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結婚式にコサージュはダサい?正しい付け方、選び方を解説

松田優

松田優Y.Matsuda

目次

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1:結婚式にコサージュはダサい?

コサージュとは、お花をモチーフにした飾りのことで、結婚式のドレスコーデに取り入れられることもしばしば。しかし、結婚式でコサージュを付けているのは年配の女性が多く、若い女性の中には「ダサい」といったイメージをもっている人もいるでしょう。

しかし、コサージュにはさまざまなカラーやデザインがあり、選び方や付け方を間違わなければ、控えめなドレスもおしゃれで華やかな印象に大変身します。ワンランク上のドレスコーデを目指したい人は、マストで取り入れたいアイテムなのです。

2:結婚式のコサージュの選び方、付け方のポイント8

コサージュを付けるときは、結婚式のマナーを押さえたうえでおしゃれを楽しむのが基本。結婚式にふさわしいコサージュの選び方や付け方のポイントをご紹介します。

(1)左胸のやや高い位置に付ける

コサージュを付ける場所に決まりはありませんが、人の目線が右に向きやすいことから、向かって右側となる左胸に付けるのがベターと言われています。また、顔に近い位置のほうが華やかに見えやすいため、なるべく高い位置に付けるのもおすすめ。鎖骨付近を目安に、ドレスのデザインに合わせて調整しましょう。

ただし、コサージュを頭に飾るのはNG。結婚式では花を頭に飾ることができるのは花嫁だけであり、親族であってもマナー違反となります。

(2)大きさは12cm以内のものをチョイス

コサージュの大きさに悩んだら、12cm以内を目安に選ぶこと。控えめな大きさなのでドレスにも合わせやすく、コサージュ自体も上品な印象になりやすいです。

大きすぎるコサージュは悪目立ちしてしまい、ゲストとしてふさわしくない印象になってしまいます。結婚式の主役はあくまで新郎新婦。ゲスト側は控えめな装いを徹底して、コサージュも目立ちすぎない小ぶりなものをチョイスしましょう。

(3)明るい色or淡い色を選ぶこと

コサージュにおいても、花嫁の特権である白色と喪服を連想させる黒色は避けるのがマナー。結婚式という祝いの場に華やかさを添えるためにも、明るい色や淡い色を選ぶのがよいでしょう。

どんなドレスにも合わせやすいベージュは、上品な明るさを演出できる定番カラー。ほかにもキュートな印象のペールピンクや、落ち着きのあるライトブルー、大人っぽさが出やすいネイビー系なども、いろいろなレスに合わせやすいのでおすすめです。

(4)生花で作られたコサージュはNG!

結婚式で生花を付けられるのは、主役である新郎新婦のふたりだけという決まりがあります。そのため、親族またはゲストとして参列する場合は、生花以外のもので作られたコサージュを付けましょう。

結婚式に付けるコサージュには造花で作られたものが多いですが、生花に見えるほどリアルなものは避けたほうがよいでしょう。最近ではプリザーブドフラワーで作られたコサージュも人気で、造花よりも自然な形と色合いが欲しい人におすすめです。

(5)派手なデザインは避けること

せっかく控えめなドレスを着ていても、コサージュが奇抜なデザインだと派手な印象になってしまいます。なるべく上品な素材やシンプルなデザインのものを選び、ほどよい華やかさを目指しましょう。

生地としては、シルクやサテンなどのドレッシーなものや、オーガンジーやレースといった軽やかな素材で作られたものがおすすめ。パールやビジューなどの装飾が付いていると可愛いですが、数が多いと派手に見えてしまうので注意しましょう。

(6)花を上向きに付けるのがコツ

コサージュが斜めになっていたり、茎が出ているとダサく見えてしまう原因に。正面から見たときに茎の部分が目立たないよう、花部分を少し上に向けて付けるのが、コサージュの正しい付け方です。

コサージュがキレイに見える角度は、ドレスの生地やデザインによって変わってきます。そのため、結婚式当日までに一度鏡を見て確認しておくと安心です。ココサージュが付けにくい場合は、ドレスを着る前に先に付けておくとラクですよ。

(7)ドレスと同系色にするとおしゃれ感もアップ

「ドレスに合ったコサージュがわからない」という人は、ドレスと同系色のコサージュを選んでみましょう。ドレスとコサージュがワントーンに揃うことで、より洗練された印象になっておしゃれ感もアップ。大人っぽい雰囲気が出るので、ミドル世代にもおすすめです。

ただし、ベージュでワントーンを揃えると、全身が白っぽく見えてしまうので要注意。ピンク系やグレー系などの柔らかい色ならベージュとのなじみもよく、ワントーンに近いコーデに仕上がりますよ。

(8)ほかのアクセサリーとのバランスもチェック

コサージュを付けるときは、ほかのアクセサリーとのバランスを考えることが大切です。特にイヤリングやネックレスはコサージュから近い位置にあるため、それぞれの主張が激しいと顔まわりが派手すぎる印象に……。

コサージュに合わせてアクセサリーを選ぶときは、なるべく小さめでシンプルなものを選ぶのがベター。身長やドレスのデザインによっては全体的なバランスも悪く見えてしまうため、アクセサリーを付けない箇所を作るのもよいでしょう。

3:まとめ

毎日おしゃれを楽しむ女性にとっては、制限の多いお呼ばれコーデに物足りなさを感じることもあるはず。コサージュなら、ドレスよりも自分の好きな色やデザインを取り入れやすく、ちょうどいい華やかさをプラスできます。

コサージュがあるとないでは、ドレスの見え方も大きく変わるもの。せっかくの結婚式だからこそ、コサージュで自分なりの着こなしを楽しんでみてはいかがでしょうか。