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結婚に迷いはつきもの?結婚に迷った時にやめるべきか診断する方法
三浦 希枝K.Miura
目次
隠す1:彼との結婚に迷う…
付き合いが長くなってきたり、年齢的に「そろそろ……」感が出てくると、にわかに湧いてくるのが「この人と結婚するかどうか」問題。本当に、この人でいいのッ!?
(1)結婚に迷いすぎて好きかわからなくなる人も!
結婚したら多くの女性が姓を変更することになり、「お嫁に行く」という感覚にも陥ります。人生が大きく変わる決断となるため、そもそもこの相手でいいの?と不安になり、相手のことが本当に好きなのかどうかさえわからなくなってしまう……という人も少なくありません。
(2)彼との結婚に迷ったら…やめるべき?
「結婚してもいいのか迷うくらいなら、結婚をやめた方がいい」という考えもあります。ただ、客観的に結婚について考えることができているからこそ、迷っているというのも事実。
結婚に踏み切れないからといって、即やめると決める必要もありません。そのまま交際を続けてもいいですし、彼と真剣に将来について話し合ってみてもいいでしょう。
2:結婚に迷ったら…結婚をやめるかべきか診断する方法3つ
結婚してもいいのかどうかに迷ったら、まずは「結婚をやめるべきか」診断をしてみることをオススメします。
深く考えずに授かり婚をし、子連れ離婚を経て、現在子連れ再婚を果たした筆者目線で、結婚をやめるべきかどうかのポイントを3つ、ご紹介します。
(1)彼との将来を具体的に思い描けるか
まずは、彼と結婚した将来を具体的に描けるかどうか試してみてください。
結婚へ踏み切る理由は人それぞれですが、筆者の場合は「子供を授かったから結婚しよう」という流れでした。
彼との将来は、実は全然描けていませんでした。深い話し合いもせず、ただ子供ができたからという理由だけで籍を入れてしまったのです。
まずは彼との将来を思い描いて、楽しい未来が見えるかどうかを試してみてください。幸せな結婚生活がイメージできたら、その結婚は、辞めるべきではないかもしれません。
(2)お互いをリスペクトできているか
相手のことを思いやって暮らしていくためには、パートナーをリスペクトできるかどうかにかかっているといえます。あなたは彼のことが尊敬できますか?
逆に、どちらかが一方を見下していたり、「自分は優秀な人間だ」といったように、自信過剰であると大問題です。
結婚後に価値観を押し付けられ折り合いがつかなくなって、一方が我慢し、支配されるようなモラハラの構図になってしまいます。
(3)彼の親、兄弟との関係は良好か
案外見落としがちなのが、彼の親や兄弟といった、親類関係と自分の関係が良好であるかどうかのチェック。ここでつまづくと、改善しようのない泥沼へ落ちていきます。
親族って、切っても切れない縁があります。親類になったことで、お金を無心されたり、育児に必要以上に口出しを出されたり……。
筆者は離婚前、当時の義母に「放っておいても子供は育つから、仕事は絶対にやめちゃいけないよ」と言われたことを今でも覚えています。その価値観が私には全然理解できず、ただただ迷惑でした。
こういった価値観の相違でのストレスを溜めないようにするためにも、相手の親族との関係を良好に保てそうか、事前にチェックしておく必要があります。
3:結婚に悩む…結婚せず別れを決断したエピソード3つ
好きなだけでは結婚はできないッ! どんなに愛していても、なんらかの重大な問題があれば、結婚はおろか、別れを選ばなければならなくなるでしょう。
ここでは、実際に結婚せず、別れを決断した女性3名の体験談をチェックしていきましょう!
(1)彼に多額の借金があることが発覚…
お金のトラブルは、ふたりの関係に亀裂を起こす代表格。彼にもしも多額の借金があったら、あなたはどうしますか?
「結婚式を挙げるのに見積もりをとってもらい、話し合っていたときでした。実は……と彼が120万円ほど借金があることが発覚。しかも、それは消費者金融からのものなど計3社からの借り入れ。
“その中の2社は、親に名義貸しして借りているやつ”と悪びれる素振りもなく話す彼にドン引き。一気に冷めました」(20代女性・会社員)
内緒にしていた借金があるのもイヤですが、その借金が親がらみだと知ってしまった以上、親と会うのも気まずい! これはやるせないですが、別れを選んで正解だったといえます。
(2)学歴と年齢も偽っていた彼。信頼できなくなり、別れに…
「ウソはダメだよ」と、子供のころから言われてきている私たち。ウソをつかれると、一気に相手を信用できなくなります。
「結婚式の前に、互いの両親を招いて顔合わせの食事会をしようという話になったときに、彼がカミングアウト。某一流大卒と言っていたけど、地方の三流大卒でした。それに、タメだと言っていたのに年齢も6歳も上だってことがわかって……。
彼のことは好きだったけど信頼できなくなって、結局別れてしまいました」(20代女性・秘書)
相手に、学歴や年齢で男を選んでいると思われたこと自体に腹が立ちますよね。ウソをつくような男性と一生寄り添っていくのは難しいことでしょう。これも、賢い選択をしたといえますね。
(3)自称彼女が登場。浮気相手はどっち!? 泥沼状態で別れを選択
結婚へ向けた話し合いを進めていたときに、突如現れた自称「彼女」。浮気相手扱いされ、泥沼に……。
「結婚の準備をして、新居探しをしていたときでした。私の自宅に乗り込んできた女がいて……。その人は、自称「彼女」。私を浮気相手扱いし、大ゲンカに。彼をその場に呼び出したのですが、しどろもどろ……。結局ふたりとも遊ばれてたんですよ。
まさに泥沼状態。もちろん、結婚どころではなく別れました」(20代女性・セラピスト)
ドラマですか!?と言いたくなるような展開です。彼の素行には、注意を払っておきましょう。
4:結婚に迷いすぎて好きかわからない時にするべきこと3つ
結婚を迷い過ぎて、自分が彼のことが好きなのか、結婚したいのかすらわからなくなったときは、次の3つを自問自答してみてください。
(1)「彼がいなくなったら…」と考えてみて!
彼氏がいるのが当たり前、という暮らしをしていると、彼のありがたさや愛される喜びに気付けなくなっていくことがあります。結婚に迷ったら、彼がいない暮らしを想像してみて!
「彼が事故で入院したことがあります。ぐったりして病室で横になっている彼を見たら、彼がいなくなったらどうしよう……という気持ちになって涙が。
結婚どうしようか迷っていたけど、私には彼が必要なんだと気付くことができました」(20代女性・会社員)
考えただけで涙が出る……というのなら大丈夫! 彼はあなたにとって必要な存在だし、彼もきっとあなたのことが必要なハズッ!
(2)「彼と一緒にしたいこと」があるかチェック!
結婚をすると、彼と一緒の時間を手に入れることができます。そこでひとつ、自分の心に聞いてみましょう。彼と一緒にしたいこと……ありますか?
「彼と一緒に旅行に行きたい。美味しいものを食べたい。ゲームして、テレビみて、お酒を飲んで一緒に眠りたい。彼と一緒にしたいことがたくさんあるなぁ……と思えたとき、自然と結婚への迷いは消えました」(30代女性・飲食店勤務)
どんなに些細なことであっても、彼と一緒にしたい!と思えることがなら、その結婚は大丈夫。逆に、彼と一緒にしたいことなんか見当たらない……むしろ、ひとりでこんなやあんなことしたい!という思いのほうが強ければ、結婚を考え直してみることをオススメします。
(3)「彼の悪いところ」を認められるかも考えよう
付き合っているときには、好きすぎて欠点に気付かず、結婚したあとにイヤなところが目に余るようになるということがあります。
結婚に迷いが生じた時点で、彼の悪い部分について、1度冷静に考えてみることも大事です。
「彼のお金遣いが荒いこととか、お金の管理ができてないところとかは、欠点だと思います。でも、その欠点は一緒に暮らして、私が家計管理をしていく中で改善してけばいいと思えました。
彼の欠点も、私がカバーすればいいと思えたから結婚できました」(30代女性・倉庫管理業)
ダメなところも理解した上で、彼と一緒に暮らしても大丈夫だと思えるのであれば、その結婚はきっとうまくいくことでしょう。
5:結婚は一大イベント!迷って当然だから大丈夫
マリッジブルーなんて言葉もあるように、結婚するとなったときに、迷いが生じることは、珍しいことではありません。だって、結婚はとっても大きなライフイベント。むしろ、迷って当然なのです。
迷った際は、1度相手のことを冷静に見てみましょうね。ここで紹介したような項目をチェックしてみて、彼への愛を確かめてみてください。
筆者みたいにならないよう……ハッピーな結婚生活が送れる相手を見極め、末永く幸せに暮らしてくださいね!