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今どき性体験のリアル!20代男女の「性」はどうなっている?

ミクニ シオリ

ミクニ シオリS.Mikuni

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目次

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 1:性体験…していない人が急増してるってホント?

令和の今、性行為を経験していない人が増えていることが話題になっています。

コンドームなどを製造する総合メーカー「ジェクス」が発表した“性”の大規模実態調査 「ジャパンセックスサーベイ2020」によれば、20代男性は39%、20代女性の25.7%が性行為経験のないことがわかりました。今、日本は「セックス離れ」が進んでいると言えます。

2:性体験をめぐる最近の傾向は?

ラブライターとして活動する筆者のもとに集まる、さまざまな性に対する情報を整理すると、性行為に関して「格差」が広がっていることがわかります。

(1)若者を中心に性交離れ進む

先に紹介した「ジャパンセックスサーベイ2020」の調査結果を見ても、30歳以下の若年層で顕著に「セックス離れ」が見受けられます。

若年層はインターネットでバーチャル的に人付き合いできたり、無料で楽しめるコンテンツを嗅ぎ分けるリテラシーが高い傾向があります。よって、「寂しくない」……それが、理由のひとつになって、性愛に対する興味関心の薄い人が増えているのではと考えられます。

(2)行為の好き嫌いの差が顕著

肌感ですが、行為に関しては、「好きな人、嫌いな人の差が開いている」というのも特徴です。

「好きな人」はオープンで、SNSでアグレッシブな発信をする人も増加傾向にあります。しかし、もともと行為をグロテスクで不潔と考えている「嫌い」な人は、それらのコメントを目にして、さらに萎え、拒絶反応を起こしているという印象です。

(3)不倫やセックスレスのワードには過敏に

自分以外の行為には関心があるようで、「不倫」「セックスレス」というワードは頻繁にトレンド入りします。エッセイ漫画や小説でも、これらをテーマにしたものが売れていますし、ネットニュースでもPVがつきやすいワードです。

芸能人などの有名人の不倫の話題なんて、もはや「市民の娯楽」とも言える扱いです。

(4)できる人、できない人の格差も広がる

行為の好き嫌いだけでなく、「できる」「できない」の格差も広がっています。ドハマリする人は、ネットやSNSを通していくらでも相手を見つけられるため、経験人数もうなぎのぼりに。

一方、「自分に自信がもてない」ためにセックスどころか、恋愛そのものから離れてしまう男性は、「風俗を利用する以外で行為に及ぶ方法もない」という状況に。生涯未経験の人数も増えており、「経験人数」にも格差が広がっています。

(5)実際の性愛より、ファンタジーな「推し活」でOK?

若い女性に関しては、空前の「推し活ブーム」から、二次元やアイドルのオタク活動で疑似恋愛を楽しみ、実際の性愛をせずとも満足している人も多いです。

「推し活」では、お金をかければ擬似的な愛を獲得できたり、自分に都合よく妄想を楽しむことができたりするので、実際の人間と性愛するよりもコスパがいいと考える人もいます。

3:20代の性事情は?今どき性体験のリアル5つ

(1)女性用風俗にハマる

ここ数年、メジャー化しつつある「女性用風俗」で、処女を卒業したという人も増えています。処女をこじらせてしまうと、セックス自体が怖くなってしまうという人も多いですが、風俗なら「プロなので安心」と考えるよう。

その上、一般男性よりも外見レベルの水準も高いため、「そのままハマっていってしまう」という女性も多いよう。旦那とセックスレスの人妻にも好まれている印象です。

(2)SNSのアグレッシブレベルは上がる一方

SNSで行為の相手を募集する人も増えています。女性でも、顔出しで自慰動画をアップしたり、行為中の動画を男性にアップしてもらったりすることで自己肯定感を上げているという人もいます。

オープンを通り超して、「性に貪欲な人」たちは、SNS経由でどんどん経験人数を増やしています。

(3)ヤリチンがマッチングアプリで入れ食い状態

男性向けのモテ情報を発信するアカウントが増えています。そのため、行為を目的にマッチングアプリを使う男性も増えており、モテを座学で学んだヤリチンに騙されてしまう女性も多いです。

マッチングアプリで顔も出していないのに、いいね数が多い男性には注意しましょう。モテ情報商材系ヤリチンである可能性も捨てきれません。

(4)風俗嬢も顔出しでSNS集客

ここ数年は、キャバ嬢がInstagramやTwitterのハッシュタグで「#キャバ」「#キャバクラで働いています」などをつけたり、勤めているお店のタグをつけたり、集客に利用することが増えています。風俗で働く女性たちもしかり、顔出しでSNSを発信しています。

際どい写真や顔写真をSNSでアップすることで、スタイルがいい女性や顔がきれいな女性は、あっという間にフォロワー数が増えます。そういう人たちは、風俗で働くことに暗いイメージをもっている人も少なく、どんどん行為を行い、どんどん稼いでいきます。

(5)不倫専用のマッチングアプリも

夫婦間のセックスレスが顕著になる一方で、同じ悩みをもつ男女をマッチングさせるサービスも登場しています。既婚者合コンなども流行しており、結婚しても夫婦生活で性生活を保てず、「性行為を外注化する」という夫婦は、今後より増えていくのかもしれません。

「よく知らない相手のほうが性に対してアグレッシブになれるので、結婚してから性に奔放になってしまった」という人もいます。

4:広がる性格差…あなたはどっち?

性の経験値も、内容の濃さも、どんどん格差が広がっています。性行為をしない人たちは、ほかの趣味で代用しながら、性から隔離されていきますし、性行為にハマる人たちはインターネットで情報を共有し、どんどん「猛者」になっていきます。

どちらにせよ、普通に恋人を作り、それなりに清純にロマンチックに……という人の数は、都会を中心に少なくなってきている印象です。どうなる、日本の未来……?