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誤爆とは?誤爆LINEしたときのリカバリー方法まとめ

松田優

松田優Y.Matsuda

目次

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1:誤爆とは?意味を解説

「誤爆」とは「誤った攻撃をする」という意味の言葉ですが、日常会話で使われる場合は「関係のない相手に間違った内容のLINEや返信をしてしまうこと」という意味で使われています。

加えて、その内容が相手を不快にさせたり、失礼にあたるものであったり、やってはいけない失敗をしてしまったという強調も含めて「誤爆」を使う傾向があります。

2:浮気バレも…SNSでの誤爆の事件簿5つ

まずい、と思ったときにはもう遅い。既読がついてしまったらどうしようもないのが怖いところ。誤爆LINEが巻き起こした事件を見てみましょう。

(1)内緒のお出掛けがバレた

「サークルの友達と何人かでプチ旅行に。大人数では予定を合わせるのも大変なので、少数で行ったのですが、うっかり写真をグループLINEに誤爆。

即既読がついてしまって、ごまかしようもなくて。旅行に誘わなかったメンバーからは、冷たいとか薄情とか怒られてしまいました」(Yさん・20歳/大学生)

(2)怪しい待ち合わせのLINE

「出張中の彼から待ち合わせの時間を知らせるLINEが入ってびっくり。おかしいなと思っていたら、送信取り消しをされてますます怪しい。すぐに電話をかけたんですが、仕事相手と間違えたって言うんです。

でも、絵文字もついてたし何か変。問いただしたら、出張は真っ赤な嘘で浮気相手と食事に行く約束をしてたみたい。思わぬひと言から尻尾を掴むことができました」(Eさん・29歳/医療事務)

(3)恋人へのLINEを上司に

「付き合いたての彼女へのラブラブLINEを上司に送ってしまいました。

甘えモード全開で“会いたい”とか“大好きでちゅ”とか……思い出しただけで、顔から火が出そうになるくらい恥ずかしかったです。当然、上司にはしばらくこのネタでからかわれました」(Tさん・32歳/不動産営業)

(4)誤爆でオタバレ

「アニメオタクであることを周囲に言えないまま何年も過ごしていた私。好きなアニメの新作に感動してオタクモード全開の考察トークをアニメ仲間に送ったつもりが、送信先は会社の同僚。“急にどうしたの?”って言われて初めて気がついて、卒倒しそうになりました。

カミングアウトできたことで楽になりましたけど、あのときは焦っちゃいました」(Iさん・26歳/美容師)

(5)片思いの相手に

「“片思いの相手に告白するか迷っている”って、本人に送ってしまいました。その人のことばかり考えていたからか、友人ではなく相手のトーク画面を開いていたみたい。

しかも、既に恋人がいたみたいでそのままふられてしまいました。恥ずかしいし、気まずいし最悪です」(Nさん・27歳/ショップ店員)

3:削除するのがいい?誤爆LINE送ったときのリカバリー方法5つ

人間誰しも間違いはあるもの。誤爆LINEを送ってしまったら、上手にフォローして挽回しましょう。

(1)送信取り消しをする

誤爆してまず一番最初に考えるのは、間違った内容を削除することですよね。相手が既読する前に「送信取り消し」をして、送った内容を取り消すことができればセーフ。

「送信を取り消しました」というメッセージは残ってしまいますが、誤爆した内容を見られるよりずっといいでしょう。ただ、バージョンによっては、送信取り消し機能がないものもあるので注意が必要です。

(2)素直に謝る

相手が既に読んでしまっているのであれば、素直に謝ってしまいましょう。「間違っちゃった、ごめんね」と言えば、相手も理解してくれるはず。

その際、あまり深刻に謝りすぎると大袈裟になってしまうかも。話題を引っ張りすぎないためにも、サラッと謝るぐらいで済ませておけば、相手もすぐに忘れてくれるでしょう。

(3)間違っていないふりをする

内容によっては、あえてそのままトークを続けるという手もアリ。ごく限られたケースにしか使うことができませんが、上手く会話を成立させられれば、誤爆自体なかったことにできます。

誤爆LINEのあとに、話の辻褄を合わせるために追加の文章を送ってみるのも可。少しぐらい違和感があっても、ゴリ押しでなんとかできるかもしれません。

(4)誤爆を伝えた上で会話を続ける

相談や悩み事などを誤爆してしまった場合、間違えたことを伝えた上でそのまま相談してみるのもいいかも。話題に関係のない相手であったとしても、「あなたならどう思う?」と聞いてみれば、違う視点からアドバイスしてもらえるかもしれません。

また、食事や映画など遊びの誘いであれば、誤爆した相手もついでに誘ってしまうのも悪くありません。その場合、最初から声を掛けるつもりだった体を装うのを忘れずに。

(5)電話する

相手にとってよくない内容を送ってしまった場合、LINEで謝るだけではなく、電話をして直接謝罪したほうがいいこともあります。文字だけでは伝わりにくい誠意も、話をすればわかってもらいやすいでしょう。

相手を悪く言うような内容や内緒の話など、気分を害してしまうことを誤爆してしまったら、しっかり謝ってその後の関係になるべく影響が残らないよう努力すべきです。

4:誤爆を防ぐためにはどうしたらいい?3つ

肝が冷える誤爆LINEは、できれば未然に防ぎたいところ。防止策として役立つ方法を3つピックアップしてみました。

(1)トーク場面の背景を変える

トーク画面の背景を初期設定のままにしておくと、トーク画面を開いたときに違いがないため誤爆が起こりやすくなってしまいます。

友人、家族、恋人、仕事関係者……それぞれトークの背景を変えておけば、よっぽどでない限り文章を打っている間に気づくことができるはず。特に間違えたくない相手は、はっきり違いのわかるビビットカラーの背景にしたり、相手の顔写真にしておいたりするのも対策のひとつです。

(2)トークをピン留めしておく

よく使うトークを「ピン留め」しておけば、優先順位もわかりやすく便利です。ピン留めは、トーク一覧画面でピン留めしたいトークを右にスワイプし、押しピンのイラストがついたマークをタップするだけでOK。

よく使うトークをリストの上部置いておくことができるので、他のトークとの差別化も簡単。頻繁にLINEを返す相手をピン留めしておけば、間違い防止にも一役買ってくれるでしょう。

(3)Enterで送信しない設定にしておく

文章を打っている最中に、うっかりEnterを押してしまって誤送信……あるあるの失敗を防止するには、Enterで送信する機能を外しておけば大丈夫。トークの設定画面のなかにある、「Enterキーで送信」という部分のチェックを外しておけば、Enterを押しただけで送信されることはなくなります。

早く文章を送信したい人には、少々もどかしい設定になってしまうかもしれませんが、誤爆が多い人に断然おすすめの方法です。

5:まとめ

どれだけ気を付けていても、うっかりやってしまうのが誤爆の怖いところ。特に、疲れや眠気が溜まっているときなど、余裕がないときほど起こりがちです。

可愛い誤爆ならまだしも、深刻な誤爆であれば、人間関係にヒビが入る危険性も。余裕のないときこそ気を引き締めて、しっかり確認していきましょう。