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【令和最新版】理想の上司像とは?その特徴と「この人の下で働きたい!」と思う有名人

槻谷岳大

槻谷岳大T.Tsukitani

目次

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1:実はフリーザ様が理想の上司?理想の上司像とは…

大人気コミック「ドラゴンボール」で、最強の敵キャラとして登場した「フリーザ」は、実は理想の上司のモデルだったのではないかといわれます。

部下をさん付で呼ぶ丁寧な言葉遣いや、「1時間たってもベジータをここにつれてくることができなかったら この私があなたを殺します」(ミスをしたザーボンへの指示)や「どうかな ボクの下で働いてみる気はないか?」(闘いの序盤、敵である悟空をスカウト)など、指示が明確であり、信賞必罰です。

優秀な人材の抜擢など、タフな競争を引っ張るタイプの理想の上司の一面があるかもしれません。とはいえ、筆者自身、ここまでキツイ上司は嫌ですが……(笑)。

2:理想の上司になるには?みんなの理想の上司の条件5つ

ではさっそく、理想の上司の条件を、体験談をもとにまとめてみました。

(1)決断力

「入社して3人の上司についたが、最初の上司は厳しい人で、キツイと感じたが、あとのふたりが決断力が低いタイプで……。いかに最初の上司が偉大だったのかいうことに、後から気がつきました」(Aさん・33歳男性/自動車メーカー)

上司の決断力があるかないかで、部下の仕事がスムーズに進むか、そうでないかの差は歴然となります。決断力がある上司は、視野も多角的。部下に「将来自分もこうなりたい」と思わせることができるでしょう。

(2)誰にでも公平

「どの部下に対しても、また経営層に対しても、常に態度を変えずに、公平に接することができる上司は信頼できます。また“あんな人になりたい”と思うことで、仕事のモチベーションを高めることにも」(Bさん・27歳女性/金融業)

上には媚びへつらい、下には横柄……そんな上司は信用できませんよね。とはいえ、誰にでも公平に接するというのは、なかなか大変なこと。それだけの器がなければできないことです。

(3)人材育成ができる

「以前の上司は仕事でうまくいくたび褒めてくれて、モチベーションが非常に高まりました。一方で、ときには厳しく叱ってくれることも。でも叱咤されても、次回は頑張ろうという気になる自分がいて、成長できている実感が沸いてきました」(Cさん・28歳男性/営業職)

後輩育成に心を配る上司は、必要なサポートもしてくれるので、部下との信頼や安心感が生まれやすいものです。理想の上司の大きな条件といえるでしょう。

(4)コミュニケーション力が高い

「信頼できると感じていた以前の上司は、普段から頻繁に声をかけてくれて、話しやすくて信頼感につながっていました。たまに飲みにつれて行ってくれて、仕事の悩みを聞いてくれるし、困ったときは適切なアドバイスをくれました」(Iさん・29歳男性/アパレル)

普段から積極的に会話し、部下とコミュニケーションを取ることに長けている上司は良い人間関係を築けることが多いようです。

(5)いつも冷静で感情的にならない

「今の上司は常に冷静に、論理的に問題点の指摘と解決法を提示してくれるので仕事がやりやすいです。他部署とのハードワークも多いけど、感情的にならないところも安心できます」(Hさん・32歳女性/物流業)

いい上司に必要なものひとつ、一貫性。気分によっていうことが変わったり、それを見極めなければいけないのは、部下としては徒労感があります。理想の上司たるもの、感情を表に出してはならないようです。

3:理想の上司になりそうな有名人3選【男性編】

続いては、理想の上司になりそうな有名人を、筆者の独断と偏見でまとめてみました。まずは男性から。

(1)木村拓哉

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木村拓哉さんはドラマ「HERO」での検事役や、「BG~身辺警護人~」のボディガード役など、常に信念をもって、決断できる役柄がハマり役。このイメージこそ、理想の上司の形といえるのではないでしょうか。ときには突飛な手段を使う場合もありますが、結果的に自然と周りの人間を感化し成長させていることが多いような印象があります。

(2)北大路欣也

大ヒットしたドラマ「半沢直樹」において、主人公が務める銀行の頭取役を演じたのが、北大路欣也さん。この役は威厳のある見た目で、表向きはバランス良く大物政治家などに対応しつつ、主人公の半沢直樹を異動させるなど、最初はその本意が不明でした。

しかし、そこには強い信念があり、後進である半沢などを成長させようと苦心していたことが明らかになります。そこに理想の上司の姿を見た人もいるのではないでしょうか。

(3)木梨憲武

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木梨憲武さんといえば、伝説のパロディ「仮面ノリダー」の印象が筆者にとってはいまだに強いですが、そのころ、ちびノリダーを演じていた伊藤淳史さんと、30年越しの仲の良い共演をされている様子も、部下との信頼感を育むことのできる理想の上司をイメージさせます。

4:理想の上司になりそうな有名人3選【女性編】

続いては、女性編をお届けします。

(1)水ト麻美

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日テレの朝の顔として活躍する水トアナは近年、女性の理想の上司としての呼び声が高まっています。朝の爽やかな笑顔と、親しみやすいキャラクターが、高いコミュニケーション能力を感じさせるのでしょう。水トさんが上司なら、いつでも悩みを親身に聞いてくれて、仕事がうまくいきそうという印象があるのかもしれません。

(2)松雪泰子

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映画『フラガール』で演じた、信念のある女性が印象的だった松雪泰子さん。作中では、その熱い思いで多くのフラダンスの生徒を輩出しましたが、人材育成という意味で、理想の上司像をイメージさせるのでしょう。

(3)田中みな実

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最近はファッションリーダーとして絶大な支持を得る田中みな実さんも、理想の上司の要素を備えてるのではないかと筆者は感じます。

テレビのトーク番組などで見られる頭の回転の速いコミュニケーション能力は、部下からすると憧れ。それでいて、他人への接し方なども、公平で配慮があります。ときに悪くいわれることもありますが、周囲の部下からは慕われる上司になるのではないでしょうか。

5:ドラマ「理想の上司」とは?

「理想の上司」とは、1997年にTBSで放送された人気ドラマです。長塚京三さん演じる旅行代理店の中間管理職が、上司からリストラしろと命令を受けた松雪泰子さんはじめ女子社員3名を、何とか生き残らせようと苦慮するドラマ。

当時は第二次平成不況の真っただ中。大手金融機関が倒産するなど不安が広がっており、同じ境遇のサラリーマンなどに共感されて人気ドラマとなりました。

「失われた30年」といわれる日本の長期停滞のまだ序盤でしたが、不況下で部下を思い奔走する、理想の上司の走りだったのかもしれません。

 6:まとめ

自分から希望していたわけでなくても、年齢や年次が上がるにつれて自然とマネージャーなどの上司になった人もいるでしょう。そして、なった以上は、部下とその家族など多くの人生に関わる責任ある立場になることが多いです。

どうせやるならば自分も楽しみつつ、部下からも慕われる「理想の上司」を目指していけたらいいのではないかと思います。