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メリハリとは？仕事のメリハリ、メリハリボディ……メリハリっていったいなんなん？
山根ゆずかY.Yamane
目次
隠す1：メリハリをつけるってどういうこと？メリハリの意味と語源や類語は？「メリハリをつける」を英語で言うと…
（1）メリハリとは？意味と語源
めり‐はり
１ ゆるむことと張ること。特に、音声の抑揚や、演劇などで、せりふ回しの強弱・伸縮をいう。「―のきいたせりふ」
２ 物事の強弱などをはっきりさせること。「―をつけて仕事をする」
出典：デジタル大辞泉（小学館）
国語辞典には上記のように記載されています。かつて低い音を「メリ」、高い音を「カリ」と呼んでいたのを合わせて、抑揚をつけたり強弱をつけたりする意味となり、それが変化して「メリハリ」となったようです。
生活のメリハリやメリハリボディなどと使う場合も、強弱や程度の差がある状態を表しています。
（2）メリハリの類語は？英語で言うと？
メリハリの類語としては「緩急」や「強弱」が該当するでしょう。またメリハリを英語で言う場合、ふたつの違いをより鮮明にするという意味で「sharp」や「sharper」を使うことができます。仕事とプライベートのメリハリをつけるなどと言う場合は、「balance」を使うと、どちらも大切にするという意味合いをもたせることができます。
また、女性の体にメリハリがあるなどと使う場合は、「curvy」を用いることで、カーブのある体を褒める意味を強めることができます。
2：仕事や勉強を効率よく！生活にメリハリをつけるコツ5つ
（1）休日でも朝はきちんと起きる
平日の仕事で疲れていると、つい週末ダラダラと寝てしまうことがあります。しかし、生活習慣を崩すと平日の体調にも影響が出てしまう場合があります。通常どおりに起床し、やるべきことをすましたうえで昼寝をするなどしたほうが、体にも生活にもメリハリがつきます。
（2）睡眠時間はしっかりとる
睡眠時間をしっかりとることは、メリハリのある生活の基本です。いくら仕事が忙しくても、夜遅くまで仕事をし続けるのは効率の面であまりよくありません。結果的により時間がかかることになります。仕事が忙しいときこそ、意識をして睡眠時間を確保したいものです。
（3）運動や瞑想をする
脳はコンピューターと同様、多くのファイルやアプリを開きっぱなしにした状態では動きが鈍くなり、ダラダラとなってしまいます。働きづめの脳を整理するためにも、適宜、運動や瞑想を取り入れて、頭をクリアにする時間を作りましょう。メリハリがつくだけでなく、効率もアップします。
（4）好奇心を刺激してくれるソースをもつ
刺激があれば脳が活性化され、より効率的に時間を使うことができるようになります。しかし、年齢を重ねるごとに経験値が上がり、それに比例して好奇心を刺激してくれるものが少なくなります。
世代が違う人や異業種の人といった「住む世界が違う人」など、自分の好奇心を刺激してくれる友人をもち、交流を深めるというのもアイデアです。
（5）毎朝、自分がやりたいことができているか振り返る時間をもつ
アップル創設者のスティーブ・ジョブス氏は、毎朝鏡を見て自分に同じ質問を問いかけていたそうです。それは、「今日が人生最後の日だとしても、いまからすることをしたいかどうか」というもの。そして「“違う”と思う日が続くのであれば、何かを変えなければならない」と言っています。
この質問は、私たちが1日、1時間、1分、1秒を「自分の人生」として生きる上で非常に有効な問いであり、メリハリをもった生活を送るためにも効果があると言えるでしょう。
3：メリハリボディの作り方5つ
（1）健康的な食事を心がける
健康な食事は、健康な体を作ります。筆者がヨガ講師のトレーニングを受講していた際、インド人のヨガマスターが「タンドリーチキンを食べてばかりいるとタンドリーチキンみたいな肌になる。新鮮な野菜を多く摂れば野菜のようにみずみずしい肌になる」と、ジョークを込めつつかなり真剣に話していました。ヨガやアーユルベーダでは、摂取する食事と体の関係を非常に重要視しています。
添加物が多い食事やグルテンなどは、腸において悪玉菌を増やす元となる場合があります。食べ物には十分注意して、健康でメリハリのある体を手に入れましょう。
（2）腸もみなどの腸活をする
メリハリのあるカーヴィな体を手に入れるには、お腹がすっきりしているのが理想的。お腹がぽっこりしているという人は、腸の位置がずれている可能性があります。腸をマッサージする「腸もみ」を行ったり、発酵食品を積極的に摂取するなど、腸活を意識してみるのも、メリハリボディへの近道です。
（3）適度な運動をする
運動をしないダイエット法などもインターネットでよく目にしますが、運動は健康的なメリハリボディを手に入れるために大切な要素。ただ痩せるだけでなく、必要な栄養を十分摂りながら、ストレッチや筋トレ、有酸素運動などを習慣として取り入れることが大切です。
（4）ジャンクフードやお菓子を食べる場合は量を決めておく
どうしてもジャンクフードやお菓子が食べたくなることもあります。まったく食べないというのもつまらないですし、ストレスが溜まってしまいますが、やはり食べすぎはよくありません。
できるだけ体に負担がないものを選ぶ、食べる量をあらかじめ決めておくなどして対応しましょう。
（5）可能な限り早く寝る
睡眠は体を適切に機能させるために必要です。また、早く寝れば無駄な間食を減らすことができます。寝る前に、ベッドの上でできる軽いストレッチなどをすると、より深い眠りが得られるでしょう。
4：メリハリはいいことばかり
体のメリハリも生活のメリハリも、現在使われている意味での「メリハリ」は私たちにとっていいことばかり。無理せず、楽しみながらメリハリのある毎日にしていきたいものですね。
