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「ご注意ください」は目上の人に失礼なの?使い方例文と言い換え表現

月島もんもん

月島もんもんM.Tsukishima

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目次

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1:ご注意くださいの意味は?目上の人にも使える?

「ご注意ください」と言われると、何か危険なことがあると思って身構えてしまうことでしょう。「注意」には、「気をつける」や「気をくばる」「用心する」などの意味があります。

そのため、「ご注意ください」というセリフは、誰かに用心するように促す場合に使うもの。「ご注意」の「ご」は尊敬語になるため、目上の人や取引相手に使っても差し支えないでしょう。

2:「ご注意ください」の使い方例文5つ

(1)注意のお願い

「雨が降って地面がぬかるんでおりますので、お足元にご注意ください」

この例文は、実際に筆者がお葬式に参加したときに、葬儀会社の人から言われた一言です。対象者に注意を促すときに使用することが一般的でしょう。

(2)条件をつける場合

物事には例外が存在することがあります。例えば、遊園地のジェットコースターには年齢制限や身長制限があることがあります。そんな時に使われるのが、「ただし」という表現です。

「12歳以上でご利用いただけます。ただし、身長が140cm未満の場合はお乗りいただけませんのでご注意ください」

このように条件をつけて、注意を促すときにも使用できますね。

(3)注意をする理由を述べる

「ご注意ください」というセリフだけでは、何をどう注意すればいいのか分かりません。そこで、具体的な内容を伝える必要があります。その例文がこちら。

「新型コロナウイルス流行の影響により、営業時間が通常とは異なっていますのでご注意ください」

具体的に注意すべき内容を先に述べて使います。

(4)危険を知らせるアナウンス

「まもなく1番線から電車が発車いたします。閉まるドアにご注意ください」

駅でよく聞くアナウンスでしょう。急にドアが閉まると挟まれてしまう危険性があるので、先にアナウンスをしているわけです。

(5)情報の行き違いを防ぐ

同じものでも値段が違う商品があります。A店で買ったのに、B店のほうが安かったとなれば、不満が出てしまいますよね。そんな時に使える例文がこちら。

「ネット販売と店頭販売では値段が異なることがありますので、ご注意ください」

事前に、値段が違うことを知らせることで、お客さんの不満をなくそうという狙いがあります。

3:ご注意くださいの丁寧な言い換え表現3つ

今度は「ご注意ください」の丁寧な言い方や言い換え表現をご紹介します。

(1)「ご注意くださいませ」

「ご注意ください」よりも丁寧な言い方で相手に伝えることができるのが、「ご注意くださいませ」という表現方法。

相手に失礼のないように注意を促すアナウンスをしたい場合にピッタリでしょう。

(2)「ご注意いただけますか?」

相手に注意を促したいけれど、「ください」だと命令口調のようで抵抗があるという場合、疑問形で使ってみるといいかもしれません。

「ご注意いただけますか?」と相手に尋ねるように言うことで、用心すべきだることを伝えつつ、「最終的に判断するのはあなたですよ」と言っているわけです。

(3)「ご注意賜れますと幸いです」

より丁寧な表現で相手に伝えたい場合は、「ご注意賜れますと幸いです」と言ってみるといいかもしれません。ビジネスシーンなど、目上の人に使う場合に使用すると好印象を得られるでしょう。

4:ご注意くださいの類語表現3つ

(1)「ご承知おきください」

何かを事前に伝えておく場合に使えるのが「ご承知おきください」という言葉。例えば、「一度退園しますと再入園できませんことを予めご承知おきください」などのように使えます。

(2)「ご配慮ください」

他人に心遣いをお願いするような場合に使えるのが、「ご配慮ください」という言葉。

例えば、「動物は強い光に敏感です。そのため、カメラのフラッシュなどはお使いにならないようご配慮お願いいたします」などのように使えます。

(3)「ご留意ください」

相手を思いやる内容の場合は、「留意」という言葉を使ってみてもいいかもしれません。

例えば、「くれぐれも体調にはご留意くださいませ」といった感じです。

留意には「ある物事を心にとどめて、気をつける」という意味があるので、「ご注意ください」を言い換えるのにおすすめです。

5:まとめ

今回は「ご注意ください」の使い方や丁寧な言い方、類語などをご紹介しました。相手に気をつけるようにアナウンスしたい場合に使うことが多いですが、相手がどんな人なのかに配慮して使い方や言い方を工夫するといいでしょう。