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出来る営業マンの所作や言動まとめ!優秀な営業マンの共通点とは?
山根ゆずかY.Yamane
目次
隠す1:出来る営業マンの基本とは?
営業といえば、やはり「数字」。クライアントと強固な信頼関係を築き、契約をきちんと取ってくる営業マンこそ出来る営業マンです。
でもそのためには、さまざまな努力が欠かせません。第一印象に気を遣うことはもちろん、相手を不快にさせない会話のテクニックや、悩みを聞き出す方法などを自分なりに構築し、仕事に活かしている場合が多いです。
2:髪型から持ち物まで…出来る営業マンの共通点5つ
(1)清潔感をもったうえでTPOをしっかりわきまえる
会社や取引先に向かうときはもちろんのこと、クライアントとゴルフに行く際なども、TPOをわきまえた服装を意識することは非常に重要です。
また、爪を短く切る、歯をていねいに磨くなど、常に清潔感を保っておくことは営業マンの基本中の基本といえるでしょう。
(2)相手の心理を読み解くのがうまい
出来る営業マンは、相手の心理を読み、それを交渉につなげる術に長けています。相手から拒絶されることを恐れず、かといってずかずかと相手の領域に入り込まない絶妙な距離感を保つのが特徴です。
心理的な印象を上手に利用するために、スーツやネクタイの色にまで気を遣う人もいます。
(3)高価な時計などは話題になりそうであれば身につける
高価な腕時計などは、クライアントに嫌味に映る可能性があります。でも、クライアントが時計好きな場合や、クライアントに刺激を与えるという意味で、あえて高級な持ち物を身につける人も。
細かい持ち物にまでビジネス上の意味を見出せるのが、出来る営業マンなのです。
(4)会社の近くに住んでいる
営業マンは、会社での仕事を終えたあとにクライアントとディナーに行くことが多いものです。そのため、飲んだあとにタクシーで家に帰れるよう、会社の近くに住んでいる人も少なくなりません。
通勤時間を無駄な時間であると考え、極力減らそうとするのも特徴です。
(5)体型に気をつける
「自分の体の管理も出来ない人が、人やお金の管理を上手に出来るはずがない」という考え方は、ビジネスにおいてかなり浸透しているように思われます。そのため、ジムに通ったり走ったりして、日ごろから体型に気をつけている人も。
3:女性もよく見ている!出来る営業マンの所作や言動5つ
(1)どんなに忙しくても相手のほうを向いて話を聞く
パソコンで作業しているときなどに人から話しかけると、ついパソコン作業を継続したまま話を聞いてしまいがちです。でも、出来る営業マンはそれをしません。
出来る営業マンは、自分がどんな状況であっても、人から話しかけられればその人のほうを向いて話を聞きます。なぜなら、彼らはそのような日常的な話の中にビジネスにとって重要な要素が隠れていることを知っているからです。
部下から話かけられて、うっとうしそうにしている人は出来る営業マンとはいえないでしょう。
(2)人を立てる
営業マンの中には、人の利益を妬んだり、人の利益を横取りしたりしようとする人がいます。でも、それでは周囲の助けは得られません。ビジネスは周囲との相乗効果で大きくなることもあります。出来る営業マンは、その機会を自ら潰すことはしません。
周囲の人を立てることで、結局その効果は自分に返ってきます。そして、出来る営業マンはそのことを十分理解しています。
(3)ライバルを大切にする
ライバル関係は、自分を大きく飛躍させてくれます。出来る営業マンがそばにいると、その人を真似したり、話を聞いたりでき、自分を高めるのに非常に効果的です。
そして、そんな大切なライバルが自分より先に出世したら、心から喜び、自分もそこにいくのだという原動力に出来る人が、自分の仕事をさらに高みに導けるのです。
(4)サポート部門に優しい
筆者が証券会社に勤務していた際、契約が決まると必ずサポート部門にケーキを買って持っていく営業マンがいました。彼はいつも、サポートの人たちがいなければ契約書もひとりで作れないし、決済も出来ていないといっていました。
出来る営業マンは、自分をサポートしてくれている人々の重要性を非常によく理解しています。
(5)自分と一緒に周囲のレベルを上げようとする
営業は戦いですので、周囲のことを気にしている暇はないと考える営業マンは多いでしょう。でも、出来る営業マンはチーム全体のレベルアップを心がけている場合が多いです。
このような人は、周囲からの人望が厚く、多くの人々から出世することを望まれるようになります。当然、上司からの評価も上がります。
4:ダメな営業マンと比べればすぐわかる!営業センスのある人の特徴3つ
(1)人の話を聞くのが好き
仕事、プライベート問わず、他人の話を興味深いと感じられる人は営業センスがあるといえるでしょう。
営業は、何かを売る以前に、相手の悩みを解決してあげることが大切です。相手の悩みを解決するからこそ、相手が気持ちよくお金を支払い、さらに次の契約に結びついていくのです。
(2)人の悩みを当てることが出来る
筆者が証券会社における営業職の面接を受けた際、ひとりの面接官(営業マン)から「僕の悩みを当ててくれる?」といわれました。筆者から質問できるのは3回。面接官は「Yes」か「No」のみでその質問に答えるというものでした。
あとから、その面接をしてくれた営業マンに、なぜそのような面接をしたのか尋ねたところ、営業は相手の悩みを聞き出す仕事だからだといわれたことが非常に印象深く、いまでも記憶に残っています。
(3)話の引き出しを多くもっている
営業マンもクライアントも人間です。まったく興味がないことでも、上手にポイントを見つけビジネスに導いてくれると、つい興味をもってしまうこともあるものです。
どんな人とでも打ち解けられる引き出しの多さは、営業マンにとって最大の武器となることでしょう。
5:出来る営業マンになることは出来る人間になること
営業の仕事は非常にストレスも多く、結果が出ないときは落ち込むこともあります。また常に相手がいる仕事のため、失敗したときなどは人に迷惑がかかり、自分を責めすぎてしまう場合もあるでしょう。
でも、このようなつらい経験を乗り越えながらクライアントと接していくことで、ほかの仕事では得難い貴重な体験を積むことが出来ます。
出来る営業マンになるということは、出来る人間になるということなのかもしれません。