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同棲するとセックスレスになりやすいってホント?実体験ベースで原因と解決法を考えてみた

ミクニ シオリ

ミクニ シオリS.Mikuni

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同棲からの破局…それはセックスレスの影響が大きい

好きな人と、ラブラブな同棲を経て結婚……というのは、恋愛のある種の理想型。しかし同棲生活には、「ここがこじれるとマズイ!」という3つの罠が存在すると思います。私自身の失敗をもとに、これまで「お金問題」と、「家事分担の問題」について、同棲失敗体験から得た教訓をお話してきましたが、3つ目となるのが「セックスレス問題」です。

この問題は、私の中で最もしんどかったもの。なぜなら、いくらお金や家事の分担で揉めても、セックスさえしていれば、お互いもっと素直になれたかもしれないから。激しい口論になっても、その日の最後にキスしてハグして、セックスして仲直り……これがあれば、もっと違った結末があったように思えるのです。

なぜセックスレスになったのか…振り返ってみた

同棲して半年でセックスレスに

セックスレスに悩むカップルや夫婦は多いですし、カップルそれぞれの理由があるでしょう。

私たちの場合は彼が起点となってのセックスレス。私から誘っていましたが、断られるということが続くと、自分自身を否定されたかのような気持ちになるんです。今思うと、これが原因で、ほかのことでも怒りっぽくなっていた気がします。

生活スタイルの違いからベッドは別々に

私たちの場合、明らかな元凶は寝室を別々にしたこと。フリーライターとして、深夜まで仕事をしていることが多い私と、サラリーマンとして、朝晩ちゃんとした生活サイクルを守る彼。お互いの生活リズムを考えた結果、2LDKのマンションを借りて、リビングとお互いの部屋という分け方をした結果、ベッドも別々に持つことになりました。

それでも最初のころは「休日になったら、枕を持ってお互いの寝室に遊びに行こう」と言って、一緒に眠っていました。

「疲れている」という理由で一緒に寝ることを断られるように

それがいつからか、彼に一緒に寝ることを断られるようになったのです。しかも理由は「疲れている」といった、ふんわりしたもの。

一緒に寝ることすら断られることがつらくて、私はよく泣きました。同じベッドでさえ寝ていれば、こうはならなかったのかも、と思いながら……。もちろん同じベッドで寝ていてもセックスレスになってしまうカップルもたくさんいるので、それだけではダメなのかもしれません。

でも生活リズムやパーソナルスペースを大事にした結果、心の距離も開きすぎてしまったような気がしています。

本質的な問題は「セックスの優先順位」の違い

「忙しい」の一点張りで、話し合いに応じてくれない彼

しかし、この寝室問題というのは、小さな元凶に過ぎません。もっと本質的な問題は、私と彼の「セックスの優先順位」が違ったことです。

ある日彼に、「私は外で発散してきたほうがいいのかな?」と言ってしまったことがありました。すると彼はすごく悲しそうな困ったような顔をして「それは……嫌に決まってるじゃん」と言いました。

そのときは5回くらい連続でセックスを断られたときのことで、私も思い詰めていたのです。すぐに論点がずれていることに気づいて、懸命にこの問題について話し合おうとしました……。

でも、彼は「なぜしたくないのか」と聞いても「忙しいし、疲れている」と言うばかり。しかも、それに付け加えるかのように「もっと家事をやってくれたら、そのための時間を作れるかも」なんて……。「私は恋人とセックスをするために、家事を頑張らなくてはいけないのか」ということが腑に落ちず、さらに悲しくなりました。

彼は「セックスの優先順位が高くなかった」だけ

今、冷静に振り返ると、彼の本心は「セックスの優先順位が高くない」というただそれだけだったように思います。つまり、性欲がそこまでなかったのです。

彼からすれば、家族的な感じになってしまったとか、すっぴんの私に性欲をわかないとか、いろいろ細かい理由はあったのでしょう。しかし、そういうことはまったく言ってくれない……。すべて「忙しい」という言葉で片づけて、話し合いに取り合ってくれませんでした。

こうして、彼氏はしたくない、私はしたいという平行線に。私たちのセックス問題は、優先順位の違いで、ただただこじれていく一方でした。

【同棲失敗から得た教訓】それでも彼に話し合いを求めるべきだった

セックスの問題は正面から向き合いにくいテーマ

では、どうするべきだったのでしょうか。私はシャットアウト状態の彼に、それでもセックスについて、話し合いを求めるべきだった。今はそう思います。

そもそも、彼が私に本音を言えなかったように、セックスにまつわる話はお金や家事の問題と違って、真っ向から向き合いにくいトピックです。しかも、セックスのプライオリティは人それぞれ。「普通」や「正解」がない中で、誰も悪くないからこそ、問題を問題として認識しにくいところもあります。

しかし、話し合いができないと、一方的に我慢を強いられます。

どの頻度でならできるかを、しっかり話し合うべきだった

だからその問題の難しさについても丁寧に彼に説明したうえで、どの頻度でならできるかを、しっかり話し合う必要があったのです。

セックスしたい側も、したくない気持ちをわかってあげないといけないし、したくない人も、したい気持ちをわかってあげないといけない。それを「セックスしない」という事実だけで片付けてしまうと、一方の主張に寄りすぎてしまう……と思います。

突きつめて話をすることを怖がってしまったため、私たちはセックスレスのまま別れてしまいましたが、どれだけ時間を使っても、お互いにこの問題に向き合うべきだったと、今でも思います。

恋人との問題解決は、結局話し合いがいちばん大事

同棲失敗から得た教訓について、3回に渡ってお送りしてきましたが、私はこれらの問題を通して、結局、恋人との間に起こる問題のすべては、話し合って解決するしかないという学びを得ました。

近い人だからこそ敬意を持ちながら、本音で話す。そうやって話し合いを続けることができるカップルだけが、いい関係を続けていられるのではないでしょうか。

さて、「結婚したい」が叶うヒントを、自分になりに考えることをテーマにしたこのシリーズ。次回は、結婚したい女子がよく口にする「いい人がいれば結婚したい」という言葉の落とし穴について語ります!

ラブライター
ミクニシオリ

1992年生まれのフリーライター。広告業界で絵にかいたような体育会系営業を経験した後、2017年からライター・エディターとして独立。週刊誌やWEBメディアを中心に、恋愛の考察記事を寄稿中。人好きゆえの圧倒的出会い経験をもとに、Twitterでは恋愛相談にも回答しています。