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「仕事が終わらないのに帰る人ってなんなの?」と怒るより帰ったほうがいい理由

松田優Y.Matsuda

目次

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1:仕事が終わらないのに帰る人ってズルいと思う?

家庭の事情などで時短勤務をしていたり、定時きっかりに帰らなければいけなかったりすることは誰にでもあるもの。けれどそれを見て「まだ仕事が残っているのに」と、恨み言を言う人もいるかもしれません。また、直接言われなくても、周囲の目が気になって肩身が狭いと思っている人もいるでしょう。

そこで『MENJOY』では、20代~40代の男女500人に、「仕事が終わってないのに帰る人はズルいと思いますか?」という内容で、アンケート調査を実施しました。結果は以下のとおりです。

思う・・・221人(44%)

思わない・・・279人(56%)

思わないが6割弱。働き方改革や、社会のしくみ、そして今回は子育てや介護などが自分ごととなる世代を対象とした、というのも理由かもしれません。そう考えると、もしかしたら「思う」の人のほうが多いのでは、という印象も受けますね。

2:仕事が終わらない、残業できないってときの帰るメリット5つ

仕事が終わらない、でも残業ができないなら、いっそ潔く帰るのもひとつの手段。無理せずに帰るメリットを5つ挙げてみました。

(1)頭を切り替えられる

行き詰っているせいで仕事が終わらない場合は、どれだけ考えても堂々巡りをしてしまい、長居していても効率は下がる一方。らせん状のすべり台と、直線のすべり台なら、直線のほうが速いですよね。思考も同じことです。

「明日の朝やる」と声高に宣言する必要はありませんが、サクッとお先に失礼して、気持ちをリセット。改めて翌日にやれば、倍速でできちゃうかもしれません。

(2)時間の感覚を磨ける

「絶対に帰らなければいけない」と思えば、諸々の調整を意識するようになります。

優先順位をつけるためには、上司のスケジュールや各所の締め切りを確認しながら、時間を決めていかなければいけません。どの工程にどの程度の時間がかかり、どのくらいの余裕を見ておけば終わるというパズルが繰り返され、精度が上がっていきます。

(3)結果的に生産性が高まる

「帰る。絶対に」と決めると、定時までに自分がするべき行動に具体性が出てきます。やるべきことが明確になれば、ゴールが見えたも同然。気持ちよく帰るために、そこに向かって走ればいいのです。

また、考えすぎてアイデアがまとまらなくなってしまったときなども、仕事と距離を置いてクールダウンできます。翌日になったら簡単に答えにたどり着ける場合もあります。

(4)無理なものは無理だとアピールできる

「できないものはできない」というアピールをすることは、社会人としても大切。結果的にチームを助けます。

例えば、業務量に対する人員の数が不足しているとき。残業を重ねて納期に間に合わせたとしても、自分の首を絞めることになりかねません。業務量の調整や、人員の補充が必要だと考えるときは、積極的に定時に帰るのも交渉手段のひとつとなります。

(5)仕事と私生活のバランスをコントロールできる

「定時」という言葉どおり、定められた時間をきちんと守ることで、生活にメリハリをつけることができます。

昭和世代のような「付きいも仕事のうち」という考えはもう廃れ、仕事も生活も大切にする価値観に変わってきていますよね。仕事も大切ですが、私生活が充実しているからこそ、仕事も楽しめるということも忘れずにいたいものです。

3:新人ほど辛い?仕事が終わらない不安を乗り越える方法5つ

仕事が終わらなくて、どうしようかと焦るときに不安を乗り越える方法を、5つ挙げてみました。

(1)曖昧さを解消する

人はわからないことに対して、不安を覚えるものです。期日や展開先などを明確にして、何から手をつけるか、いつまでにやればいいかわからない状況を解消しましょう。

「これやっといて」「連絡しといて」など、期日や対象が明確でない指示を受けたときは、こちらから「いつまでですか」「宛先はどこまで入れますか」など、どんどん聞いてしまいましょう。

(2)「採用された=できる素養がある」と考える

明らかに無理な仕事を新人に任せるというのは、上司の立場からもリスクになります。そのため、指示のあった仕事は基本的にはできるレベルのものであるはず。

「できない」「終わらない」と不安になることもあるでしょう。そんなときは深呼吸をして、なぜ自分がこの仕事を任されているのかを考えてみましょう。落ち着けばできる仕事という場合も、なきにしもあらずです。

(3)終わらない理由を明確にする

仕事が終わらないのには、絶対に理由があります。業務量が多いのか、スケジュールに無理があるのか、人員のパワーバランスが崩れているのか、はたまたマネジメントがうまくいっていないか。

ひとつの工程に大体どれくらいの時間がかかるのかを把握したり、手作業でしていることを表計算ソフトなどで一括でできないか検討したり。理由を見つけなければ、改善策を打つことができます。

(4)困ったときは助けを求める

自分に割り当てられた仕事とは言え、業務量があまりにも多かったり、難易度が想定よりも高かったり、自分だけではどうにもならないことも出てくるものです。

ひとりで抱え込んだ末に間に合わなくなったり、判断を迷っている間にトラブルに発展してしまったりする場合もあります。人を頼ることは、可能性を広げること。申し訳ないなどと思わず、「会社の利益」のため、「チームの効率化」のため、上手に人に頼っていきましょう。

(5)「やれば終わる」と進めていく

すべてに共通するのは「やれば終わる」ということ。落ち着いて、とにかく手を動かしていけば、少しずつでも終わりに近づいていきます。

焦って「もう無理だ、終わらない、どうしよう」とあたふたしている間にも、時間は進んでいます。どうしようかと頭を抱えるのなら、目線を変え、気持ちを切り替えて少しずつでも進めるのが、仕事の終わりへ近づく着実な一歩になります。

4:仕事が終わらない…というときにできること3つ

仕事が終わらないのは、作業の効率が悪いからかもしれません。仕事が速い人がしている工夫を、3つご紹介します。

(1)ルーティンはまとめてやる

ルーティンは決まった時間にまとめてやると効率が上がります。脳は、朝起きてから2~3時間後をピークに、お昼に向けて下降していくリズムがあります。

朝イチは集中力を必要とする業務にあて、ランチ前の時間にルーティンをこなすなど、脳の働きのリズムに合わせてみるといいでしょう。自分の調子を観察して、業務の時間割を作ってみるのもいいですね。

(2)メールは定型文を作っておく

よく使う文面は、定型文として登録しておくと便利です。「週報」や「受領」などのワードで辞書登録をしておくと、宛先の指定だけで送付ができます。

また、通知書や納品書などの書面も、イチから作る必要はありません。初めて作成する書面でも、WEB上に無料ひな型があるものが多いので、既存のもの使用しましょう。

(3)100点満点を目指さない

完璧を目指すと、考えすぎて着手が遅れることもしばしば。「仕事に完全な正解は存在しない」と考えて、方向性をヒアリングをして、まずは着手をしましょう。60%くらいを目指し、上司の判断を仰ぎながら完成に近づけていくのが効率的です。

適度にフィードバックを受けることでモチベーションも保てる上に、上司も一緒に作った形にできるので、一石二鳥です。

まとめ

人それぞれ、さまざまな事情を抱えながら仕事をしています。現役世代は多様であり、そのぶん、仕事と私生活のバランスへの理解もあることがわかりますね。仕事が終わらないことをプレッシャーに感じるときは、この記事を読み返してみてください。