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彼の実家で絶対やらかしてはいけない女性のNG言動10選【3/3】

ひとみしょう

ひとみしょうS.Hitomi

前回は、お酒にまつわることや、洋服のことなどをお伝えしました。最終回である今回は、ふだんから気をつけていないと無意識のうちにやらかしてしまうあれこれをご紹介していきます。

引き続き、恋愛を多数取材してきたフリーライターの池田園子さんにナビゲートしていただきます。

 

目次

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■7:敬語が使えない・言葉遣いがおかしい

「たとえば“新年あけましておめでとうございます”も、日本語としておかしいものです。新年とあけましてというのが、同じ意味なので、“新年おめでとうございます”か、“あけましておめでとうございます”が正解です。正しい日本語が使えない女性に、彼の両親は冷たいですよ」

敬語や正しい日本語は、ふだんから意識していないとなかなか身につかないですよね。彼を指差して「●●君、年末にこんなことやらかしちゃいまして」などとご両親に言ったら、「やらかしちゃった、って?」と思われかねません。

 

■8:家族の前なのにいちゃつこうとする

「彼にもっと好かれるためには“ボディタッチを多めにすればいい”ということがかなり定説化されていますが、彼の両親の前では絶対NGでしょう。

ちょっと肩を触る程度であってもNGです。母親は彼の最初で最大の彼女なんですから」

なるほど。母性本能って、そういうものなんですね。

 

■9:周りの人の話に興味を持たず、会話に入ってこない

「彼の親戚関係の話など、あなたがよく理解できない話もお正月には出てくると思います。そういう会話であっても、適度に相槌を打って聞いておくというのが大切です。

会話に入っていこう、会話の内容を理解しようと努力しているあなたの姿勢に、彼のご両親は好意をいだきます」

はとこ(祖父母の兄弟姉妹の孫)の話など、多くの場合、彼だって詳しくは知らないと思われます。彼も想像力を駆使して話を理解しているはずです。あなたも彼と一緒に想像力を駆使しましょう。

 

■10:行儀が悪い

「行儀が悪いというのは、たとえばタバコを吸うとか、コップに口紅がついたままであるという細かいことも含まれます。

彼のご両親は、あなたのことを微に入り細に入り観察していると思っておくといいでしょう。彼と何気ない会話をしているときに、あなたが彼に“はあ? 今なんつった?”と聞き返しているのも、彼の両親は耳をダンボにして聞いています」

ここまでくると、マナーブックを1冊買って、熟読するよりほかないかもしれません。

 

いかがでしたか?

「細かいことをいくつもご紹介しましたが、ポイントは彼のご両親を自分の両親のように思えるかどうかです。自分の両親だと思うことができれば、自然と思いやりのある言動が生まれます。

マナーに正解や不正解はなく、思いやりがある言動はすべてマナーのいい言動というわけです」と池田さんは言っています。

「やっべ、もうやらかしちゃったよ」って人は、彼のご両親に思いやりを持って接して、今後の“マナー試験”で100点満点をとれるようにがんばってみてはいかがでしょうか。

 【取材協力】

※ 池田園子(いけだ・そのこ)・・・フリーランスの企画ライター/ディレクター。86年生まれ。楽天でポータルサイト運営、リアルワールドでメディア運営を経て独立。現 在10以上のWeb媒体に執筆中。

2011年春に恋愛コラムでライターデビュー。以降“Web男子”“エディター男子”“ドリル男子”“芝生男子”などの、さまざまな新ジャンルの男子カテゴリを生み出して話題に。

2012年11月にフリーランスの働き方をテーマにした『フリーランスで食っていきたい!』 を出版。Twitterは@sonoko0511。ブログは『Sonoko Blog』 。

 【参考】

※ 池田園子(2012)『フリーランスで食っていきたい!』(ぱる出版)