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結婚したい女性は知るべき!「貯金ゼロの彼」を変える5つの方法

椎名恵麻

椎名恵麻E.Shiina

結婚を考えたときに、必ずしも重要になるのが“お金”の問題。2人で新生活をはじめるにも、結婚式をあげるにも、まとまったお金が必要になってきます。

しかし中には“貯金ゼロ”という男性も少なくありません。趣味や飲み代などに使ってしまい、貯金ができないという人も。たとえ女性の方が貯金をしていても、恋人の男性にもある程度お金を貯めてほしいもの。

一体、貯金ゼロの男性を、貯金ができるように変えるにはどうすればよいのでしょうか? 今回は、ファイナンシャル・プランナーとしても活動する宮野茉莉子さんに、“貯金ゼロの彼”を変える5つの方法について、お話を伺いました。

 

目次

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■1:2人の共通口座を作る

「2人の共通口座を作りましょう。管理しやすいですし、共通なので彼も貯めざるを得ません。“結婚式用”と貯金するも良し、“デート用”としてまずは貯める感覚を身に付けてもらうのも良いです」

自分ひとりだと貯金できなくても、彼女と一緒なら頑張ってくれそうです。

 

■2:“先取り貯金”で心の負担を減らす

「貯金意識ゼロの男性は、我慢が苦手です。貯金のために生活費を我慢した経験がないので、大変な苦痛になります。そんな彼に一番効果的なのが、給料日に引き落としてしまう“先取り貯金”です。

最初から目に見えないので、我慢する意識がないのです。引き出すのに手続きや手数料もかかるのも良いですよね。会社の財形や銀行の定期を利用しましょう」

自動で引き落とされてしまえば、自然と一定の額を貯めやすいですよね。

 

■3:“目的・目標額・期限”はハッキリ決める

「女性より男性の方が目的意識が強く、“貯金のための貯金”ができません。そのため“目的・目標額・期限”をハッキリ決めて提示してあげると、貯金意欲も湧きやすいです」

例えば「半年後まで旅行資金30万円貯める」、「挙式費用を200万円貯める」など目的や期限を決めることで、やる気も長続きしそうです。

 

■4:貯金の話は最後に

「最初に“目的のイメージを最大限に膨らませる”ことが大切で、貯金の話は最後にしましょう。例えば結婚が目的なら、式場・呼ぶ友達・ドレス・オプション・新婚旅行まで具体的に話し合います。

そして肝心なのが“一生に一度だからとても楽しみ”とおおげさめに楽しみにすること。最後に貯金の話をしましょう。貯金が苦手な男性でも、彼女が思いきり楽しみにしていれば、貯めざるを得ません」

相手のことが好きであれば、喜ぶ姿を見たいと思うもの。何のために貯めるのかという目的意識を高めれば、彼も貯金してくれるのではないでしょうか。

 

■5:“私が財布を握る”宣言を

「とはいえ、貯金ゼロの癖がなかなか治らないもの。予め、財布は女性が握る宣言はしておきましょう。財布を握りたがる男性もかなり多いのですが、実際の貯金実績を提示したり、“家族のために”と訴え、女性がお財布を握ってください」

お互いに結婚まで意識しているなら、思い切って“私が財布を握る”宣言をしてみましょう!

 

いかがでしたか? 結婚にはお金がかかるものです。結婚を意識しているのに、貯金が苦手な彼氏をお持ちの方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてくださいね。

【取材協力】

※  宮野茉莉子・・・フリーライター。証券会社勤務後、出産を機に独立。女子力アップ、ライフハック、妊娠育児、FPとしてマネーなど執筆中。大学時代哲学を学んだことを活かし、「思考=アート」をモットーに本質を探る記事を心掛ける。ブログは「Mariko Miyano」。Twitterは@Miyano0928