恋のなやみに効くメディア

長い片思いを成就させたい!実ったエピソードとじれったい2人のソフトなお願い

大山奏

大山奏K.Ohyama

目次

隠す

1:長い片思いはソフトなお願いから成就する?

(1)長い片思いを動かすにはソフトなお願いが大事!?

長く片思いし続けていると、どんなきっかけで恋愛に進展させればいいのかわからなくなりますよね。そんなときには、ソフトなお願いから始めてみるのをお勧めします。

友達として仲が良い男性なら、ソフトなお願いくらいなら聞いてくれるでしょう。そこから少しずつ恋人にしかしないようなお願いに難易度をあげていくと、相手も「俺のこと好きなのかも!?」と気づいてくれるかもしれません。

(2)長い片思いは早く実らせるに限る!?

長い片思いを続けているという人は、何らかの原因があって告白に至らないのだと思います。ですが、片思いを続けていい関係を保っていると思っても、片思いは片思い。恋人同士ではないのだということをお忘れなく。

片思いを続け過ぎると、いつか相手に「俺には気がないんだな」と思われて、彼女を作られてしまう可能性が高まります。ちょっとの焦らしくらいは恋愛のエッセンスになりますが、長過ぎるたらだらだらした関係性を助長させるだけですよ。

 

2:長い片思いが成就した感動的体験談5つ

長い片思いを見事成就させて、お付き合いに発展させたことがある人たちの中にはドラマがあります。そんな女性たちにどんな体験をしたのか語ってもらいました。

(1)高校・大学と追いかけて

「私は高校1年のときに同級生を好きになって、3年間追いかけたことがありますね。

高校1年で同じクラスになった人に一目ぼれしちゃって。その人リーダータイプですごく恰好よくて。私、高校のときはすごく地味で、静かに窓際で本を読んでるみたいな子だったんですよ。だから相手から認識してもらえたのがいつかわからないんですけどね。

そこから2年生はクラスがわかれたけど、3年でまた同じクラスになって、少しずつ会話できるようになってて。相手の進学先を聞いたら私はかなり無理しないといけないところだったんですけど、どうしても一緒に行きたくて志望校にして一緒の大学に行きましたね。

で、入学式のときに相手を驚かせつつ、そのまま告白してOKしてもらいました!」(Hさん/28歳)

(2)学生時代に好きになった先生に……

「高校時代、教育実習で来た国語の先生のことを本気で好きになっちゃったんです。たぶんあれが本気で好きになったって意味では初恋かな。

それで、教育実習が終わる日に手紙で告白したんですけど、“気持ちは嬉しいけど、こういうのは無理だから。大人になってもまだ同じ気持ちだったらそのときね”って綺麗にかわされちゃったんです。

それでもやっぱり全然他の男子は目に入らなくて。大学出て私も教師目指して、教員試験受かって、それで教師の集まりみたいなところで偶然出会ってその場で2度目の告白をししました。

“手紙渡したこと覚えてます?”って。そしたらなんと覚えててくれて! 相手も感動してくれて付き合いました」(Aさん/26歳)

(3)部活の先輩を応援し続けて

「高校に入ってすぐ、サッカー部の先輩を好きになったんです。だから私はサッカー部のマネージャーをやって、彼を支えたいなって思って。

最初はマネージャーだけでも良いって思ってたはずなのに、彼の引退試合のときに“このまま会えなくなるのは絶対に嫌だ”って思って、彼が試合に勝ったら告白しようって決めたんです。そしたら見事勝ってくれて。私も自分の気持ちを伝えました。

2年くらいの片思いでしたけど、全然私の気持ちには気づいていなかったみたいで、驚かれたけど、大学で離ればなれになっちゃうけど追いかけてきてくれるならって条件付きでOKもらって。それから猛勉強して一緒の大学に行きました」(Nさん/29歳)

(4)幼馴染と成人式の日に

「幼馴染とは恋愛関係にならないっていうけど、あれは嘘ですね。私は小学生の頃は全然気にならなかったのに、中学を卒業するくらいから急に異性として気になるようになっちゃって。でも高校とかも違って、接点がなくなったので、全然話すこともなくて。

それでも気持ちはどんどん強くなって。幼馴染を思いながらも、流れに任せて高校のときには告白してきた男性と付き合ってみたりしたんですけど、頭の中は幼馴染ばっかりで。家が近くだったからチラチラみかけることはあったけど、意識すると話せなくなっちゃって。

でもどうしようもなく好きだったから成人式の日に告白してみたらまさかの両思いだったんです! もっと早く告白してればよかった」(Fさん/23歳)

(5)海外転勤になった同期を待ち続けて

「初めて会社に出社した日に同期の人に一目ぼれしてからが一番長い片思いですね。最初はそんなに片思いする気はなかったんです。1年は仕事に集中したいって思っていたので、2年目に入ったらすぐ告白するつもりが、彼が海外に転勤が決まったって言いだして。

そこから2年ですよ。苦しかったですねぇ。海外だから時差もあってなかなか連絡も取れないし。諦めようかなって何度も思ったけど、全然忘れられなくて。2年して彼が戻ってきたパーティーのときに私泣いちゃって。他の同期に気遣われながらも気持ちを伝えて成就しました」(Tさん/30歳)

 

3:長い片思いが実った!経験者が語る成就のきっかけ5つ

長い片思いをしていると、結構感動が増えるモノなのかもしれませんね。続いて、先ほどの5人に長い片思いを成就させたきっかけについて聞いてみました。

(1)友達の結婚

「私の場合は、高校3年生のときのクラスメイトができちゃた結婚して、その結婚式に私と相手が両方呼ばれたって言うのがきっかけとして大きかったかな。もちろん猛勉強して相手と同じ学校に入ったっていうのもありますけど。

高校卒業して、入学までの間に、そのクラスメイトの結婚の話が友達の間で話題になったんですよ。そのどさくさに紛れて、私が彼に“結婚ってすごいよね。でも羨ましいなぁ”みたいな連絡をしたりして。そこからちょっと彼にも意識してもらえてたかなぁって思います」(Hさん/28歳)

(2)相手の座右の銘

「相手の座右の銘は覚えておくと使える気がします。私の好きになった先生が好きな言葉は“石の上にも三年”だったんです。最初の自己紹介で言ってて。だから私も手紙で1回目の告白をして断られたときに、“でも、石の上にも三年っていいますもんね!”って含みをもたせてみたんです。

そこから大学卒業まで3年以上を本当に積み重ねたからこそ、相手にも気持ちが届いたんじゃないかなって思っています」(Aさん/26歳)

(3)お守り

「相手がスポーツやっているんだったら、お守りは必須だと思いますね。私もマネージャーっていう関係上、色々と勝負ごとに強いって言われる神社を調べたりしてたんです。それで、個人的にそういうところでお守りを買って、彼に渡してたんですよね。

それが何度も続いてからの告白だから、きっかけとしてすごく強力だったんじゃないかな」(Nさん/29歳)

(4)年賀状は欠かさずに

「幼馴染って年齢が上がるほど、相手に忘れられていっちゃうじゃないですか? 最初は異性としても見てもらえてないし。だからせめて年に1度の年賀状だけは、どれだけ他の人へ送る年賀状をLINEに変えても続けましたね。

たぶん相手は私が手紙とか書くの好きなタイプだと思ってますよ(笑)。本当は彼だけに送ってたのに。年賀状なら不審に思われないし、相手からの返事も半強制的になるじゃないですか。だから少なくともそこでだけは思い出してもらえるなって」(Fさん/23歳)

(5)相手の愚痴

「私が片思いの彼との距離を一気に縮められたって感じたのは、彼が海外に転勤中に彼から愚痴を聞かせてもらったときです。

その人すごく頑張り屋で普段は絶対に愚痴とか言わないし、器用だからなんでもそつなくこなすイメージだったけど、やっぱり海外での孤独ってすごいみたいで。

相手が愚痴をメールで送ってきたときには、毎回引かれるんじゃないかっていうくらいの長さのメールで返事を送ってました。会社のこととか、相手の愚痴へのアドバイスとか、たまには全然関係ない面白い話とか。それがあったから繋がりが強くなったと思っています」(Tさん/30歳)

 

4:長い片思い相手にしてみたいソフトなお願い3つ

冒頭で、長い片思い状態から恋人になるためのきっかけとしてはソフトなお願いが良いとお伝えしました。ここでは具体的にどんなお願いをしてみると良いのかを紹介します。

(1)「デートの下見に付き合って」

相手が明らかにあなたのことを恋人として意識してくれていないと感じているなら、少しだけ相手に恋人ムードを味わってもらうのが良いでしょう。そのためのお願いが「デートの下見に付き合って」とか「行きたいお店についてきて」というものです。

2人きりで食事というのが難しくても、「デートの下見」と言えば相手に本気にされずに済みます。ただし、本当に別に好きな人がいるということにしてしまうと、相手と距離ができる可能性もあるので、そこはうまくぼかしておくのが良いでしょう。

(2)「弱音を聞いてくれない?」

男性は女性から頼りにされることが好きです。なので、あなたから「弱音を聞いてくれない?」と持ち掛けてみてはいかがでしょう。

ポイントは本当に困っていることがあるときに言うことと、あまり重たい弱音にならないこと。「人生いきずまちゃって、死にたいんだ」と言われたら、さすがに重たいと思われてしまうでしょうから。

(3)「誕生日プレゼント欲しい」

長い片思いをしていても、相手との思い出の品が全然ないってことはありますよね。そんなときには、誕生日近くになったら自分から「ねぇねぇ、来週私、誕生日なんだけど。なんかプレゼントちょうだいよー」と軽い感じで言ってみましょう。

もちろんおねだりするものはあまり高価ではないものにすべきです。おねだりとして「美味しいケーキ屋さんができたって聞いたから連れて行ってほしい」というのも、初デートのきっかけには良いですよ。

 

 5:見ている方がイライラ!? じれったい2人のエピソード2つ

さて、世の中には片思いしている本人たちより、見ている方がイライラしちゃうようなじれったい2人っていますよね。そんなエピソードを集めてみました。

(1)どう考えても両想いなのに……

「私の職場にどう考えても両想いなのに、お互いに気が弱くて全然告白できなくて、じれったい二人がいたんですよ。みてるこっちはとっくに付き合ってると思ってたのに、全然そんなことなくて。

男女どちらに“告白しなよ”って言っても、“だって、振られたら怖いから”って言うし……。仕方ないから私の彼氏含んだ4人でデートするプランを立てて、くっつけました」(Yさん/28歳)

(2)卒業式でも話さなくて

「高校時代に私の親友が1年のときから片思いしている相手がいたんです。ずっと見ているだけで幸せだからとか言って告白しなくて、見てるこっちが早くしなよって言いたくなるような感じで。

さすがに卒業式の日は最後のチャンスだから“今日は告白するんでしょ?”って聞いたら、“ううん、怖いからいいや”とか言ってて。私ちょっとイラッってしたのもあって、相手の男子を卒業式後に校舎裏に呼び出して、親友も呼び出して2人の様子を陰からみてたんです。

そしたら男子の方は、そのお膳立てに気づいていたみたいで、“付き合う?”とだけ。それに親友がうなずいてカップル成立しました。ああでもしないと、絶対に後悔すると思ったので、今でもそれは間違ってなかったと思っています」(Uさん/27歳)

 

 6:長い片思いにはドラマがある!?

長い片思いをしていると、それだけでドラマ性がありますね。話を聞いているだけでも心が温かくなるような気がしました。

ですが、長い片思いってあまりどちらにとっても良いことはありません。条件が揃っていないからという理由なら待つ方が良いこともあります。

ですが、ただ勇気が出せないだけなら、後悔する前に自分の気持ちを伝えちゃった方が良さそうではありませんか?