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本当の愛情がわからない…男女が愛する人にする愛情表現の差
大山奏K.Ohyama
1:愛情とはなに?
相手を愛おしく思う気持ちのことを愛情といいます。ですが、愛情とひとことでいっても、人によってその表し方や感じ方はそれぞれですよね。また、愛情には男女差もかなりあるんです。
本当の愛と見せかけの愛の違いとはなんなのか、見ていきましょう。
2:「本当の愛情」の特徴5つ
まずは、本物の愛によく見られる特徴から解説していきます。
(1)見返りを求めない
自分がこれくらいのことをしてあげたんだから、相手だって同じくらいのことをしてくれないと嫌というのは、本当の愛情とはいえません。自分が相手にしてあげたいことをただするだけ。それだけで自分の心が満たされるのが本当の愛です。
(2)自分を犠牲にできると思えるか
自分を犠牲にすべきかどうかは別として、なにか問題が起こったときに、自分を犠牲にしてでも守りたいと思うかは、本当の愛情か否かによって変わります。
人間、だれでも自分がいちばんかわいいもの。それでも、自分が傷ついて相手が救われるなら、相手を優先するというのが本当の愛です。
(3)自分の時間やお金を使っても気にならない
本当の愛情がある人は、自分の時間やお金をいくら相手のために使っても、それが無駄だとか損だとかなんて気持ちにはなりません。忙しい合間に、たとえ1分でも顔を見せに来てくれるなんていうのは、心から愛している人にしかできないですよね。
(4)相手の幸せが自分の幸せになる
相手が幸せにしている姿を見ることが自分の幸せと感じられるのであれば、それは本当の愛だと思っていいでしょう。本気で愛しているのであれば、相手が悲しい顔をしていたら、自分まで悲しくなり、笑顔になってくれるためならなんだってしたいと思うものです。
(5)相手のすべてを許せる
人ですから、100%全部が好きになれるとは限りません。ですが、本当の愛情があるのであれば、相手の悪いところや欠点も含めてすべてが許せます。むしろ、相手の欠点を自分が補えば完璧なパートナーになれるとさえ考えるのです。
3:【男性編】彼氏が彼女にする愛情表現を診断!
男性は彼女に対して、どんな愛情表現をしているのか。一般的に見られる傾向をまとめました。当てはまるものがあるかどうかをチェックして、参考にしてみましょう。
(1)プレゼントをする
愛情を形あるものにして、相手に渡したいと考える男性も。そんな人は、記念日や誕生日でもないのに彼女にプレゼントを渡したり、サプライズを仕掛けたりすることが大好きです。プレゼントをすることで、自分が経済的に余裕があると伝えたいという意図もあるでしょう。
(2)友人に紹介する
本気で好きになった彼女のことは、早く友人や家族に紹介したいというのも愛情表現のひとつです。その裏には、自分にはこんなに素敵な恋人がいるということを自慢したい気持ちが隠れている場合も多いです。
付き合ってすぐから、友達を含めた飲み会に誘ってくれるなどしたら、彼はあなたにぞっこんだと思って間違いありません。
(3)連絡をマメにとる
特に重要ではない連絡をマメにすることは面倒くさい……そんな男性が多いのは周知のとおり。ですから、彼女からの連絡にいつでもすぐに返事をしたり、自分からなんでもないことを連絡したりするのは、本気で愛している証拠といえます。
(4)おいしいものをたくさん食べさせる
彼女においしいご飯をたくさんごちそうしたいというのも、愛情表現のひとつ。プレゼントと同じで、経済力のアピールにもなりますし、彼女を喜ばせたいという気持ちの表れでもあります。
たとえそれが高級なお店でなくても、彼がいつもおごってくれるのであれば、愛情は本物だと信じていいでしょう。
4:【女性編】女性が好きな人にする愛情表現を診断!
続いては女性編! 女性が好きな人にする愛情表現には、どんなものが多いのでしょうか。こちらも当てはまるものがあるかどうか、チェックしてみてくださいね。
(1)頻繁に愛を口にする
愛している人に対して、愛を口にせずにはいられない。そんな女性も多いでしょう。「愛してるよ」「大好きだよ」「ずっと一緒にいようね」など、言葉は違っても、どれも本当に好きで好きでたまらないからこそ口から出てきてしまうのです。
逆に、こういう言葉を彼氏からほしがるのも愛している証拠。とはいえ、男性は恥ずかしがっていってくれないこともしばしばですが……。
(2)そっとそばにいる
とにかく、好きな人とは1分1秒でも一緒にいたいと思うのが、女性の愛情表現。離れて座っていたのに、そっと寄りかかってきたり、部屋でのんびりしているときにボディタッチをしてきたりするのは、愛しているからこその行動です。
(3)お世話をし始める
女性は、本当に愛した人に尽くしたいと考えます。そのため、相手の身の回りのお世話をし始めたり、ご飯を作ったりと母親のような言動を始めます。相手を子ども扱いしているとかではなく、とにかく相手の役に立ちたいと思っているからこその行動なのです。
5:愛情表現には個人差も!
男女それぞれの愛情表現についてご紹介しましたが、もちろんこれには個人差もあります。ただし、共通していえることは、本当に愛しているのであれば、相手を少しでも傷つけるようなことはしないということです。
本当に愛した人であれば、たとえ別れてからも、その人の幸せを願うものだと筆者は思います。