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彼女持ちを好きになってしまったら…してはいけないルールとアプローチ方法
松田優Y.Matsuda
目次
隠す1:彼女持ちの男性を好きになったことある?
恋は理屈ではなく心でするもの。頭ではわかってはいても、好きになってはいけない人に気持ちが動いてしまうこともありますよね。相手の男性に彼女がいても、好きな気持ちは止めることができない……そのような経験をしたことがある人も少なくないでしょう。
(1)彼女持ちの男性を好きになった人の割合は?
そこで今回『MENJOY』では、独自のアンケート調査を実施。20代~30代の未婚女性139名を対象に「彼女持ちの男性を好きになったことはありますか?」という質問をしてみました。
結果は以下のとおりです。
ある・・・41人(29%)
ない・・・98人(71%)
彼女がいることを予め知っていた場合は、気持ちを抑制することもできるかもしれません。本気で好きになってしまう前に、彼女がいるか確認するという人もいるでしょう。
一方で、どうしようもなく心が惹かれてしまった、好きになってしまった経験がある人も一定数いるようです。
(2)彼女持ちの男性を略奪したことがある人の割合は?
次に、「好きになったことがある」と回答した41人に対し「略奪しましたか?」という質問もしてみました。
結果は以下のとおりです。
略奪した・・・9人(22%)
略奪しなかった・・・32人(78%)
略奪は、自分も、彼も、相手の女性も、場合によっては周りの友人まで傷つけてしまう可能性がある、リスクの高い手段。たとえ彼女持ちの人を好きになったとしても、略奪するまでに至る人は少数派と言えそうです。
2:彼女持ちを好きになってしまったときのルール5つ
彼女がいる男性を好きになること自体は、誰にも責められるものではありません。しかし、「人としてやってはいけないこと」があるのも事実。彼女持ち男性を好きになってしまった場合、守っておきたいルールを見てみましょう。
(1)彼女の悪口を言わない
自分が選んだ女性の悪口を言われて、いい気がする男性などいません。彼女の悪いところを並べることで、「そんな子より私のほうが……」とアピールしようとしても逆効果。仮に内容が事実であったとしても、人の悪口を言う行為がプラスに働くことはないのです。
彼女よりも優れている長所があったとしても、悪口を言った時点でアウト。性格が悪いと思われるだけで、印象は最悪です。
(2)体の関係から入ろうとしない
彼女がいても構わないからと、体の関係を迫る……いわゆる「寝取る」行為。場合によっては、彼がその誘いにのってくることもあるかもしれませんが、結果として誰も幸せにならない行為であることは明白です。
彼女がいるのにほかの女性と体の関係を持つような男性と、未来があるとは思えません。都合のいい浮気相手にされてしまうか、悪ければ1回の関係で捨てられてしまうかもしれません。
(3)無理に奪おうとしない
なりふり構わずアピールして、ぐいぐい積極的に迫って……本人は必死でも周りから見ると痛々しいだけ。恋心の暴走は、ろくな結果を招きません。
強引すぎるアプローチでは、彼に好きになってもらうことはおろか、嫌われてしまう可能性さえあります。彼の気持ちを無理に変えようとする行為は、結局は自分の評判を落とすだけになるでしょう。
(4)彼女との関係を邪魔しない
ふたりの会話に割り込んだり、わざと予定を被せたり。あからさまに彼と彼女の仲を妨害しても、ただ鬱陶しがられるだけ。彼の気持ちを振り向かせることなどできません。
むしろ「邪魔者」として、ふたりの結束をより強めてしまうこともありえます。彼のことが好きなだけなのに、共通の敵としてみなされてしまったらあまりにも悲しいですよね。
(5)SNSで彼女のことを詮索しない
誰もがSNSをしている時代。彼女の人柄や趣味、彼との仲などインターネットで簡単に調べることができてしまいます。彼がどのような人と付き合っているのか、知りたくなる気持ちはわかりますが、SNSで彼女のことを詮索するのは御法度。
彼とのラブラブ写真を見れば苦しくなるだけですし、彼女に対する不必要な敵意まで生まれてしまいます。調べれば調べるほどつらくなって、自分を追い詰めてしまうだけ。最初から情報をシャットアウトしておくほうが精神衛生上いいでしょう。
3:彼女持ちの男性がアプローチされたときの本音4つ
恋人以外の女性からアプローチを受けた男性は、実際のところどのように感じているのでしょう。本音を探ってみました。
(1)純粋にモテることが嬉しい
たとえ恋人がいたとしても、ほかの女性から好意を向けられることが単純に嬉しいと感じる男性は多いでしょう。女性が想像する以上に、モテたい、好かれたいと考えている男性は多いもの。クールに振舞っていても、内心では喜んでいるのかもしれません。
(2)正直迷惑
彼女一筋、ほかの人はまったく目に入らないというタイプの男性の場合、女性から言い寄られても「迷惑」としか思っていない可能性もあります。断ろうにも最低限の気遣いは必要となるため、人間関係がこじれることに煩わしさを感じる人もいるでしょう。
女性からアピールを受けることで、彼女にあらぬ誤解を受けそうだと心配している、という人もいるかもしれません。
(3)キープか、あわよくばセフレに…
彼女がいるのに、自分へ好意を向けてくれるということは、相手の女性が自分のことをよほど好きだという証拠。恋心を利用して、キープにするか、あわよくばセフレにできればと考える男性がいることも事実です。
受け入れもせず、断りもしない。つかず離れず、気を持たせるような素振りをする男性には注意が必要かもしれません。
(4)好きになっちゃったら乗り換えよう
好意を向けられると、それまでは特に意識していなかった相手にも興味が生まれるもの。彼女ではない女性からのアピールは、新鮮に映ることもあり、気持ちが揺れる男性も少なくありません。
実は彼女とうまくいっていない、冷めてきている、という状態であればなおさらのこと。新しく自分を好きになってくれた女性が自分の好みであれば、乗り換えも視野に入れてしまうという男性もいるのです。
4:彼女持ちの男性が見せる脈ありサイン5つ
彼女がいる男性が、ほかの女性からのアプローチに大っぴらに反応することはありません。だからこそ、わずかな反応も見逃さないようにしたいところ。彼の気持ちが自分になびいているサインには、どのようなものがあるのでしょう。
(1)彼氏の有無を確認する
「彼氏いるの?」という質問自体は、世間話の範疇ですよね。問題は、「いない」と返したとき、どのような反応をするかです。「どうして作らないの?」「どのくらい彼氏いないの?」「どんな人がタイプ?」と、詳細な恋愛トークを聞きたがっている場合、彼の興味が向いているという証拠。
「好きな人はいる」と言ってみれば、さらに兆候は明らかになるはず。
(2)名前で呼ぶ
名前で呼ぶという行為は「相手と距離を縮めよう」という心理の表れ。親しくなりたいという気持ちがあるからこその行動です。ましてや、彼女がいる男性は、ほかの女性と一定距離を保とうとするはず。それでいて、名前を呼ぶということは……彼がどういうつもりでいるのか、察することができますよね。
「●●ちゃん」ではなく、呼び捨てとなればさらに脈あり度はアップ。彼からの呼び方は、好意のバロメーターになるでしょう。
(3)彼女の話を一切しない
彼女持ちの男性は、ほかの女性を寄せつけないためにわざと彼女の話を頻繁にすることがあります。逆を言えば、彼女の話を一切しないということは「彼女持ちとして見られたくない」ということ。フリーの男性として見られたいということです。
なぜフリーの男性に見られたいか、その答えは明らか。自分に好意を持ってくれている女性とのチャンスを潰したくないという気持ちがあるからです。
(4)サシ飲みに誘う
サシ飲みに誘う男性の心理は、2パターン考えることができます。ひとつは、まったくの恋愛対象外で恋に発展する見込みがないというケース。ただ、恋人がいることを考慮すると、その可能性は低めです。
もうひとつのパターンは、ずばり狙っているから。相手の女性を好きになりかけている、ふたりきりで飲みに行きたいと思うほどの興味があるということ。かなり脈ありと言っていいでしょう。
(5)思わせぶりな態度
軽いボディタッチや、頻繁な連絡、気を持たせるような発言など、思わせぶりな態度を見逃すことはできません。可能性もない女性相手に、思わせぶりな態度を取るとは考えにくく、堂々とはできないまでも、徐々に関係を深めていきたいという意思があるのかも。
ただし、それが「本気の好意」か「ただの遊び」かの判別はしにくいところ。彼の人柄や普段の行いを、しっかり見極める必要があります。
5:彼女持ちの落とし方5つ
彼女がいる男性を攻略するのは至難の業。振り回されすぎないように、自分の意思をしっかりもつことも大切です。
(1)気持ちを伝えたうえでひたすら待つ
もっとも正攻法とも言える方法は「気持ちを伝えて、ひたすら待つ」こと。彼に必要以上に迷惑をかけない、筋を通したやり方です。
欠点としては、振り向いてもらえる可能性が低いということ。ダメでもともと、彼を諦めることも視野に入れておいたほうがいいかもしれません。場合によっては、彼女との仲を守るために縁を切られてしまうことも、ないとは言えないでしょう。
(2)彼女との仲を邪魔しない程度に連絡を取り続ける
積極的に仲を裂くようなことはしないけれど、彼との関係も続けたい……。すぐには恋愛対象にならないかもしれません。しかし、浮気相手とみなされてしまわない程度の距離感で、彼との関係を続けていくこともひとつの方法。
控え目な手段ですが、恨みも買わず、後々の人間関係にも影響は少な目。ぐいぐい押して彼を振り向かせる強引さはないけれど、虎視眈々とチャンスを狙うにはいいかもしれません。
(3)彼以外にも恋愛の視野を広げる
一途であることはいいことですが、彼女持ちの男性に恋をしているときは例外。思い詰めすぎると、悪い方向に暴走してしまいかねません。「この子は俺に惚れている」と思われることは、弱味になると言ってもいいでしょう。
彼以外の男性にも目を向けることで、煮詰まりすぎを防ぐと共に彼の焦りを引き出すことができるかも。自分にだけ目を向けていたはずの女性がほかの男性にも目を向けていると知って、急に惜しくなる可能性もゼロではありません。
(4)友達として性格のよさをアピール
彼女がいる男性の側にいるには、彼女とは別の立ち位置=友達ポジションをキープすることも大切。警戒されることもなく、素直に自分のよさをアピールすることもできるでしょう。
下手に色気を出さず、親身になって相談にのったり、励まし合ったり。かけがえのない理解者として側にいることができれば、いつかチャンスも巡ってくるかもしれません。
(5)共通の趣味を見つける
男性は自分と同じ趣味を持っている女性に好感を抱くもの。それが、女性にあまり一般的ではない趣味であればなおさらです。スポーツ、アウトドア、車、映画……彼と話を合わせるために、共通の趣味を見つけてみるのもいい案。
運がよければ、一緒に出かけることもできるかもしれません。
6:まとめ
恋心は自分でコントロールできるものでもありません。彼女がいる男性を好きになってしまうことも、当然あるでしょう。諦めるか、少ない可能性に懸けるか、それとも強硬手段に出るか。何を選ぶかは自分次第です。
自分の気持ちをよく整理しながら、恋する気持ちを大切にしていけたらいいですね。