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「いい人がいれば結婚したい」と言っていると結婚できないかもよ!この言葉が危険な理由

ミクニ シオリ

ミクニ シオリS.Mikuni

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「いい人がいたら結婚したい」なんて言ってるうちは結婚できない!

もうすぐ29歳になる私も、かつては「いい人がいたら結婚したいなぁ」と言っていました。28歳の誕生日を迎えるまでは、確実にそうだったような気がします。

これまで、なんとなく「絶対に結婚したい」と発言することをイケてないコトだと思っていました。「結婚」という人生のイベントを必須に感じてしまっていることが、どこか逃避のように感じていました。

それに合コンや飲み会、あるいは恋愛記事の取材でさまざまな男性の話を聞いていると、とにかく「責任を負うのが怖い」と思っている人が多いこと……。それもあって、「結婚願望が強い=モテない」と考えていたのです。

だからずっと「結婚願望あるの?」と聞かれると、決まって「いい人がいたらしたいかなぁ(別に今スグじゃなくってもいい)」と、余裕のある女を演じていたのですが、

こんなことを言っていたこともあって、私は今も結婚していない。だけど、このコロナ禍もあり、結婚願望は強まるばかり……。その焦りのせいで、たいして吟味せず、結果的に結婚する気のない男ばかりと付き合っていたような気がします。

よくある「いい人がいたら結婚したい」という考えが、こうした「何も残らない恋愛」につながり、それが恐ろしく危険だと考えたのです。

結婚はこの上なく「現実」だと思い知った出来事

コロナ禍の影響で「やっぱり結婚したい」へ

私のフリーランスのライターという職業も、ばっちりコロナの影響を受けて、一時期収入がガクッと下がりました。そのとき、ひとりで生きていくことの大変さ、支え合う人のいない寂しさを思い知りました。ひとつひとつなくなっていく仕事。このまま仕事がなくなったら、私はどうなるのだろう……。

私のせいじゃない、これはコロナのせい。そう自分に言い聞かせても、それまで積み重ねてきた自信が失われていくような気持ちでした。フリーランスで生きてきている以上、何の保証もないし、誰も助けてくれない。これからも、ずっと私は、このしんどさとひとりで戦っていかなければならないのか……。

しかも、世に言う「結婚適齢期」であるため、周りの女性は完全に結婚ラッシュ&ベビーブーム。大切な友人たちと、人生のステップがズレていく中、私にも支え合えるパートナーがいたなら……と強く思うようになってきました。ちょっとした刺激をくれる恋愛はもういい。しっかりと愛情で結ばれた、一緒に生きていける人。「彼氏」というライトな響きじゃなく、「パートナー」と呼べるような、固いキズナを証明できる相手がいい……。

こうして「いい人がいたら結婚したい」という私のぼんやりした気持ちは、「今すぐ結婚したい」に変わっていきました。

「プレ結婚生活」という名の同棲生活で思い知った現実

そんな心境の変化にのせて始めたのが、「同棲」という名のプレ結婚生活。彼氏の存在は正直ありがたく、それまでの私のしんどさが半減したような気持ちになりました。落ち込んでいても「俺がいるよ」と言ってくれる彼。その言葉がどんなに心強く、ありがたかったことか。それは言葉ではいい表せないほどでした。

結婚すれば天国というわけではないことも、もちろん知っています。でも、結婚は墓場というわけでもない。つらいときに支え合える人がいることの大事さに気づかされたのです。

でも、それは最初だけだったという現実の皮肉さ……。

希望の光であった彼とのプレ結婚生活は、思ったものとは全然違うものでした。過去記事でもお話ししたように、「お金の問題」、「家事分担の問題」、そして「セックスレス問題」と、それはコロナ以前にさまざまな問題が横たわっていたのです。一時的にコロナの苦しさが拭われたのは事実でしたが、人と生きていくのは、もともとそんなに甘くはなかったことを、このとき初めて知ったのです。

そして、私はやっと気づいたのです。結婚はこの上なく「現実」だということに……。

「いい人がいれば結婚したい」の正体

結婚生活は今よりも「楽しく」はならない

27歳までの「いい人がいれば結婚したい」と言っていた私。その真意は、「とりあえず今の楽しい生活を維持することがベース。でもそれを超える楽しさがあるなら、結婚を選択してもいい」ということでした。そう、これが「いい人がいれば結婚したい」の正体。

結婚生活というのは、金銭的にも人生的にもお互いを支え合うことであり、「楽しいだけの日常」ではないはず。彼と一緒に暮らすことで、心強さはあったものの、さらなる多くの問題にぶち当たった私は、結婚というのは、それまでの生活をさらに楽しくしてくれるわけではない。そんな都合のいいものじゃない。そう思い知ったのです。

「いい人がいれば結婚したい」は、現実を見てない証拠

この同棲の失敗という経験がなかったら、もしかするとずっとその理想を追い続けていたかも。だからこそ思うのは、「いい人がいれば結婚したいい」と思っているうちは、きっと現実を見ていない証拠。結婚はもっともっと現実的なもの。だから結婚がしたいなら、もっともっと現実的に結婚に向き合わないといけない。

どうして結婚したいのか。どんな生活、人生を送りたいのか。そして、それはどんな人となら実現できそうなのか。もっと自分自身を深く掘り下げる必要があると思ったのです。

もちろん、私がこんな考えをもったのがごく最近のことです。だから、まだまだはじめの一歩。今の自分に現実的に合う人を、これから模索していかないといけないと思っています。

「いい人がいたら結婚したい」という人はこんな質問を自分自身に問いかけて!

「いい人がいたら結婚したい」という人には、まず、こんな問いを自分に投げかけてみてほしいのです。

「いい人がいなければ、結婚しなくてもいいのか?」

老人になってから寂しくなるかもしれない。一生自分で自分を養っていくことができるのか。いい人が見つからなければ結婚しない人生でもいいと、言い切ることができるのだろうか。

もちろん、シンプルに理想の相手とでないと、結婚という永遠の約束を交わしたくない。だからいい人がいなかったら結婚しなくてもいいと決めているなら「いい人がいたら結婚したい」で何ら問題はありません。

でも「いい人がいたら結婚したい」と言って、いつか本当に結婚したいと思っているなら、私と一緒に結婚という現実に一緒に向き合っていきませんか。

次回は、新しい時代の「モテ」について。コロナ禍を経て変化した価値観にハマる、進化した「モテ」について、たっぷり語ります!

ラブライター
ミクニシオリ

1992年生まれのフリーライター。広告業界で絵にかいたような体育会系営業を経験した後、2017年からライター・エディターとして独立。週刊誌やWEBメディアを中心に、恋愛の考察記事を寄稿中。人好きゆえの圧倒的出会い経験をもとに、Twitterでは恋愛相談にも回答しています。