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聞き上手になる!「聞き上手7つの特徴」で今日から聞き上手にッ

月島もんもん

月島もんもんM.Tsukishima

目次

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1:聞き上手は話し上手!聞き上手ってどいういうこと?

聞き上手な人というのは、人から話を引き出すのがとても上手。と同時に、自分から話を振ることができる「話し上手」でもあるのです。

「俺、今日ハンカチ忘れちゃってさ。トイレ出たとき、スーツで手をふいちゃったよ!」

……なんてどうでもいい話でも、「へー、スーツで!」と驚きのトーンで拾ったあと、「そういうときって、チャックも閉め忘れちゃったりしません?」などと絶妙に男子が好きそうな下ネタで返すことができます。

 

2:聞き上手な女性の特徴7つ

(1)広く浅い知識をもっている

ちょうど1年前くらい(2016年11月15日)に亡くなられた、「こじらせ女子」の生みの親でもあるAVライターの故雨宮まみさんが、能町みね子さん(「プロ彼女」という言葉の生みの親)との対談で、サブカル男子について、こんな話をしていたんですよ。

『だって、女子だもん!!: 雨宮まみ対談集』に載っているんですけど。

<カチンとくるわけですよ。ヴィレッジヴァンガード行ってる程度の選民意識じゃないですか。「『GON!』程度で変わってるだと? ふざけんな!」「青山正明と根元敬読んで出直して来い!」みたいな気持ちになっちゃって。そこらへんで若干、心の中で見下し目線が入る。>

雨宮さんはインタビュアーとして「聞き上手」ですよ。プロだから。でも、プライベートで男性に対してはどうかっていうと、やっぱり、こういう「見下し目線」が出てきちゃうと、もうそこから「聞き上手」にはなれないと思うんですよね。

同程度に深い知識をもっている相手には、凄い「聞き上手」にも「話し上手」にもなれるでしょうけど。

誰に対して「聞き上手」になりたいか?ってところがポイント。「多くの男性に聞き上手」と思われたいのだったら、広く浅く、テレビやネット記事のタイトルだけ見た知識くらいを大量に集めとくといいんじゃないでしょうか。そうすると多くの男性にモテますね。

(2)知的好奇心が強い

どこで習ったコミュニケーションテクニックかわかりませんけど、「うん、うん」と相手の目を見て、たいして興味もないのに相槌だけ調子よくしていても、到底「聞き上手」とは思われないですよね。

やはり本心から、「それで、それで?」と身を乗り出して聞くような姿勢がないと、相手にも伝わるものです。

男性の「俺、カッコいい」話を聞くと感じてしまう、「この人、自慢したいだけなんだろうな」という気持ちはひとまず置いておいて、話の中にある「知識」や「経験」の部分だけを咀嚼し、自らの好奇心を刺激できるくらいの、知的好奇心の強さがあるといいですね。

(3)そこそこかわいい

これを言うと身も蓋もないのですが、男性は「かわいいなぁ」と思う女性相手には多弁になります。相手がしゃべってくれない限りは、聞き上手にもなりようがありません。まずは相手が会話をしたい気分になるくらいの、そこそこの外見的なかわいさを手に入れましょう。

(4)突っ込んだ自分話をする

自分が心を開かなければ、相手も心を開きません。というわけで、本当に聞き上手な人は、「えっ……そこまで話して大丈夫?」的な自分の突っ込んだ身の上話をすることができます。

しかも、聞き上手としては、相槌にちょいちょい混ぜる感じがいいですね。

「デュポンのライターの“カチン”って音が本当好きでさー」

「あ、それ離婚した前の夫も持ってました! 2人目の夫!」

なんて話をすれば、彼のほうも一気に心を開いて、自分の恋話がしやすくなりますね。

(5)「どうしたらいいですかー?」が言える

聞き上手というと、みなさん勘違いされるのが、相手の話にどんどん質問すればいいと思っている。でも、これをしてしまうと、相手だってそこまで専門家なわけではないですから、だんだんわからないことを聞かれることが多くなり、居心地が悪くなってしまうのです。

そこで、モテる聞き上手としては、相手のたるい自慢話を聞いたら、「すごい人ってことなんだな」と軽い感じで解釈し、「私、いま●●で悩んでるんですよー。どうしたらいいですかー?」と聞くことです。

これもあまり難しい、専門的なことを聞いたらダメですよ。

ざっくりした感じで、「毎日つまらなくて悩んでるんですよー。どうしたらいいですかー?」くらい聞いておけば、「今度どっか遊び行く?」なんて誘われやすすくもなりますよ。

(6)「聞いてもいいですかー?」が言える

男性にモテる聞き上手な女性がよく使うセリフに、「聞いてもいいですかー?」があります。

わざわざそんな断りは入れずに、さっさと質問してもいいのですが、「聞いてもいいですかー?」と確認することで、「いったい何を聞いてくるんだろう」「そんなに俺に興味があるのかな?」とドキドキさせることができるんですね。

さきほどの「どうしたらいいですかー?」もそうですが、ちょっとふんにゃりしたトーン、弱々しい発声で言うのがコツです。

(7)相手を特別扱いしてあげる

「こんなこと、ほかの誰にも言ってないんですけどー……」「●●さんなら、すごく頼れるから言うんですけど……」と、相手を特別扱いしていることを伝えられるのも、モテる聞き上手な女性の特徴ですね。

「自分だけが頼りなんだな」と思わされることに、男性は本当に弱いですから。調子に乗って、こっちがもうそろそろ帰りたい……と思うくらい、ずっと喋り続けるでしょうね。

 

3:女性だけじゃない!聞き上手な男性がモテる理由5つ

(1)肯定してくれる存在

聞き上手の男性というのは、ただ聞くだけじゃなくて、話し手の言っていることを想像してくれるのです。

「でも、それはさー!」などと、正論を振りかざすことはありません。

自分の話を肯定された女性は気持ちよくなって、またどんどんと話してしまうのです。こういった男性がモテないわけはありません。

(2)演技力がある

女性の話、とくに冗談は男性のセンスからすると、決しておもしろいものではありません。それでも聞き上手の男性は、ちゃんとおもしろがるし、朗らかに笑うことができるのです。素晴らしい演技力ですね。

また、相手が話をするときは、膝を相手の方へ向けて正面を向き、目を見ながら聞ける。これもマナーの問題といえばそれまでですが、上手にできないと、非常にわざとらしい。なので演技力の高さが要求されます。

演技力のある人は様々な場面でムードを作り出すことができるので、これはモテますね。

(3)感性豊か

「女性の話は男性にはつまらない」という話を(2)でもしましたが、それでも、演技でも面白がれるということは、それなりに感性が豊かだということです。

感性が豊かな人は、共感力が高いですし、相手の気持ちを察して先回りした言動ができますので、やはりモテますね。

(4)スッキリ感を提供できる

言いたいことをグダグダとぶちまけることで、「ハァー、スッキリした!」と感じることができます。すべてぶちまけられた相手はヘトヘトですが、そんな自己犠牲の精神をもって自分をスッキリさせてくれた相手に好意をもたないなんてことのほうが難しいですよね。

(5)そこそこカッコいい

聞き上手な男性というのは、女性が話しやすいルックスをしているものです。汚かったり、臭かったり、一緒にいて不快な人に、心を開いて話すことなんてできないですよね。詐欺師だって、まずは身なりをキチンとするもの。

聞き上手になる先天的な素質として、「そこそこカッコいい」という特徴はあるので、モテるのは当たり前ですね。

もはや、聞き上手だからカッコいいのか? カッコいいから聞き上手なのか? 鶏が先か卵が先か状態ですよ。

 

4:聞き上手になれる本5選

(1)『私のウォルマート商法 すべて小さく考えよ』著者/サム・ウォルトン 発行/講談社

1985年『フォーブス』誌に「全米一の金持ち」と報じられたウォルマート創業者サム・ウォルトンの自叙伝。「ハロー、フレンズ。」で始まる「まえがき」が彼の人懐っこい人柄をよく表している(そのまま訳した渥美俊一と桜井多恵子も凄いが)。

ところが、そのまえがきにおいて早々に、彼がこの本を記した理由として、「癌をわずらっている」ことが明らかにされる。人間は体力と共に精神力も弱っていくものだが、それでもここまでポジティブな人好きする姿勢でいられるものなのか、と感動を覚えた。

物語はサムの幼少期から始まり、いかに彼が人当たりがよく勤勉であったかが描かれる。自身でベストを尽くしながら、専門家になんでも「聞く」姿勢に影響されれば、読者は稀代の聞き上手となり、大金持ちになれるに違いない。

(2)『史上最大のボロ儲け ジョン・ポールソンはいかにしてウォール街を出し抜いたか』著者/グレゴリー・ザッカーマン 発行/CCCメディアハウス

なんとまあ、はしたない邦題だが、原題も“The Greatest Trade Ever: How John Paulson Defied Wall Street and Made Financial History”であるから、その仰々しさに大した変わりはない。

仰々しいと言っても、実際にジョン・ポールソンはリーマン・ショックの際にサブプライムローンの破綻に賭け、1年で150億ドルも手に入れたのだから、実際やっていることはでかいのだが。

このドキュメンタリーの読後は、CDS(クレジット・デフォルト・スワップ)などの小難しい金融用語が、ストーリーを読み進めるだけで、知ったかぶり程度に理解できるようになる。

「聞き上手になってモテたい」などと考える女子は、きっと「スペックの高い男を落としたい」女子と同類だろうから、こうした用語を「軽く知っている」程度の知識があれば、年収のバカ高い金融系男子と会話できるようになるし、きっと少しは尊敬をもって接することができるだろう。

(3)『広告ビジネス次の10年』著者/横山隆治・榮枝洋文 発行/翔泳社

金融系男子に次いで人気なのが、IT系男子、広告代理店男子ではないだろうか? 彼らに対して「聞き上手」になりたいのであれば、本書が良いだろう。

ただし、現場で働いているような年収もスキルも低い、単なるミーハー系イメージ先行の女好き男子たちには、「俺たちはいらないってこと……?」という耳の痛い話も多いので、あくまでも「経営者レベル」「エリート」を狙っていきたいという志高い女子にだけおすすめする。

(4)『黒人リズム感の秘密』著者/七類誠一郎 発行/郁朋社

故・七類誠一郎ことA.K.Aトニー・ティー先生による「リズム感講座」。ダンスの教本、音楽の教本は数あれど、ここまで理論的かつ実践的にその本質に迫った本は、これ以外に見たことがない。

会話というコミュニケーションにおいて、もっとも重要なことは「リズム」であるわけだから、真の「リズム感」を身につけることによって、小手先ではない「聞き上手」「話し上手」になることができるであろう。

(5)『週刊ポスト』発行/小学館

単純に一般的な話題に関して「聞き上手」になりたいのであれば、情報と小難しい論評しか載っていない「新聞」よりも「大衆雑誌」を読むことをおすすめする。

流行りの『文春』でもなく、『新潮』でもなく、なぜ『ポスト』をおすすめするのかと言えば、「読み手を楽しませる文章力」のクォリティの高いからだ。

スクープや情報収集だけなら、ネット記事で十分だが、『ポスト』からは「意見を面白く伝える」という表現力を学ぶことができる。

いかにも男が好きそうな「物言い」や「話題」に溢れているので、その表現に慣れるだけでも、十分「モテる聞き上手」になれる。あの「男!」って感じの雑誌を買うのは抵抗がある女子も、dマガジンで読めるので、ファッション誌などの合間に軽く読んでおくといいだろう。

 

5:イライラしました?

いかがでしたか? 本記事を読んで「嫌な感じ……!」と怒りを覚えた方もいらっしゃるかもしれませんが、この程度でイライラしては、真の「聞き上手」にはなれません。「へー、ポストを!」と、素直に驚き、正直に「読んでみようかな?」と思えちゃう姿勢だと、きっとモテますよ。