つ

セックスレスが危険と言われる理由を紹介します。

(1)離婚につながる可能性がある

3大欲求のひとつである性欲が満たされないとなると、その虚しさは大きくなります。実際にセックスレスが原因で、子どもを授かる希望がもてずに離婚する夫婦もいます。

最初はささいな「エッチへの不満」だったとしても、それがきっかけになって別の欠点も目につきやすくなり、ことの重大さに気づいたときには夫婦関係が修復できなくなっていた……なんてこともあります。

(2)自信がなくなる

他人から自分を認めてもらえたという経験は、大きな自信になるもの。レスで拒絶され続けていると「私は女性として魅力がないのではないか」と、ネガティブな感情に悩まされてしまいます。そして、魅力があると言ってくれる人を求めたくなる気持ちが大きくなって、それが不倫の引金にもなってしまうのです。

(3)幸福感の低下

エッチは夫婦の大事なコミュニケーションも担っています。単純にエッチで得られる快楽がストレス発散になっていることもありますが、相手に抱きしめられたりキスされたりすれば、「愛されている」という安心感に包まれるものです。人の温もりで得られる幸福感は、思っている以上に大きなものです。

(4)婚外恋愛したくなる

子どもの親として、または大黒柱として文句のつけようがない場合、レスだけで離婚するのは自分にとってメリットがないのでは?という気持にもなります。しかし、性欲も無視できない欲求。その不満のみを解消できないかと考えるうちに、婚外恋愛に興味がわいたりすることもあるかもしれません。

(5)相手への不満が増大する

夫婦がセックスレスに陥るのは、長年の不満の蓄積や慣れ。それを解消すべく、まずは自分の非を改善することから始めるわけですが、それでも一向にレスが解消されないと、不満は相手に向けられます。行き場のない感情にモヤモヤして、「相手をどんどん嫌いになる」という状況も生まれます。これでは離婚まっしぐらです。

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4:セックスレス夫婦の解消法3つ

一般的には「ロマンチックな雰囲気を演出してみよう」などと言われていますよね。でも、エッチな下着を新調しても、場所を変えてもムリという状況なら、それは頑張り方を間違えているのかもしれません。セックスレスを解消する極意を紹介しましょう。

(1)愛している気持ちを日々、真摯に伝える

人として信頼してもらえていないのに、性欲を向けられ続けるのは虚しいもの。まずは「かけがえのない相手」であり、「愛している」ことを真摯に伝えていきましょう。

「きれいだね」と言われて嬉しいのは、自信につながるからですよね。そして、自信を生み出してくれる人を人は愛するものです。夫も同じ気持ちかもしれませんよ。

(2)ただ「エッチがしたいだけ」と思わせる行為に注意する

エッチのときだけ優しくなったり、レスを解消するためだけに歩み寄ったりする行為は、相手にとって寒々しいものに見えます。常に、愛情の延長線上にエッチがある、という共通認識がもてるような「暮らし」であることが重要です。

(3)お互いが相手の話を「聞く」姿勢をもつこと

「家庭を心休まる場所にしたい」というのは、家族みんなの願いでしょう。誰かが我慢しているようではだめなのです。そのためには、本音を言いやすい環境づくりが重要となってきます。

相手を頭ごなしに否定することや、人格を全否定するような「存在無視」などは、どんなに夫婦関係が冷え込んでいても、やってはいけません。むしろ、レスのときほど相手の話を「長く」聞くことが大切だと言えます。

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5:セックスレスは夫婦の深刻な問題として認識すること

夫婦でどちらかがセックスレスを軽視する状況では、改善は見込めないでしょう。「したくない」ほうにとっては、セックスレスのほうが快適という場合もあるのです。

それでも、レスを解消したいと思うなら、相手を自分のかけがえのないパートナーと慈しみ、真摯に歩み寄っていくしかありません。愛している相手から求められて、絶対にしたくないと思う人は少ないはずです。

【参考】

現代性教育研究ジャーナル_No.71『セックスレス時代の中高年の性』