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三十路女のリアル!20代女子との違いと30代女性が卑屈にならない方法

松田優

松田優Y.Matsuda

目次

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1:彼氏ナシ、実家暮らしの三十路女はイタイ?

三十路、つまり30歳ともなれば、世間も認める立派な大人の年齢です。家庭を持ち始める人も多く、自立した生活をしていて当たり前とみなされるころ。

ところが、三十路をすぎても実家暮らしで親に甘えてばかりとなると……やや成熟していない印象を受けるかもしれません。

さらに恋人もいない場合、実家から離れる=自立する理由もなく、ズルズルと住み続けてしまうパターンもあるある。居心地の良さに油断していると、世の中から取り残されてしまう危険性も潜んでいるのです。

2:三十路女は20代とは何が違う?その特徴5つ

三十路を迎えたからこそ起こる変化について、具体的な特徴を5つピックアップしてみました。

(1)恋愛に対して慎重になる

好きになるのも別れるのも簡単だった20代と違い、ひとつひとつの恋愛に対して慎重になるのが、「三十路女」の特徴。恋愛経験を積んで落ち着いているという面もありますが、恋愛を結婚とほぼイコールで捉える意識が強くなることも理由のひとつです。

好みの男性だからといって、将来家庭を築きたい相手であるとは限りません。あらゆる面での相性を考慮し、恋愛に対してさらにシビアに。気持ちだけで突っ走るのではなく、冷静に関係を進める傾向にあります。

(2)肌の衰え

三十路を迎えた実感をいちばん感じる箇所といえば、ダントツ「肌」。夜更かしも不摂生もなんのその、肌荒れしてもすぐに治っていたのは20代までの話。30代ともなると、老化の足音が聞こえてくる年齢なのです。肌のハリ、乾燥、皺……20代のころには考えもしなかった、アンチエイジングという言葉が身に染みてくるはず。

(3)経験が豊富

年齢を重ねることを嘆く女性は多いですが、デメリットばかりではありません。三十路女には、これまで培ってきた経験という財産があります。恋愛、人付き合い、仕事、お金……あらゆる面での人生経験が、人としての深みとなるのです。誰かを頼る立場から、頼られる立場へのステップアップ。経験の豊富さが、女性としての魅力を後押ししてくれるはず。

(4)仕事ヘの責任感

「やらされる」という意識が少なからずあった人でも、三十路ともなれば、仕事に取り組む姿勢も変わってきます。実績を積み、トラブルへの対応力もつき、頼れる存在として周りからも一目置かれていくころです。仕事に対して受け身ではなく、自ら積極的に切り開いていくことのできる年齢と言えそう。

一方で、30歳を機に転職を考える人も。あらゆる意味で仕事への姿勢が変化してくる時期なのです。

(5)金銭感覚もシビアに

お給料を好きなだけ使って、貯金なんてまだまだ先。20代までの奔放な金銭感覚は、三十路をすぎると通用しません。本格的に将来のことを考え始める年代だからこそ、お金の問題を避けて通ることはできないのです。

周りの貯金額が気になったり、投資や株、個人年金など、資産運用に興味が出始める人も。上手なお金の使い方をマスターし始めるころでしょう。

3:三十路女が卑屈にならないためのマインドセット5つ

若さを羨むばかりでは、30代を悲惨にするだけ。前向きに年齢を重ねていくために意識しておきたいポイントを見てみましょう。

(1)常に「今日がいちばん若い」ということ

昔と今を比べ、年を取った自分を嘆くのは無意味なことです。時間は止めることも後戻りすることもできません。なんとなく過ごしている毎日でも、確実に前に進んでいるのだと自覚しておくべき。今日より若いときは、この先訪れることはないと胸に刻んで。1日1日を丁寧に積み重ねていきましょう。

(2)チャレンジ精神を捨てないこと

新しいことを始めるには、気力も体力も必要です。三十路をすぎると、その両方が徐々に失われていきます。チャレンジすることが億劫になり、つい保身に走ってしまうかもしれません。

ただ、それも10代や20代に比べての話であって、30代はまだまだ若く元気な年代であることを忘れないで。今更と諦めず、新しいことにどんどんチャレンジすれば、人生をさらに輝かせることができるはず。

(3)人は人、自分は自分

30代といえば、人生で最も変化の多い年代です。自分自身だけでなく、周囲の環境も目まぐるしく変わっていくでしょう。そのため、他人と自分を比べてしまいやすい時期でもあります。

結婚をしていない、仕事がうまくいっていない、恋人がいない……ネガティブなことほど目につきやすく、不安になることもしばしば。ただ、比べすぎて自分の人生を楽しめないのはナンセンスです。

人は人、他人は他人。結局、他人の人生を生きることはできないのだと肝に銘じておくべき。

(4)視野を広げること

狭い世界で生きていると、どうしても価値観が固定されてしまいます。人生には決まりも法則もありません。何歳までに結婚、何歳までにいくら貯める……小さなことに捉われて、今の自分を見失ってしまうのは本末転倒もいいところです。

それよりも、さまざまな可能性に目を向けて、狭い世界での価値観に捉われず広い視野で世の中を見つめるほうが、よっぽど人生を明るくしてくれるでしょう。

(5)落ち込みからの回復方法を決めておく

前向きにポジティブにという理想はあっても、落ち込むこともあれば傷つくこともあって当たり前。気分が下降したときのために、元気になる方法を身につけておくと安心です。

美味しいものを食べる、ブランドものバッグを買う、引っ越しや旅行など、気分をがらりと変える方法を知っておけば、いざというとき精神状態を自分の力で安定させることができるはず。

4:三十路女性へ誕生日プレゼントを贈るときの注意点3つ

目の肥えた三十路女性へのプレゼントを選ぶには、以下の3つのポイントを押さえておきましょう。

(1)流行に捉われすぎない

流行りのものはプレゼントしやすいですが、三十路女性の御眼鏡に叶うかは疑問。トレンドアイテムだからといって、喜んで飛びつく年代ではないでしょう。流行りだからと安易にプレゼントを選ぶよりは、クラシックで良質なもののほうが三十路女性のツボをつくはずです。

(2)安っぽいものは避ける

本当に良いもの、価値のあるものを知っている年代の女性に、あまりチープなものを贈るのは好ましくありません。量より質を重視して、ささやかでもラグジュアリー感のあるものをセレクトするほうが、喜ばれるでしょう。

食品などをプレゼントする際は特に気をつけて。チェーン店のものは避けたほうが無難でしょう。

(3)年齢を問わないものにする

三十路女性は自分がどう見られているかに関してとても敏感です。実用度を重視しすぎたプレゼントだと「華やかなものは似合わないと思われたのかしら」と不安になってしまいかねません。逆に、あまりに若者向けのものでは「若作りしていると思われているのかも」となってしまうのです。

年齢を限定するような贈り物は避け、幅広い年代にマッチする品物にしておくほうが無難でしょう。

5:まとめ

三十路というのは女性にとって大きな区切り。20代のころとどうしても比べてしまうかもしれませんが、過去があっての今があることを忘れないで。

30代の1日1日が、40代、50代の自分を作るのです。毎日を大事に、輝く日々を送ってくださいね。