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「煽る」ってどんな意味?ネット上で使われている煽り画像や煽り言葉

桃倉もも

桃倉ももM.Momokura

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目次

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1:「煽る」とは…?意味・類語・英語での言い方

(1)読み方と意味

「煽り運転(あおり運転)」に関するトラブルが増え、その行為が問題視されるようになりました。この「煽り」という言葉、正確にはどのような意味をもつのでしょうか。辞書で調べてみると下記のとおりです。

あお・る【煽る】

1 うちわなどで風を起こす。また、風が火の勢いを強める。「うちわで―・って火をおこす」

2 おだてたりして、相手がある行動をするように仕向ける。たきつける。扇動する。「競争心を―・る」

出典:デジタル大辞泉(小学館)

「煽り運転」の「煽り」は他人を刺激し、怒りなどを掻き立てることを表します。

(2)類語

煽るの類語として挙げられるのは「促す」「背中を押す」「強く仕向ける」など。どの言葉も、相手に働きかけて物事を早く処理させる意味をもちます。

(3)英語での言い方

英語では「心をかき乱す」「動揺させる」といった「agitate」と表現することができます。ほかにも「It stired up ill feeling against foreign immigrants(それが外国からの移民住民に対する反感を煽りたてた)」など「stir up」「incite」といった英単語を使って表現することもあります。

2:ネット上で「煽る」ときに使われている画像例4つ

ネット上では相手を煽る際に「煽り画像」が使われることがあります。ここでは煽り画像の種類と特徴を紹介します。

(1)漫画セリフ系

漫画のひとコマを用いた煽り画像。一部のセリフだけを抜き取って使われます。漫画の切り抜きなので、キャラクターの表情なども豊富。セリフだけではなく、キャラクターの表情から相手をイラっとさせるような効果も。

(2)アスキーアート系

プレーンテキストによる視覚的表現技法のアスキーアート。人の顔や猫などが定番です。スレッド上などで使われることが多く、プレーンテキストによって作られる独特の表情で相手を煽ります。

(3)フリー素材系

人やイラストなどフリー素材の画像も煽りとして使われます。相手を煽るような表情の人、イラストなどが定番です。

(4)コラ画像系

元々ある画像2枚以上を切り貼りして作られたコラ画像(コラージュ画像)。煽り画像としては繊密に作られた画像よりも、大雑把な「雑コラ(雑なコラージュ)」が多く使用されます。政治家やアニメ、ニュース番組などさまざまなコラ画像がネットに拡散されています。

3:リアルでも…煽る言葉と使い方5つ

実際に相手を煽る際によく使用される「煽り言葉」を紹介します。

(1)暴言系

「てめぇ」「うるせぇ」などの暴言系の煽り言葉。多くの人が言われて腹が立つ言葉であり、相手を苛立たせるのに適しています。ただし、さらに言葉が悪くなると、脅迫罪など刑法に触れることがあります。

(2)差別系

「女のくせに」「男のくせして」など性差別的な発言も相手を煽るワードです。ニュースを見ていても女性蔑視にまつわる話題は絶えません。性差別発言は相手だけでなく、その性別である人全員を敵に回すことになります。

男女だけではなく、同性愛者などのトランスジェンダーに対する差別的発言も増えています。

(3)外見に関すること

「デブ」「ブス」など相手の外見に対して発言するのも、煽り言葉の一種。相手のコンプレックスをあえて指摘することで怒りを煽るというものです。

人によってコンプレックスはさまざま。煽るつもりがなくても、思わぬところで相手を傷つけることもあります。外見に関する発言には十分に気をつけましょう。

(4)わざとらしい敬語

「ご理解いただけましたでしょうか?」などと敬語を使って相手を煽る方法も。年下や後輩など、あえて目下の人に敬語を使うことで相手を小馬鹿にした雰囲気を作り上げます。

いくら丁寧な言葉でも相手を苛立たせようとしていることがわかると、大きなトラブルに発展することもあるので注意が必要です。

(5)適当な返答

質問や話に対して、「へ~」「そうなんだ~」などの適当な返答も相手を煽るワードのひとつです。真剣な話をしているのに適当に返されたら腹が立つもの。場合によっては無視するよりも効果があることも。

煽ろうとしていなくても、たまたま心ここにあらずで適当な返事をしていまい、相手を怒らせてしまった……というのもよく聞く話です。気をつけるようにしましょう。

4:まとめ

「煽り」はトラブルの元です。ネット上での軽率な発言も脅迫罪などの法に触れる場合もあります。軽い気持ちで相手を煽るような発言や行動は控えましょう。

また他人に煽られて、自分が被害者になる可能性もあります。他人に煽られた場合は、煽りに乗らずに無視を貫き通すことが大切。悪質な場合には警察などに相談しましょう。