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結婚式の料理の相場は?ゲストに喜ばれるメニューの8つのポイント

並木まき

並木まきM.Namiki

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目次

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1:結婚式の料理の相場は?

結婚式の披露宴や親族など親しい人だけで行う会食など、結婚式に伴う料理には「相場」があります。景気にも左右されますが、ざっくり「1人あたり1万円」がベースとなっていて、ここから予算に応じて増減するのが一般的です。

2:品数はどうする?結婚式の料理の選び方8つ

結婚式の料理は、当日のゲストが楽しみにしていることのひとつです。そこで、お呼ばれした人たちの満足度を高めるために、どのように料理のメニューなどを決めればよいのか、具体的なアドバイスを紹介します。

(1)品数をチェック

まずは、料理のボリュームにもかかわってくる「品数」をチェックしましょう。8〜9品ほど出てくるコースであれば、ゲストのお腹を満たすには十分でしょう。

5〜6品だと、やや少ないと感じやすいだけでなく、2時間〜2時間半程度に及ぶ披露宴や会食の時間を持て余してしまう可能性も考慮しなくてはなりません。

(2)ゲストの年代を考慮して素材やブランドを選ぶ

素材やブランドにこだわるほど、同じ予算でも、コース全体の品数が減るケースが多いです。しかし例えば、ゲストが高齢の親族ばかりの会食形式のケースでは、品数よりも品質にこだわりたいということもありますよね。

この場合は、ゲストの趣味に合わせて、品数より素材やブランドを優先して選ぶと、満足度が上がりやすいでしょう。

(3)オプションを駆使する

料理にかかる予算を抑えつつも、それなりに見栄えのする料理にしたい…と考えるのであれば、いちばん低いコースを選んでおいて、そこにオプションを追加する方法もあります。

いちばん安いコースと言えども、式場などが「お祝いの席」の料理として提供するメニューなので、貧相になりすぎることは少ないです。そこに、オプションで見栄えのするメニューを追加したりメイン料理だけアップグレードしたりするだけで、グッと豪華になることがあります。

(4)料理以外で節約して帳尻を合わせる

披露宴や結婚式関係の会食の場では、なんだかんだ言っても、「みんなで料理を食べている時間」がメインです。よって、料理を選ぶ際に「料理単体」の予算だけで考えず、料理以外の披露宴にかかる演出の費用を節約して、そのぶんを料理に回すという考え方もおすすめです。

具体的には、ウェルカムボードやウェルカムドリンク、装飾用の花のグレードなどで調整するといいでしょう。

(5)料理のテイストで選ぶ

結婚式の料理は、和食なのか洋食なのか中華なのか…を変えるだけでも、同じ予算で見栄えがかなり変わります。同じ価格帯のものならば、一般的に、和食はほかに比べてボリュームが抑えられていることが多く、中華はそのほかに比べてボリュームがあるようです。

また、彩のイメージも料理の種類によって大きく変わるので、衣装などと世界観を統一したいなら、料理のセレクトも気をつけるといいでしょう。

(6)ドリンクの種類も要チェック

料理とセットで考えなくてはならないのが、披露宴の最中や会食の最中に提供されるドリンクの種類です。ドリンクの種類が多くなるほど、費用がかかるため、現実には、ここで節約をするカップルも少なくありません。

しかし、料理と相性のいいドリンクが少ないと、それだけでゲストの満足度が下がることもあるので、料理を選ぶ際にはドリンクの種類もセットで考えたほうがいいでしょう。

(7)「持ち込み」なら持ち込み料金を考慮する

式場によっては、ドリンクを持ち込めるようになっているところもあります。しかしその多くには「持ち込み料」がかかる仕組みであるため、持ち込み=節約とはならないケースも少なくありません。

「持ち込み」に頼って料理の節約を狙っているカップルは、このあたりも事前に考慮が必要です。

(8)見栄え重視なら容器にも注意

意外と盲点になりがちながら、昨今のトレンドである「映え」を意識したいなら、絶対に外せないのが「食器類」の印象。料理が盛られる「器」も事前にチェックしたほうが確実です。

結婚式の料理を選ぶ際には、多くはカタログにある写真をもとに選ぶため、見栄えのいい写真になっていることがほとんど。当日、実際にサーブに使われる食器について、“映え”を気にしたいカップルは、事前に確認しておくのがおすすめです。

3:まとめ

結婚式における料理は、ゲストの満足度を大きく左右しますよね。また、一生に一度の晴れ舞台の写真を残すにあたっても、料理の写真はその日の思い出を彩る重要な役割です。

ゲストに喜んでもらえるのを最優先にしつつ、自分たちも納得できるような料理をセレクトできれば、結婚式全体の満足度もグッと上がるはずです。