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仕事しない人とどう付き合う?イライラして無視すると損するかも…

大船くじら

大船くじらK.Ofuna

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1:仕事しない人がいてイライラ…放置するしかない?

給料をもらっている以上、しっかり仕事をするなり、やる気がないなら辞めるなりしてもらいたいと思うのが雇う側の本音でしょう。しかし、仕事をしない人は心を入れかえるつもりも、転職する気もないことが大半。

幼稚でめんどうな性格の人が多く、周囲も仕事をしない人ばかりに関わってはいられず、「放っておこう」となりがちです。しかし、放置すると、上司であれば監督責任を問われたり、同僚なら余計な仕事が増えたりと弊害も。

何より仕事をしない人が、「何も言われなくてラッキー」と増長してしまう場合もあるでしょう。放置するのが得策とはいえないのです。

2:しわ寄せが来ないようにビクビク…仕事しない人にイライラする理由3つ

仕事をしない人が職場にいるとフラストレーションがたまります。なぜイライラするのか、あらためて考えてみましょう。

(1)不公平感にイライラ

仕事をしない人に対して同僚が抱く気持ちは、「なぜこの人だけ許されているの」というものでしょう。基本的に働くことが好きな人でも、仕事をしない人が許されている現状には不満ですし、「仕事だから仕方ない」と思いながら働いている人は、「自分だって本当はやりたくない」と不満をもつでしょう。

ちゃっかり楽をしている姿に不公平感を覚えてイライラが募っていくのです。

(2)しわ寄せにイライラ

「どうせやらない」と上司が判断して、別の人に仕事を頼むことになります。仮に仕事をしない人に頼んだとしても、後輩など立場が下の断りにくい相手に押しつける場合も多いです。

実質ひとりメンバーが欠けている状態で仕事をしているようなものなので、仕事のしわ寄せが来て、周囲の人たちのフラストレーションがたまります。

(3)雰囲気悪くなってイライラ

仕事をしない人が放置されていると、職場の雰囲気が悪くなります。一生懸命仕事をしている人も、頑張るのがバカらしくなってしまいます。弱い立場につけこまれて、仕事を押しつけられている後輩などは「あの人の顔を見たくない」となることも。

イライラは、やがて適切な対処をしない上司にも向かいます。「野放しにしている上司は無能」と口にする人もいるでしょう。いるだけで職場の空気は悪くなるばかりです。

3:仕事しない人の特徴5つ

ここでは、仕事をしない人に共通する心理的な特徴を紹介します。

(1)とにかく楽をしたい

例外もいますが、仕事しない人は基本的には「なまけもの気質」がある人が多いです。やりたくないこと、興味のないことに対してはフットワークが重くなります。

何かしら仕事を与えられても「めんどくさい」「やる意味がない」などと考えて、仕事に取り組みません。「どうせ給料は同じなんだからやったら損」という考えにいきついて、仕事しないポジションに収まろうとするのです。

(2)向上心がない

仕事しない人のなかには、やれば能力を発揮できる人も多くいます。やっても結果を出せない「仕事ができない人」とはそこが違うところ。しかし、出世したい気持ちや、仕事を覚えて成長したい気持ちがないので、積極的に仕事に取り組もうとしません。

「偉くなりたい人がやればいい」と自分は仕事に関わろうとしません。能力があっても、やがて周囲から遅れを取るようになり、「仕事ができない人」になってしまうのです。

(3)やりがいを感じていない

ずっと同じ部署にいて仕事に飽きてしまったり、仕事に対して面白味や充実感を得られなかったり。仕事にやりがいを感じていない気持ちから仕事をしない人になっている場合もあります。

「だったら転職すればいいのに」と思いますが、仕事をしない人のなかには、ずっとその職場に留まる人も多いです。現状のある意味「おいしい」ポジションから離れたくないのでしょう。

(4)適正な評価を受けていないと思っている

元々は能力があって、できる人だったのに、仕事をしなくなるケースもあります。実力に対して、上司や会社から適正な評価をされていないと感じて、やる気をなくしてしまうのです。

実際、会社の評価基準がおかしい場合もありますし、仕事はできても人間的な欠陥がある場合も。いずれにせよ、本人的には評価されていない不満から仕事を放棄するのです。

(5)自分勝手で幼稚

仕事しない人は基本的に「自分さえよければ、それでいい」という考えのもち主。自分が仕事をしないために会社や上司、同僚が被害を受けようが知ったことではないのです。

ろくな仕事をしていないのに、給料をもらうことに罪悪感を抱かないどころか、「仕事しないで給料もらえてハッピー」と思っていることも。繁忙期で同僚たちが忙しくしていても、協力しようなんて気を起こすこともありません。

4:無視するのはNG!引っ張られない上手な付き合い方5つ

仕事しない人は、無視したくなりますが、それでは相手が調子にのって、現状が悪化するばかり。ここではコミュニケーションの方法を探ってみたいと思います。

(1)頼ってみる

仕事しない人のなかには、仕事にやりがいを感じられないことが原因になっている人もいます。やりがいを感じられない日々にフラストレーションを抱いているもの。

何か仕事面で頼ってみて、やりがいを感じられる機会を与えてみましょう。仕事しない人は、考え方が幼稚な傾向があるので、一度仕事で成功体験を得られると、とたんにやる気を起こす可能性があります。

(2)実力を評価してみる

正当な評価を得られていないと感じて、やる気をなくしている場合は、能力を認めてもらえると、やる気を出す場合もあります。職場で腐っている仕事しない人がいるなら、放っておかないで、おだててあげましょう。

自分が上司や先輩の立場なら「みんなお前の力に期待している」など、能力を評価する言葉をかけられれば、仕事に向き合う態度が変わるかもしれません。

(3)一線引いて付き合う

仕事をしない人は、「頑張っても給料は変わらない」やら「こんな仕事は自分がやる必要はない」など、やる気をそぐ発言をささやき、自分の仲間に引き入れようとするケースがあります。

しかし、仕事をしない人の考え方に賛同してもメリットはないです。付き合いは仕事上のみにとどめて、必要以上に関わりをもつのはやめましょう。

(4)尻ぬぐいしない

仕事をしない人は、めんどうな仕事は誰かに押しつけようとします。あまり関わりたくない気持ちや、誰かがやらなければという気持ちなどから引き受けてしまうこともあるでしょう。それは、ひとつひとつは小さな不満でも、積み重ねると大きな不満になってしまいます。

めんどうな仕事を押しつけられそうになったら、すんなり引き受けないで、きっぱり断ることも大切。「誰かがやってくれる」と思わせると、仕事しない人が増長するばかりです。

(5)仕事だと割り切る

仕事をしない人に過剰にストレスや怒りを感じても仕方ない面もあります。職場から排除しようと努力したところで、また新たな「仕事をしない人」があらわれるものです。

仕事をする上で「仕事をしない人との付き合い」というのは、業務上の一環として、逃れられないと割り切ってしまいましょう。仕事をしない人が原因で、職場にいるのがイヤになってしまうのはもったいないですよ。

5:仕事しない人の影響を受けないように

仕事をしない人は、性格にクセのある人が多いです。相手を変える努力も必要ですが、相手の考え方を変えるのは難しいかもしれません。「影響されない」「イライラしすぎない」など自己防衛の対処法に重点を置いたほうが得策だと筆者は思います。