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好意が気持ち悪い!好意恐怖症になる原因と克服する方法を解説

平松隆円

平松隆円R.Hiramatsu

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目次

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1:男性からの好意や恋愛感情が気持ち悪いと感じるのは病気?

他人から、好意や恋愛感情をもたれることが苦手だったり、それを感じるとイヤな気持ちになったりするという人がいます。

恋愛感情に限ってみれば、その対象は不特定多数の人ではなく、異性であったり、特定の誰かだったりすることが多いです。これは、過去に、何かしらイヤな気持ちになる原因やきっかけがあったからかもしれませんね。

2:好意が気持ち悪い!好意恐怖症になる原因5

ネットやSNSでは「好意恐怖症」という言葉を見かけることがあります。しかし、学術的にはそんな言葉は存在しません。もし、テレビやネットでそんな言葉を使っている人がいたら、無意味に不安を煽ったり、専門的な知識がないのに情報提供をしていたりする可能性が高いです。

専門用語を用いるなら、「社会不安障害」が適切でしょう。では、社会不安障害になる原因とは何なのか、考えてきましょう。

(1)嫌われたくないから

「好意をもたれる」ということは、「いずれ嫌われるかも」という不安がつきまといます。そして、「嫌われたくないから」という気持ちが強すぎると、「自分が傷つかないように守る」という心理や行動があらわれてきます。

つまり、無意識が自身に「気持ち悪い」と感じさせて、相手と距離をとろうとさせるんです。

(2)「相手と同じ」がイヤ

好意は、自分の考えや行動を認めてくれる人、つまり、自分とよく似ている人に対して生まれるのが普通です。「好意をもっている者同士」はよく似ているわけです。

そう考えると、「特定の相手からの好意が気持ち悪い」と感じる人は、その人に自分の嫌いな部分を見せられている気がして、それが不快に思うのかもしれません。

(3)注目されたくない

好意をもっている相手には、その人が、自分が知らないところで何をしているのか、気になりますよね。だからこそ、時間があれば恋人に「いま何してる?」なんて、メッセージを送ったりするわけです。

これはある意味、注目されているということです。人からの好意を気持ち悪いと考える人は、注目されたくない気持ちが強いのかも知れません。

(4)人間関係がめんどう

根本的なところで、「人間関係がめんどうだ」と思っている人も、好意を気持ち悪いと感じやすいかもしれません。人間関係は、相手を理解したり、相手の意見や行動に合わせたりしなければうまくいきません。

それが精神的に負担になれば、「ひとりでいたい」という気持ちになり、好意をもたれること自体がめんどう、という発想になってしまうのです。

(5)蛙化現象に陥りやすい

蛙化現象とは、2004年の日本心理学会大会で、跡見学園女子大学の藤沢伸介が「女子が恋愛過程で遭遇する蛙化現象」として発表して注目を集めたもの。グリム童話の「かえるの王さま」に由来し、「最初は好意を抱いていたのに、何かのきっかけで相手のことを“気持ち悪い”と思うようになり、恋愛感情が薄れていく」という現象です。

「人からの好意が気持ち悪い」という女性は、この状況に陥っている可能性も考えられます。

3:好意が気持ち悪い!好意恐怖症を克服する方法5

それでは、好意恐怖症、もとい社会不安障害を克服するにはどうしたらいいのでしょうか。

(1)専門家に相談する

いちばん大事なことは専門家に相談することです。精神科や心療内科というと、ほかの病気以上に受診を躊躇する人が多いでしょう。ですが、ネットの情報は有象無象。鵜呑みにするのは危険です。

(2)リラックスする

社会不安障害な人は、強いストレスを抱えているとも言われます。そのため、自覚しているストレスがあれば、それをとり除き、リラックスする時間や場所を用意しましょう。

(3)好意をもたれても気にしない

好意をもたれること自体がストレスでイヤな気持ちになっているわけですから、好意をもたれても気にしないようにしましょう。相手が好意をもったからといって、自分も好意をもつ必要はないんです。

(4)人間関係や環境をリセットする

好意をもたれる相手から距離をとるのもひとつの手です。専門家に相談してからになるかと思いますが、転職したり、引っ越ししたりして、現状の人間関係や環境をリセットするのもいいかもしれません。

(5)自分と本当に気が許せる友達との関係を大切にする

不特定多数の相手との人間関係は、それ自体がストレスですよね。そのストレスを解消するために、自分の時間や自分が気をつかう必要がない友達との時間を大切にしましょう。

4:まとめ

ネットで好意恐怖症と呼ばれがちな社会不安障害は、誰にだって起こりえるものです。もし不安に感じたら、できれば専門家にちゃんと相談するようにしてください。相談することが、解決の第一歩になるんですから。