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引きこもりたい心理とは?引きこもりになる原因やこじらせない対策

平松隆円

平松隆円R.Hiramatsu

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目次

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1:引きこもりたい心理と引きこもり対策、対応は?

気軽に「引きこもり」という言葉を使ってしまいましたが、これはとても難しく、大きな問題をはらんでいます。

例えば、外出するよりも家や自分の部屋にいるほうが好きという程度の引きこもりの場合もあれば、6ヶ月以上にわたって学校や仕事に行けず、人との関わりを避けて家に閉じこもっているというような、専門家のサポートが必要な場合もあります。

ときに引きこもりは、うつ病などの精神疾患を併発していて、医師による治療が必要な場合があります。ここで誤解がないように知っておいてもらいたいのは、引きこもり自体は病気ではないということ。統合失調症やうつ病などが原因で引きこもるようになったり、会社や学校でのいじめが原因で引きこもるようになることがあります。

今回は、専門家の手助けが必要な引きこもりには触れず、外出するよりも家や自分の部屋にいるほうが好きという程度の引きこもりについて考えてみたいと思います。

もちろん、外出することよりも家や自分の部屋にいるほうが好きというのは、必ずしも悪いことではありません。ですが、それも程度の問題です。自分の家や部屋が好きだったり楽すぎて、人との関わりが減りすぎてしまうとちょっと問題かもしれません。

2:引きこもる心理とは?引きこもりになる原因5つ

引きこもる原因は、冒頭でお伝えしたように、何かしらの精神的な病気が原因の場合もあります。ここでは、人間関係や引きこもる人の性格などに注目して、原因を考えていきましょう。

(1)誰とも親しくなりたくない

人づきあいが重荷になって、自分の家や部屋の引きこもって自分だけの時間を過ごすという人がいます。そういう人たちに共通するのは、誰とも仲良くなりたくないという気持ちかもしれません。友人関係や恋愛関係で過去に大きな失敗を経験したことが原因かもしれません。それとももともと、誰とも親しくなりたくないという気持ちが強いのかも。

いずれにしても、人と仲良くなる必要がないと考えることで、一緒に遊びに出掛けたりということが少なく、自分だけの場所に引きこもってしまうのかもしれません。

(2)対人恐怖が強い

対人恐怖とは、「対人場面(=人間関係)において、耐え難い不安・緊張を抱くために、対人場面を恐れ・避けようとすること」と、専門的には定義されています。

つまり、人間関係に対する不安が強くあり、失敗したらどうしようとか、嫌われたらどうしようとかといった不安を避けるために、そもそも人間関係を築かないようにするのです。人間関係を築かないためには、人と関わらず自分だけの場所にいるのが一番です。

(3)消極的な性格

物事に対してあまり自分から関わろうとしない消極的な性格の人も、引きこもりやすい傾向にあるかもしれません。例えば、食事や飲み会に強く誘われたら行くけれども、自分から声をかけて誘って出掛けるということがない人は、周囲からしても誘いづらかったりします。

すると、自然に誘われることが減り、自分だけの場所に引きこもらざるを得なくなってしまうんです。

(4)臆病な性格

消極的というところにも通じるのですが、臆病な性格の人というのは、新しい経験や刺激に対して苦手意識があり、避けようとします。

自分の家や部屋にひとりでいるのは、なにがどうなるかが自分でコントロールできますが、友達と出かけるなど、新しい場所や経験というのは、一体なにが起こるかわかりません。それを避けようと、自分だけの場所に引きこもってしまうのかもしれません。

(5)まじめ

実は、まじめな性格の人も引きこもりやすい傾向があるといわれています。まじめな人は、いってみれば社会のルールをきちんと守るなど、なんでもちゃんとしないといけないという精神的なストレスが強い傾向があります。

強いストレスにさらされると、心も体もしんどくなりますよね。当然ながら、リラックスしてストレス解消したいと考えます。そのため、まじめな人は、余計なストレスを抱え込まないように、自分の家や部屋に引きこもり、また自分の好きなことをしてストレスを発散しようとするのでしょう。

ひきこもってる人には、一日中ゲームをしていたりやマンガを読んでいるといったイメージがあるかもしれませんが、これもストレスを回避する行動といえます。

3:引きこもりになりやすい部屋の特徴2つ

それでは、少し視点を変えて、引きこもりになりやすい部屋の特徴があるのか考えてみましょう。これは社会人と学生、ひとり暮らしか親と同居かといったことによって変わってくるので、大まかに考えてみたいと思います。ただ、全体的に共通するのは、もちろん自分にとってどこよりも居心地が良いことでしょう。

(1)静かな場所にある

例えば一戸建てで親と同居している場合だと、親の部屋から離れているような角部屋とか、アパートやマンションなどでも防音が完璧そうな部屋は引きこもりやすいかもしれません。

というのも、周囲に影響されることなく、自分の好きなように時間を過ごせますし、一緒に住んでいる人からのよけいな人間関係に煩わされることがないからです。言い換えると、プライバシーが確保されている場所といえます。

(2)電化製品が充実している

テレビやインターネットはもちろん、テレビゲームなど、自分の好きなことをして時間が過ごせる設備が充実していると、部屋から一歩も出る必要がありませんよね。そういった意味で、必要なモノがそろっている部屋というのは、当然ながら引きこもりやすくなります。

4:引きこもり対策は?引きこもりたい心理を改善する方法5つ

では最後に、もし引きこもっている人が、そこから何とか脱出したいと考えているとしたらどうすればいいのでしょうか。

(1)ひとりでも良いので、外でする趣味を見つける

引きこもりをやめるからといって、必ずしも誰かと関わりを持つ必要はありません。ひとりでできることでも良いので、外じゃないとできない趣味や楽しみを見つけましょう。

(2)行動を変える

引きこもっている人には、仕事や学校が終わると、まっすぐ家に帰るという人が多いと思います。そうならないように、日々の生活リズムや行動を変えてみましょう。ちょっと、寄り道をする習慣を身につけるだけでも、随分と変わってくるはずです。

(3)家や部屋にいる時間を決める

引きこもりたい心理を改善するために、引きこもりをやめないといけないと思ってしまうと、それ自体がストレスですし、リバウンドで余計に引きこもってしまうようになる恐れも。

平日はできる限り外に出掛けたり、土曜日は出掛けるようにするけど、代わりに日曜日は家にいるというように、家や部屋にいる時間も大切にするようにしましょう。ただし、ちゃんと曜日や時間帯を決めることが大事です。

(4)家や部屋にいるときでも誰かと関係をもつ

家や部屋にいても良いのですが、ひとりっきりではなく「Zoom飲み会」をしたり、LINEで話すなど、できるだけ人と関わるように意識しましょう。引きこもりの問題は、実際にどこかの場所でひとりっきりでいるということではなく、誰とも関わらないことにあります。

(5)相談する

これは、誰かと関係を持つということに共通するのですが、引きこもりで悩んでいることを誰かに相談しましょう。専門家でいいですし、自分が信頼できる友達でも大丈夫です。

5:まとめ

コロナ禍の現在は、積極的に出かけようというのが難しい面もありますが、今回は引きこもりについて考えてみました。

自分の家や部屋が一番落ち着くという人は少なくありません。だからといって、そこにだけいるというわけにもいかないこともあります。

引きこもりは、深刻な程度になれば必ず専門家のアドバイスが必要ですが、「最近、私引きこもっているかも」などと感じてどうにかしたいと思ったら、世の中の情勢を見つつ、今回の内容をもとに、いろいろ取り組んでみてくださいね。