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弁護士に聞く!何度も離婚を繰り返すワケアリ男の共通点9個【3/3】

中田綾美

中田綾美A.Nakata

離婚経験のある“バツあり”男性を好きになった場合、「彼と結婚して本当に幸せになれる?」というのは気になりますよね。いまどき、“バツあり”なんて珍しくもないのですが、考え方の古いご両親だと、それを理由に結婚に反対することもあるかもしれません。

そこで、離婚を繰り返す男性の特徴について、弁護士法人アディーレ法律事務所のパートナー弁護士・篠田恵里香先生からお話をうかがいました。前回の記事前々回の記事で、あわせて6個の特徴を紹介しましたが、今回は残り3個の特徴です。

 

目次

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■7:酒癖が悪くカッとしやすい

「離婚を決意する大きな原因となるのがやはり、殴る・蹴るの暴力や言葉の暴力。酔った勢いで暴力夫に変貌するタイプは、我に返ると急に優しくなったりするので、妻としては非常に扱いづらいです。

酒癖が悪く、“酔うと罵倒を繰り返す”タイプは、精神的に妻を追い詰め、逃げ道がない状態に追い込む傾向があります。このタイプと一緒になると“離婚と常に背中合わせ”の状態を強いられるので近づかないのが一番です。

食事に出かけたとき、“お酒が入ると急に店員にキレた”なんていう一面が見えたら要注意信号です」

 

■8:忍耐力や責任感がない

「とかく物事に飽きやすく諦めが早いのも離婚を繰り返す男性の特徴。

例えば、自発的に始めた趣味やスポーツなどは、飽きるとすぐ放り出します。しかも、形から入るこのタイプは、結構高い道具やグッズを買い揃えるのでたちが悪い。買った道具も家にほったらかしという“思いつき遊び”を繰り返し、責任感もありません。

責任感という意味では、“離婚後の養育費を払っていない”という男性は無責任そのもの。結婚は慎重に検討すべきでしょう。

強い決意をもってした決断なのに長続きできず、途中で挫折するその姿勢は結婚生活も同様といえそうです」

 

■9:同じ失敗を繰り返す

「何か失敗したときに、何ら学習できず、同じ失敗を繰り返すのもこのタイプ。

人は大きな失敗をすると“次は気をつけよう”と、何かしら次につなげる努力をするもの。しかし、このタイプは、失敗しても“言い訳する”・“反省しない”という心の動きをするので、“またか”と思うような同じ失敗をこと更に繰り返します。離婚経験についても、次に生かすことができず、また離婚を繰り返します。

“毎回、醤油をこぼす”など同じ失敗を繰り返す一面を発見したら、結婚にも当てはまるかもしれません。じっくり考えましょう」

 

以上、離婚を繰り返す男性の特徴を3回にわたってお届けしましたがいかがでしたか?

もちろん、離婚経験者のなかには、過去の失敗を生かして、次の結婚生活はうまくいくという人だっていくらでもいるでしょう。ただ、あなたの好きになった“バツあり”男性がこの3回の記事で紹介した特徴に当てはまる場合には、結婚する前に本当に大丈夫なのか慎重に考えるべきかもしれませんね!

 

【参考】

弁護士が教える パーフェクト離婚ガイド – アディーレ法律事務所

 

【取材協力】

※ 篠田恵里香・・・弁護士法人アディーレ法律事務所 パートナー弁護士(東京弁護士会所属)。男女トラブル、交通事故問題などを得意分野として多く扱う。また、離婚等に関する豊富な知識を持つことを証明する夫婦カウンセラー(JADP認定)の資格も保有している。外資系ホテル勤務を経て、新司法試験に合格した経験から、独自に考案した勉強法をまとめた「ふつうのOLだった私が2年で弁護士になれた夢がかなう勉強法」(あさ出版)が発売中。公式ブログ「弁護士篠田恵里香の弁護道」も更新中。