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弁護士に聞く!何度も離婚を繰り返すワケアリ男の共通点9個【2/3】

中田綾美

中田綾美A.Nakata

昨今、芸能人の離婚・再婚ニュースを耳にして、「この人って何回目だっけ?」「今回はいつまで続くのやら……」なんて思わされることもしばしばですが、一般人でもなぜか離婚を繰り返してしまう人がいるものです。

そんな懲りない男性(“バツ2”以上の男性)の特徴について、弁護士法人アディーレ法律事務所のパートナー弁護士・篠田恵里香さんにお話をうかがいました。

前回の記事では、“「自分が正しい」といって譲らない”、“大きな夢や立派な人生観を語るのが好き”、“相手の非にこだわり根に持つ”という3つの特徴をお届けしましたが、今回はどのような実態が判明するのでしょうか?

 

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■4:高収入で華やかな企業勤務・もしくは会社社長

「経済的な苦労から離婚に至る……というイメージがあるかもしれませんが、“離婚を繰り返す”タイプは意外にも高収入なことが多いのです。しかも華やかな企業で若くして高収入を得ていたり、会社社長のような実業家だったりするケースも少なくありません。

男性の離婚には養育費や慰謝料などお金がかかる、という現実的な理由もあるでしょうが、それよりも、“自由にできるお金がある”という余裕感が家庭を顧みない一面を生み、ひいては夫婦間の亀裂を招くようです。余ったお金で休日をいかに楽しく過ごすかを重要視するのも、このタイプの特徴です」

 

■5:経済的に余裕があるのにケチである

「お金持ちなのに食事はワリカン、店のサービス・料金にケチをつける、という“お金にうるさい”のも離婚を繰り返す男性の特徴。小さいころからお坊ちゃま育ちで、“僕の家は裕福だから”と匂わすタイプも、急にケチに変貌することも……。

このタイプは、交際中は相手の気を引くために大盤振る舞いするのに、いざ結婚となると財布のひもを締め、出し惜しみするので要注意です。経済的な縛りつけに加え、上から目線の態度もあいまって、妻の不満が爆発、そして離婚につながります」

 

■6:女性にだらしない

「今も昔も変わらず、離婚の原因で多いのが“女性関係”。離婚を繰り返す男性の多くは、“性懲りもなく浮気を繰り返す”素質を持っています。過去の離婚原因が“浮気”だった場合はもちろん、今も現在進行形の女の影が疑われる相手は、結婚相手として避けたほうが無難です。

食事中に何度も携帯をいじったり、携帯の着信をおもむろにごまかしたりするのは、女性の影かもしれません。夜遅い時間帯に“ちょっとごめん”といって、しょっちゅう席を外す男性も要注意です。夜遅くに仕事の電話というのは少ないでしょうし、用件も告げないのは怪しいと見るべきでしょう」

 

今回お届けした“離婚を繰り返す男性”の特徴はいかがでしたか?

経済力があるというのは、やはり女性から見て魅力的ですし、また、“女性にだらしがない”というのも、“女性にモテる”と言い換えることができます。いずれにせよ“条件の良すぎるバツあり男性”と親密になったら、あまり舞い上がらずに「何か落とし穴があるんじゃないか」と警戒するくらいでちょうどいいかもしれませんね。

次回は、離婚を繰り返す男性について、残り3個の特徴をお届けします!

 

【参考】

弁護士が教える パーフェクト離婚ガイド – アディーレ法律事務所

 

【取材協力】

※ 篠田恵里香・・・弁護士法人アディーレ法律事務所 パートナー弁護士(東京弁護士会所属)。男女トラブル、交通事故問題などを得意分野として多く扱う。また、離婚等に関する豊富な知識を持つことを証明する夫婦カウンセラー(JADP認定)の資格も保有している。外資系ホテル勤務を経て、新司法試験に合格した経験から、独自に考案した勉強法をまとめた「ふつうのOLだった私が2年で弁護士になれた夢がかなう勉強法」(あさ出版)が発売中。公式ブログ「弁護士篠田恵里香の弁護道」も更新中。

 

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by.The Wedding Traveler