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心が狭い人の特徴5選!付き合い方や大らかになる方法も解説

松田優

松田優Y.Matsuda

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目次

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1:「心が狭い」の意味は?

「心が狭い」とは、どういう意味なのか、まずは辞書をチェックしてみましょう。

(こころ)が狭(せま)・い

周囲の状況や他人の言動を受け入れない。他人に対する思いやりがない。度量が狭い。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

自分と違うタイプの人や考えをシャットダウンするという意味では、「寛容さがない」「器が小さい」というのが類語になるでしょう。また、思いやりがないという意味では、「意地悪」「不親切」といった言葉が同義と言えます。心が狭いゆえに、思いやりがもてないということも大いにありそうですね。

2:心が狭い人の特徴5つ

「心が狭い」と言われる人はどんな人なのでしょう。特徴を5つ挙げてみました。

(1)否定的な言動が多い

心が狭い人は、自分と違う意見や、自分の考えを変える必要がある事態を嫌います。そして、どうしても受け入れたくないために、他人を否定する言動をとることが多くなります。

(2)頼まれ事は基本NG

心が狭い人の世界は、自分を中心に回っています。誰がどんなに困っていようとも、あまりピンときませんし、そもそも人のために行動するということは苦手としています。特に、自分に損なことや苦手なこと、嫌いなことは絶対に拒否します。

(3)プライドが高い

心が狭い人の法律は自分。常にマイルールで動いていて、人の意見を受け入れる余力はゼロです。その割に、自分の理解の範疇を超えることについては、相談してきたり、アドバイスを求めきたりしがち。それは、「あの人、何もわかってないよね」と人から思われるのが嫌だからです。

(4)失敗は人のせい、成功は自分の手柄

悪いことが起きたら、たとえ自分に責任があるとしても絶対に受け入れません。「あの人がこうしたから」「あの人がこう言ったから」と言い訳して、意見を受け入れない割によく聞いているなぁと感心することも。

他人のために行動することは苦手でも、他人のせいにする材料はたくさんもっているんです。逆に、物事がうまく運んだり、いい結果になったりしたときには、「自分の成果だ」と胸を張ります。

(5)人を見下している

心が狭い人というのは自己中心的です。自分の知りうることがこの世のすべてで「自分の普通」が「世間の普通」。そして、そこから外れた人のことを無条件に見下しているなんて場合も。

3:心が狭い自分を治したい!大らか性格になる方法4つ

たとえ自覚していたとしても、人から心が狭いと言われればいい気はしないもの。ご紹介する4つの方法を意識すると、大らかな性格に近づくことができます。

(1)意識して深呼吸をする

呼吸が浅くなって酸素が足りなくなっていると、神経が尖り、イライラしやすくなるもの。そうすると、視野が狭まり、目の前のことに固執してしまいがちに。深く大きく呼吸することで、広く大きな心を作る準備をしていきましょう。

(2)時間のゆとりをもつ

「時間のゆとりは心のゆとり」と言われるように、忙しさは心のゆとりをなくす要因のひとつ。例えば、朝5分だけ早起きして丁寧にメイクをする、10分早く起きて朝食をきちんと摂る……そういったほんの少しの「ゆとり」が人を育て、他人と接するときの大らかな対応に繋がっていきます。

(3)視点を変えてみる

大らかな人の魅力は柔軟性です。そしてその柔軟性は、客観性から生まれています。例えば、自分の意見が受け入れられなかったとしても、それは人格を否定されたのではなく、「意見が受け入れられなかった」ということにすぎません。

「事実」だけを見るように、一旦「引きの姿勢」をとるように心がけていきましょう。

(4)「命に関わるかどうか」で考えてみる

すぐに直せばまったく問題のない間違いや、謝ればカバーできるミスなどに、「ありえない!」と目くじらを立てるよりも、いま気づけてよかったな、このくらいで済んでよかったなと考えるほうがよっぽどラク。ネットでは「死ぬこと以外はかすり傷」なんて名言も、あちこちで飛び交っていますよ。

4:心が狭い人との付き合い方3つ

あまり関わりたくないタイプではあるけれど、仕事などでは、どうしても付き合わなければいけないことも。心の狭い人に振り回されない方法を3つご紹介します。

(1)話半分で聞き流す

「普通はこうするでしょ」「これくらいするのが当たり前」「常識的に考えて」などは、心が狭い人の口癖と言っても過言ではありません。それらをいちいち真に受けて傷ついていては、心身の疲労で倒れてしまいます。「貴国の法律のご披露をありがとうございます」くらいの気持ちで聞き流しましょう。

(2)一生懸命にならない

相手の意見を受け入れたがらない人に対して真摯に向き合っても、心に響かないどころか跳ね返されてしまうことも多いもの。いくら寄り添ってアドバイスをしても、何ひとつ変わらない徒労感は計り知れません。

たとえ相手から何か相談をされたり、提案を求められたりしても、「わかってもらおう」なんて考えないほうが賢明です。

(3)余裕があるときに最低限にする

相手と同じ土俵に立ってしまっては、周囲から同様のレッテルを貼られてしまいますから、関わるタイミングには注意が必要です。こちらの調子がよくてゆとりがあれば、心の狭い人の言い分も受け流せるはず。自分に余裕がないときは、さりげなく距離をとりましょう。

5:まとめ

心のゆとりは人を優しくします。自分でも誰かでも、心の狭い人に悩んだときは、この記事を読み返してみてくださいね。